エシカルな生産を目指して

Limer lanaではエシカルジュエリーをコンセプトに掲げています。

そこで今回はエシカルについてお話しします。

最近よく耳にするようになった『エシカル』という言葉
みなさんは知っていますか？

エシカルとは？
「倫理的な」という意味を持つ形容詞です。
簡単にいうと
"人や社会、環境や地球に優しく配慮した考え方や行動"

世界的な課題として、貧困、人権、気候変動の3つがあります。

これらの課題を同時に解決していくために
エシカルな商品を生産することを目指しています。

またそれらを配慮した正しい消費を"エシカル消費"といいます。

今みなさんが普段行っている買い物を思い出して下さい。
それは環境にも人にも優しい商品ですか？

エシカル商品とは少し焦点を変えることで
誰でも簡単にアクションを起こすことができるのです。

なぜ今"エシカル消費"が必要なのかを考えてみましょう。

Limer lanaでおこなっているエシカルへの取り組みとは？

①職業訓練/正当な賃金の支払い
②エシカルな材料の選択/脱プラスチック
③売上の一部を寄付

以上の3点を実践的に取り組みます。

・職業訓練

当店の商品を作っている生産者さんは
今までアクセサリーを作ったことの無い方がほとんどです。

まずは紹介して頂いた全てのお母さんに対し
ワークショップを行いアクセサリー作りの楽しさを体験してもらいます。
そこで基礎となる部分を身につけ自由に制作することで想像力も膨らませます。

当店では早く実際の商品を生産することで
色々な技術を取得し、生産においての大切なこと
給料を得ることの大変さを身を持って体感してもらうようにします。

もちろん始めはミスも多いです。
ですがクオリティには妥協することなく全て一緒に生産作業を行います。
わからない部分は質問し商品確認をすぐに行えるように。
そしてミスはすぐに修正をすることで技術向上に努めます。

・正当な賃金のお支払い

私たち消費者が積極的に求める安い商品の裏には
弱い立場にある途上国の生産者の犠牲があるといっても過言ではありません。

ものを作る過程で人を犠牲にするような方法はあってはならない。
その為にも生産された商品は適正な賃金をお支払いします。

1つの商品を作る上で時間、難易度、クオリティを考慮した上で
一人一人の生産者さんに合わせた給料設定をするように心がけています。

・材料の選択

使用している材料は可能な限り現地の素材を使用するようにしています。

アクセサリーだと主に貝殻やパールなどの海の素材
マクラメでは現地特産である天然素材など。

なるべく人工物ではなく天然、自然から生まれたものを
選択するように心がけています。

不要になった葉っぱや貝殻をいかにリユースするか。
使い方は様々です。それを模索し、デザインに落とし込みます。

使用する金属はクオリティを重視し日本から持ち込みます。

主に使用するのは14kgf。
色褪せがしにくく、半永久的なゴールドを保つことができる
そしてリーズナブルに楽しむことができるという利点があります。

・脱プラスチック

近年プラスチック問題が多く取りだたされています。
私もこの問題には大きく関心を寄せており
当ブランドではプラスチックを使用しないよう心がけています。

梱包には繰り返し他にも再利用できるように麻の巾着
発送時はダンボール
ぷちぷちもなるべく使わずペーパークッションを使用
値札付けには繰り返し使える安全ピン etc...

ですが一部では使用しているものもあります。
ビニールは保存状態も良く色褪せを防ぐことにも有能です。

使用している保存パックは繰り返し使えるように注意します。
また、委託販売などで一部商品は商品保護を目的とし
ビニールを使用した販売方法も採用しています。

これらも今後の課題として商品にも環境にも優しく
配慮したものを模索していきます。

・売上の一部を寄付

当店では売上の一部を現地の子供たちの
教育支援、生活支援に使用させていただきます。

これらは現地の協力者様、NGO団体を通し寄付させて頂きます。

生産で滞在時は週末に開かれるNGO団体様の
ボランティア活動に参加させて頂いております。
そこで実際に子供たちとふれあい、自分の目で見て現状を知ります。

また個人で洋服の寄付をおこなっています。

現地の子供たちは新品の服を買うこともできず
外で遊びまわってる子供たちの着ている服は
洗っても取れない汚れがついて穴が空いていたり破れていたり。

主に生産者さんや生産地の子供たちを中心に
手渡しでお渡しするようにしています。

どこの国でもみんなおしゃれが大好き。
持っていった時の子供たちの笑顔や喜び様が本当可愛くて
いつもテンションMAXでバーゲンセール状態です！

これらの活動を含め
商品の生産・企画・販売において発展途上国への貢献を目的とし
人や環境に優しい商品を一般の方に提供
を大きなテーマとして掲げます。

これからも活動の詳細や新たな取り組みなど記事にしていきます。