decision-解説的エッセイ-
1年間連続投稿記念として発表した楽曲。だからこそ、明るい曲にしようと思ったものの、このような形の楽曲を出すことにした。
実はメジャーキーの楽曲ではあるものの、個人的にE♭の楽曲はメジャーでも暗く聞こえてしまうような、そういうキーである。多分今の心境というか、そういうのが出ているのだと思う。だからこそ、この曲名を決断という意味でdecisionとした。
ここ数日のエッセイを読んで頂いている方はご存じだと思うが、退職する決意までの想いを綴ってきたのだが、今回はその気持ちを抱えながら、私は今の現場を卒業する事にした。その卒業の曲として、前向きに、しかし決して前向きな意味で去る訳でもないので、メジャーキーにしてみたものの、何処か寂しげのある楽曲に仕上がった。
結構このエッセイで後輩を責めるような内容を綴ってしまったのだが、辞める理由がこれって言う話でもない。むしろ、退職理由の1割にも満たない。が、9割5分まで揃っていた退職理由の積み重なりの最後として、エッセイで綴ってきた後輩に対する想いで10割で条件達成したというだけの話である。
厳密に言えば決断を下したその日が、何を考えるにもポジティブに物事を考えることが出来る一番良い日だったので、退職届けを提出するまでに至った。少しでも天気が微妙な日だったら、きっと私はまた今回の怒りを抑えてしまい、まだ今の店舗で活動する事だけを考えてしまい、将来の事からまた目を背けてしまうような気がした。
この楽曲名はdecisionではあるが、私にとっては卒業であり、門出であり、この先の未来を歩んでいく為の覚悟の決意が籠った決断を表したつもり。それでも悲しく聞こえるのは、何だかんだ言いながらも、今の職場は好きだったし、誇りを持って職務に付いていた。少なくとも正社員として働いていた頃の職場よりも。
今度はもっと前向きな楽曲を作れたいいなと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?