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【らいむ回顧】ラップでレースを振り返る!【宝塚記念】

こんばんは!碧馬らいむです🍀🐴

今回は宝塚記念の回顧です!🐎
ラップと映像を紐解いて一緒にレースを振り返っていきましょう!

※この回顧にはボク自身の主観も含まれています。ボクの考えが全て合っているとは思いませんし、見る人によっては違う見解になると思います。ラップとレース映像を照らし合わせてボク自身が感じたことを書き記していますので少しでも振り返りの参考になれば嬉しいです。

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🍀宝塚記念🍀

-コースの特徴とレースのポイント-

【阪神芝2200mコース図】

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【コースの特徴】
阪神芝2200mはスタート後が下り坂となっており、1コーナーまでの距離も長いため前半のペースが速くなりやすいコースです。
また、阪神内回りコースは残り800m付近から下り坂となるため早めにペースが上がりやすく、コーナーで加速する器用さや最後までバテずに走り切る持続力が求められるコースです。

【宝塚記念のポイント】
(6月26日らいむの狙いむより)
今回はハイペースで逃げるスタイルを得意としているパンサラッサがいるため、ハイペースに強い子持続力に優れている子を評価したいと考えています。
また、阪神開催は2週目で過去の宝塚記念よりも馬場が荒れておらず内有利なコンディション。例年よりもタフ馬場への適性やスタミナが問われず、スピードも重要になるとみてハイペース実績のある子×内有利馬場の恩恵を受けられそうな子を狙います。

○前半のペースが速くなりやすく差しも決まるコース!今回はパンサラッサもいるためハイペースになる可能性が高い…!?

○残り800mから下り坂となるため早めにペースが上がりやすく、最後までバテずに走り切る持続力を持っている子に注目!

○馬場状態が良好で例年ほどスタミナは問われない…!?過去の傾向とは異なりスピードタイプや内を通れる子が有利になる可能性も!


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-ラップとレース展開-

【レースラップ】
12.5-10.4-11.0-12.1-11.6-12.1-11.9-11.8-11.9-12.0-12.4
前半3F33.9-後半3F36.3(前傾2.4秒)
前半4F46.0-後半4F48.1(前傾2.1秒)
前半5F57.6-後半5F60.0(前傾2.4秒)
勝ちタイム2.09.7-ハイペース

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※平均ラップは過去5年のもの

宝塚記念は昨年同様開幕2週目での開催。例年とは異なり馬場の傷みが少なく、良好なコンディションでの開催となりレースにも大きな影響を与えていました。
宝塚記念の前の週に行われた重賞マーメイドSでは内を通った子が多く上位に絡んでおり、開幕週らしい内有利傾向が見られました。

その傾向は宝塚記念当日も継続、同コースで行われた阪神7Rでは逃げたクラウンドマジックが10人気2着、先行したゲーテローズが8人気1着と穴をあけており、8Rでは投げたサンライズヘルメスが6人気3着、9Rでは逃げたインフィナイトが10人気1着、道中最内を通ったメイショウベッピンが6人気2着と内を通った子の好走が目立ちました。人気薄の子も複数馬券内に絡んでおり、とにかく内有利外不利のバイアスが強くコーナーで外からの押し上げが効かない馬場状態でした。

また、馬場の傷みが少ないため速い時計が出るコンディションだったのも大きなポイント。
実際に宝塚記念でレコードタイムが出たように、馬場が荒れて梅雨時期に行われることの多い例年の宝塚記念と比較すると、パワーやスタミナだけでなくスピードも求められる馬場状態でした。

今回のレースラップを見てみると、前半から例年より速いペースとなっており、中盤も緩みが少なく後半は失速が続く流れとなっています。
細かく見ていくと、パンサラッサの逃げにより前半3Fは33.9、前半5Fは57.6の超ハイペースとなりました。このペースは過去10年の宝塚記念と比較しても最速となるペースで、特に速いのが2F目の10.4まるで短距離戦のようなラップを刻んでいます。
コースのポイントで触れた通り、このコースはスタート後に下り坂を迎えるため前半のペースが速くなりやすいコースです。そこにハイペースで逃げて道中もペースを大きく緩めないレースを得意としているパンサラッサがいたことにより、超ハイペースなレースとなりました。

