エターナル・サンシャイン
ある日突然、恋人の記憶から自分が消し去られたら…
それが人工的に施されたものだと知ったら、私だったらどうするだろう?
私にも忘れてしまいたい過去は数々あるけれど、大抵そういう過去には楽しかったり、嬉しかったりする想い出も一緒に絡まっていて…
『女の子は溜息をつくたびに幸せが手のひらからこぼれていくから、いつでもスマイルよ♪』
とは子供の頃に母から聞かされた言葉。
私だったらすべての記憶が大切な想い出だから、こういう手術を受けないけれど、もし受けたら記憶を消し去った瞬間、言いようのない虚無感や寂しさに苛まれそう。
そう、ちょうど思い出したいのに思い出せない出来事に遭遇したときのような……
主役のジョエル(ジム・キャリー)の捨て犬のような心ぼそそうな表情と別れてしまった恋人のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)の髪の色が印象的でした。
2007.09.29投稿
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