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一輪の眼差し

一輪の眼差し
lyrics ayami hoshino

この濁った世界に咲き誇る一輪の花
それは君だったのかもしれない…

君に出会ったとき僕は気づきもしない
とても大切な存在だったということを
道端にぽつんと咲く雑草のような存在 
たぶん人は見向きもしないだろう…だけど

畦道に咲く光る一輪、映えて目立つ
振り返った旅路を胸にして
お互いに駆け引きしながら近けど遠い 
隣の君は窓の外の景色を流し見ては

時折り気にするように相づち打って
聞いてるようで聞いてない右から左
君から流れるのは音楽と景色と僕の話し
瞳の潤いが物語る失ないそうな君の笑顔

小さな小さな存在だった君が今は大きい
きちんと前見て運転してと吐き捨てる
それは僕への当てつけか私を舵取りしてと
着いたのは恋人たちのデートスポット

君は僕の目を見て誓ってとひとことだけ
もう決してわたしを離さないでと
潤んだ瞳に濁りはなく透き通っていて
力強い君の眼差しは一変の曇りなくて

過ぎ去った過去の恋愛を思い返すよう
恋人たちのデートスポットに佇む僕は
この濁った世界に咲き誇る一輪の花は
それは君だったのかもしれない…
と今更ながら思うリメンバーメモリー

copyright© .24 ayami hoshino

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