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ここまでのポイントを整理すると、このレースで求められたのは…

○スピードも求められる馬場×ハイペースなレースになったことにより、道中の速いペースに対応できる追走力(スピード)・失速し続ける流れに耐えて最後までバテずに脚を伸ばすハイペース適性が問われた

○例年より馬場の傷みが少なく綺麗な馬場状態で内有利外不利傾向が強く、内をロスなく立ち回れた馬が有利

これらの要素が求められるレースとなったことを踏まえてレースを詳しく見ていきましょう。



【レース展開】
オーソリティが本馬場入場後に跛行を発症し競走除外となり、17頭でレースが行われました。

ゲートが開くとタイトルホルダーが好スタートを切り、鞍上の横山和生騎手も押してハナを主張します。しかし外から遅れてパンサラッサが逃げ争いに加わり、パンサラッサが先頭に立ったところで1コーナーを迎えます。
この前半2〜3Fの各馬の動きに、レースの結果を左右する大きなポイントがありました。

好スタートを切ったタイトルホルダーに対し、パンサラッサはやや出負けするようなスタート。パンサラッサがタイトルホルダーに並びかけ先頭に立ったのはスタートから2Fの10.4の地点。ただでさえ速いペースのなか、ここで数字以上の脚を使っていることがわかります。
パンサラッサは元々ハイペースで逃げるタイプとはいえ、このレースの前半のラップは短距離戦のような流れです。スタートで僅かに出負けしてしまったこと、内に好スタートを切ったタイトルホルダーがいたことにより、いつも以上に脚を使わされてしまうこととなりました。

そしてもう一つのポイントが内外のポジション争い。
先程述べたことの繰り返しとなりますが、この日の阪神芝は内有利外不利が顕著な馬場状態。最内枠だったオーソリティが競走除外になったことにより、2番のアフリカンゴールドが実質最内枠となりました。
スタート後、このアフリカンゴールドの後ろのポジション、つまり最内の進路を確保したのがエフフォーリアでした。しかし、ペースが速くなった2〜3F目、エフフォーリアの鞍上の横山武史騎手は促しており前についていこうとしている仕草は映像から確認できますが、ついて行くことができず徐々に前との差が開いてしまいポジションを落としています
ここで空いたスペースに上手く入り込んだのがヒシイグアス。ヒシイグアスは昨年パンサラッサが逃げた中山記念を勝利しているように、速いペースを追走するスピードを持っている子。スタートを決めて好位につけると空いたスペースを見逃さず最内に潜り込みました

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一方大阪杯でヒシイグアスよりも前で競馬をしていたポタジェは今回大外枠。スタートから主張してポジションを取りに行く選択肢もあったとは思いますが、すぐ内にギベオン、更に内にはディープボンドとポジションを取りに行く可能性が高い子が2頭。仮に出していったとしても、このペースではポジションを取りきれず終始外を回される競馬になっていたかもしれません。結局大阪杯とは異なる後方からの競馬となってしまいます。馬場の影響による枠順の不利を大きく受けてしまった一頭です。

一方同じ外枠ながら自分のレーススタイルをしっかり貫いたのがディープボンド。外から強く主張し1コーナー入口では内から3頭目を回されていたものの、そこで控えずしっかりタイトルホルダーの後ろの3番手グループを確保し内から2頭目のポジションにつけました。
ディープボンドはサッと加速する瞬発力勝負が苦手な反面、なかなかバテない持続力が大きな強みの子。控えて脚を溜めて良さが出るタイプではない上に、前走大きく差をつけられたタイトルホルダーもいるメンバー。ある程度前は射程内に入れておきたかったはずで、タイトルホルダーをマークしてレースを運ぶプランも和田騎手の脳内にあったのではないでしょうか。

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パンサラッサがハナを奪い切りレースは中盤へ。
2コーナーを回って向正面へと入り、1000m通過が57.6と表示されます。しかし、先頭のパンサラッサと2番手のタイトルホルダーとの差は4〜5馬身程度。馬群全体は縦長となりましたが、超ハイペースでレースが流れた割に大逃げにはなりませんでした。
1000m通過タイムが示す通り、パンサラッサはいつも通り自分のペースで逃げています。しかし、前走のドバイターフ同様後続も大きく離されずついて行ってるのです。ここがポイントで述べた

