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ママ塾その後〜息子の場合

中2の息子のママ塾英語のこともその後を書いてなかった。
結論から先に書くと、現在の英語ママ塾は、模試やら実力テストやらの問題を一緒に解く、というスタイルになっている。

そして今はむしろ数学の方を重点的に教えている。

英語の顛末

カッコつけてBBC Learning Englishをベースにやってみたり、彼の好きなF1のニュース記事を一緒に読んだりしてみたが、英語を学ぶという点で彼のやる気や好奇心に火を点けるのは難しかった。

そのうち仕事や長女の大学受験もあって私が忙しくなり、続かなくなった…

で、新年度に受けた実力テスト。全然できてないかと思いきや、結構できてたりする。試しに一緒に解いてみたら、実は分かっている。英文も作れている。なぜそういう答えになるのかを訊いてもきちんと説明できたりする。
やっぱり三人称単数とかbe動詞の変化とか間違えはあるんだけど、重要なところは外してない。

これは一体どういうことなのか。
昭和の英語教育を受けてきた人間にはよくわからないけど、今のやり方でもそこそこ理解できるようになるってことなのか。
本人は「それでもわからないところがあるんだよ」と言うのだが、それは体系的に教わらないからかもしれない。(でも体系的に教えようとしても受け付けないんだから厄介極まりない。)

なので、何がわからないのかを知る意味でも、文法問題とか穴埋め問題などを一緒に解いて、わからないところを解説する方法に切り替えた。
これなら少なくとも彼の集中力は持つ。

そして数学をやる

英語の熱心さはあっという間に消えていったのに、突如「数学を教えてほしい」と言い出した。
彼が自らSOSを出す時は、かなり本気で何とかしたいと思っている時だ。
そしてこちらは英語と違ってやる気満々。
かなり焦っている模様。

元々数遊びなどが好きでセンスがあった彼としては、英語はそこそこできればいいけれど、数学がわからないと感じることはかなり辛いのだろう。

中学1年のどこでつまづいたのかを「小河式プリント中学数学基礎編」で確認して、一次方程式とその手前の文字式の混合計算でつまづいていることがわかったので、これから週末に少しずつキャッチアップしていく。

「一緒にやる」という極意

うちのママ塾は基本的に「一緒に解く」というスタイルになる。
「そんな手間のかかること...」と言われそうだが(実際に旦那にも呆れられるが)、これは間違いなく「勉強しろ」と言うだけよりもずっと効果が高いと思う。

実際に公立中高一貫の受検で合格した親御さんの体験記を読むと、問題を一緒に解いて乗り越えてきた人が多い。
それによって子どもがどこでつまづいているかわかるし、子どもも孤独に戦わなくていい。更に、間違えた親に子どもが教えることで子どもの理解はずっと深まる。何よりも親子で信頼関係が築ける。親は教えてあげられなくていいのだ。「一緒にやる」効用は大きい。

「勉強しろと言っても我が子は全然やらない」と嘆くならば、まずはちょっとでも一緒にやってみることだと思う。