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令和4年9月議会の一般質問

今回は次の3個項目を質問します。

1.防災行政について
(1)総合防災訓練等について
(2)避難所運営連絡会について
(3)防災家族会議について 

2.災害時における災害廃棄物の処理等について
(1)災害廃棄物処理の基本的な考え方について
(2)仮置場について
(3)福生市災害廃棄物対策マニュアル等について 

3.生涯学習の成果を地域に還元する取組について
(1)地域福祉講座「市民のもっとも身近な相談者~民生委員と保護司って  知ってますか?~」について
(2)今後の取組について



1.防災行政について

(1)総合防災訓練等について

 首都直下地震の発生が近づいていると言われ、マグニチュード5を超える地震も多く発生しています。また気候変動による風水害が甚大な被害をもたらしています。最上川の氾濫など記録的な豪雨災害が起こっています。

 言うまでもなく日ごろから備えることが大切であり、防災意識の高揚そして知識の向上を図ることが重要であると感じます。

 総合防災訓は地域の防災力向上に大きな役割を果たすものだと考えます。コロナ禍が続いていますが、感染防止に努めながら行う訓練は大変重要であると考えます。今年度も総合防災訓練を行うと聞いていますが、(1)として訓練の内容等について伺います。

(2)避難所運営連絡会について

 令和元年の台風19号のはまだ記憶に新しいところです。警戒レベル4以上になり1500名以上の市民が避難しました。

 さて、大規模な災害時に避難所の開設・運営が円滑に行われるためには、避難所運営連絡会が機能するよう、メンバーである市の職員、学校関係者(校長・副校長・教員)、地域住民(自主防災組織等)の間で十分に話し合い、避難所運営に関するコンセンサスを形成する必要があります。

 コロナ禍で各避難所運営連絡会の開催がままならない状況であったと思いますが、コロナ禍での開催状況について、昨年は、防災訓練後に全大会が行われていると聞いていますが、①近年の開催状況や内容等について、②また今年度の取り組みについてお伺いいたします。そして、避難所の管理運営責任は市が負うものとされており③「避難所管理責任者」が置かれるわけですが、その基本的な役割について伺います。

 また、福生市地域防災計画115頁にある避難所の運営方法の表に「④女性の視点での避難所運営につて」とありますが、避難所運営連絡会ではどのように検討されているのか、また新たに創設した女性消防団員のこの点に関する役割について伺います。

(3)防災家族会議について

 「防災家族会議」とは、ここでは、災害の時に家族が慌てずに行動できるように、実際に災害が発生した時のことを想定して定期的に開く防災に関する家族会議を指します。

 市民は平常時から災害に対する危機意識をもって自ら防災対策を実施するよう努めなければならず、もしもの時のために家族でルールを決めておくことや家具の転倒防止、水や非常食の確保などは重要な事であると考えます。

 しかしながら地域の声を聞くと、家族間での話し合いを持つ機会は非常に少ないように感じます。この点に関して、市もより積極的な取り組みを市民に促す必要があると考えますが、市の所見を伺います。


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