スピードも求められる馬場×ハイペースなレースになったことにより、道中の速いペースに対応できる追走力(スピード)・失速し続ける流れに耐えて最後までバテずに脚を伸ばすハイペース適性が問われた

この部分に大きく関わってきます。
中盤も大きくペースが緩まず全馬が前について行かなければいけない展開。馬場状態もよかったため、追走力(スピード)がない子は早々に脱落してしまうサバイバルレースとなったのです。
先程ポジションを落としてしまったと述べたエフフォーリアはレース中盤も横山武史騎手が促しており、追走に苦労しています。このレースがどんなレースだったのかを表したワンシーンだと感じました(エフフォーリアについては後ほど詳しく見解を記載します)。


レースが動いたのは終盤、3コーナーに入り残り800mを切った辺りから。馬群が凝縮し始め、タイトルホルダーが徐々に前との差を縮めその後ろのディープボンドも和田騎手が激しく促して前を追っています。その後ろからは外に出してデアリングタクトも徐々にポジションを押し上げていきます。
4コーナーでタイトルホルダーがパンサラッサに並びかけると、直線に向いて先頭が入れ替わります。後ろからはディープボンド、内を通ってウインマリリン、ヒシイグアス、外からマイネルファンロンとデアリングタクトが伸びてきますが、先頭を走るタイトルホルダーとの差はなかなか縮まりません。そのまま後続を寄せ付けず、タイトルホルダーが先頭でゴール。レコードタイムを記録し圧巻の走りを見せました。

ここで改めて後半のレースラップを確認してみましょう。後半4Fのラップは

11.8-11.9-12.0-12.4

と、後半は失速し続ける流れとなっています。
前半は速いペース→中盤も緩みが少ない→後半は失速し続ける流れと逃げ先行馬にとっては苦しい流れに見えますが
・終始速いペースでレースが進んだため後続も脚を溜めることが出来ず伸びきれなかった
・内有利外不利が顕著な馬場で、コーナーで外から押し上げることが出来ず外を回す差し馬にとっては不利な環境だった

といった要因が重なり、ハイペースでも極端な差し決着にはなりませんでした。
馬場が荒れてタフな芝コンディションならもっと差し馬が台頭していたかもしれませんね。例年とは違う『開幕2週目で行われる宝塚記念』の影響が強く表れたレースでした。

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-各馬の短評&次走以降注目馬-

1着:タイトルホルダー

好スタートを切ったもののパンサラッサを行かせて2番手に控える競馬をしましたが、緩みのない速いペースにも問題なく対応しました。
先頭とは大きく離れたポジションにいたわけではなく、タイトルホルダー自身も速いペースを追走し早めに動くレースをしているため決して楽な競馬ではありませんでした。
これまでは長距離レースを主に使われており、逃げから中盤で一息入れて早めにスパートして押し切るのがタイトルホルダーの勝ちパターンでしたが、今回は速いペースを2番手で追走する競馬。更に前半3Fが33秒台のレースはもちろん、34秒台のレースの経験もありませんでしたが、いつもと異なる流れでこれだけ高いパフォーマンスを見せたのは好走ゾーンの広さと成長を感じました。外からの押し上げが効かない内前有利な馬場の恩恵はあったとはいえ、パンラサッサが作り出すハイペースに対応し、2番手から上がり3位の末脚でまとめレコードタイムで勝利した内容は圧巻と言える走りだったと思います。

今のタイトルホルダーは好走ゾーンが広く、控えてもよし、逃げて自らペースを作ってもよしと弱点が非常に少ない印象で、状態面や大きな不利を受けない限りは今後も安定した走りを続けるのではないでしょうか。唯一不安を挙げるならダービーのように直線での速い末脚が問われるレースになった時。もし今のタイトルホルダーが天皇賞秋やジャパンカップに出走したらどんな走りを見せてくれるのか、個人的に興味深いです。
次走は凱旋門賞を予定していますが、欧州競馬は日本との起伏差も激しくここでどこまでやれるのか?適性はあるのか?正直ボクは海外競馬に詳しくないので分かりません。ただ、秋の楽しみが一つ増えたのは間違いなく、海外の大舞台で輝く姿が見たいですね。



2着:ヒシイグアス

スタートを決めて好位につけると、最内のポジションを確保しロスなく運んだ好騎乗でした。正直このレース運びで負けたら仕方ないと思わせるほど綺麗に立ち回ったと感じますし、阪神の内有利馬場をしっかり味方につけての好走でした。
また、ハイペースへの適性は過去に証明していてこのペースに対応できたのも納得の内容。レース展開で述べたことと重なりますが、昨年の中山記念ではパンサラッサが逃げたペースを追走し勝利。緩みのない1800m且つ、高速馬場に対応できる追走力(スピード)を見せていました。
今回は勝ち馬が強すぎましたが、GIでも上位争いが出来る力をつけており今後も楽しみな一頭です。しかし、スローペースの末脚勝負になると昨年の天皇賞秋のようにそういったレースを得意としている子にキレ負けしてしまう印象。天皇賞秋にパンサラッサが出走するなど、再び追走力が問われるレース展開になるとより強みを活かせるのではないでしょうか。



3着:デアリングタクト

長期休養明け2戦目となるレースでしたが、中団からしっかり末脚を伸ばしてきました。前走はスローだったとはいえマイルでのレース、3歳時には速いペースも経験しておりハイペースへの適性は高いと改めて感じました。
そして評価したいのは上位2頭よりもロスが大きかったこと。最内を通っていた2頭に対し、デアリングタクトは1〜2コーナーが内から2〜3頭目、3〜4コーナーは早めに外に出し内から4〜5頭目を追走しています。今の阪神芝で外を回す負荷は非常に大きく、非常に強い内容での3着だったと感じます。
また、秋華賞や金鯱賞などの小回りコース(コーナー角の期待コース)では毎回逆手前になってしまいコーナーでの加速がスムーズではない面がありましたが、今回はコーナーでもしっかり手前を替えて走っていました
怪我で1年以上のブランクがありながら、これだけのパフォーマンスを発揮できるほどになったのは正直驚きでしたし、秋の走りも非常に楽しみです。
(馬券内好走馬ですが、次走以降注目馬として取り上げます!)

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4着:ディープボンド

敗れはしましたが、外枠から3番手のポジションを取り切り持続力を活かす競馬で自身の力は出し切ったレースだったと感じます。ただ外枠の分前半のロスがあったのも事実、枠の並び次第では3着馬デアリングタクトとの逆転、2着馬ヒシイグアスとの着差も縮まっていたのではないでしょうか。
そしてもう一つ、ボクが驚いたのは高速馬場のハイペースにしっかり対応したことです。これまでは天皇賞春や有馬記念などスタミナが求められる長距離レースでの活躍が目立っており、今回は前走からの大幅短縮にも関わらずパンサラッサのペースを追走するスピードを見せました。
勝ち馬は強すぎましたが、着差ほど上位馬との力差は感じないですしこの子も強い内容だったとみています。



5着:マイネルファンロン

14人気の人気薄でしたが、中団から末脚を伸ばし5着と大健闘の走りを見せました。デアリングタクトほどロスは大きくないものの、3〜4コーナーでは内から3〜4頭目を追走しており外を回す負荷がありました。
人気薄で馬券に絡む子が多い同馬ですが、昨年の福島記念を除くと敗れたレースは不利があったりと中距離戦では好内容のレースを続けています。
GIではもう一押しほしいところですが、今日のパフォーマンスなら今後も重賞で上位争いが可能な一頭だと思いますし、再び人気薄で馬券に絡むことを期待したいです。



6着:エフフォーリア

スタート後に最内のポジションを確保しましたが、道中も鞍上の横山武史騎手が押して促しており、直線も伸びきれないレースとなりました。
レース後に横山武史騎手がついて行くのに精一杯とコメントしていたように、追走力不足が敗因ではないかとみています。
エフフォーリアが出走してきたレースを前半のペースが速い順に並べてみましょう。

前半3Fが速い順
1位…宝塚記念 6着(前半3F33.9)
2位…大阪杯 9着(前半3F34.6)
3位…日本ダービー 2着(前半3F35.0)

と、エフフォーリアが敗れた3戦は前半3Fのタイムが速かったレース上位3つとなっています。更にこの3レースに共通しているのは前半2F目が10秒台であることです。
大阪杯と宝塚記念は掲示板内も外してしまいましたが、エフフォーリアは大阪杯で前半3F34秒台のレースを初経験し、今回は更に速いペースとなり終始促しながらのレースとなりました。
つまりこれまでは前半が遅いペースや中盤でペースが緩むレースで脚を溜め、後半に末脚を伸ばすレースしか経験していませんでした。大阪杯や宝塚記念はエフフォーリアが今まで経験したことのなかったペースで、これまでとは違う適性が求められたことで昨年ほどのパフォーマンスを発揮できていないのではないか、と考えています。

ならばパフォーマンスを上げるならペースが緩みやすいコースに出走してきた時や追走力が問われない舞台、つまり昨年結果を残してきた条件です。秋以降のGIであれば、ジャパンカップ有馬記念が適した舞台になるのではないでしょうか。天皇賞秋もメンバー次第では面白いかもしれません。

しかし、今回は大阪杯以上に内容が濃かったことは覚えておきたいです。
終始横山武史騎手の手が動いて忙しそうなレースぶりでしたが、最後まで前との差を縮めておりゴールした後も伸び続けていたことがパトロールビデオから確認できます。ブリンカーを装着して臨んだ一戦でしたが、直線の伸びを見ても走る気自体は失われていないように見えますし、一度速いペースを経験したことでハイペースへの耐性もついたのではないか?と感じます。
本来得意ではないはずの流れで最後まで末脚を伸ばしていたのは評価したいですし、能力的な衰えはないのではないかと思っています。秋以降巻き返す可能性は十分にあるとみていますし、ここからの復活に期待したいですです。



7着:ウインマリリン

近走は体調面の不安もあり大敗するレースが続いていましたが、馬体が大きく回復した今回は復調気配を感じさせる内容でした。
器用なタイプで小回りコースを内で立ち回るレースが上手な子、昨年は大敗してしまいましたが体調さえ万全ならエリザベス女王杯でも好勝負になると思っている一頭です。



8着:パンサラッサ

スタートでやや出負けしたこともあり、前半にかなり速いペースを刻むこととなりました。それでも大きく後続にリードをつけることが出来ず、タイトルホルダーが早めに捉えにきたため苦しいレース展開となりました。とはいえベスト条件は2000m以下なのではないか?と思っている面もあり、距離短縮で見直したいです。

また、今ならマイルまで短縮しても面白いのではないでしょうか。今のマイル路線には速いペースを好む逃げ馬がおらず、昨年のマイルCS、今年のヴィクトリアマイル、安田記念と最近のマイルGIはスローペースが続いています。
今のパンサラッサならマイル路線でも逃げられるだけのスピードがあると思いますし、マイルCSに出走してきたら楽しみな一頭です。



11着:ポタジェ

大外枠を引いてしまったこともあり、ポジションを取ることが出来ませんでした。
弱点の少ないまとまったタイプなだけに、前走の大阪杯のように先行して立ち回りの上手さを活かす競馬が出来ればもっと走れる子だと思います。
大阪杯がフロック視され、今回の大敗で次走以降人気しないようなら注目しておきたいです。



12着:グロリアムンディ

外枠で厳しい展開になりましたし、ダートで見直したいです。まだ4歳ですし、近走の内容からもダート路線なら今後GIで上位争い出来る可能性を秘めていると思います。



17着:キングオブコージ

時計のかかる馬場でスタミナと持続力を活かして差すタイプなだけに、スピードが求められた今回は適性外のレースでした。
レース後には鞍上の横山典弘騎手が下馬しており、直線は無理していなかったため今回のレースはノーカウントでよさそうです。
時計のかかる馬場や差しの決まる馬場・コースで狙いたいです。



🍀宝塚記念の次走以降注目馬デアリングタクトディープボンドマイネルファンロンエフフォーリアウインマリリンパンサラッサポタジェキングオブコージ




以上、宝塚記念の回顧でした!
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最後まで読んでくださりありがとうございました✨








(何回見ても凄いレース)



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