![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125202359/rectangle_large_type_2_e8b6c8b142a03709e908b9dbb9f37f88.png?width=800)
〜80年代の楽曲の傾向〜
曲調をシンセサイザーやシーケンサーやドラムマシンやボコーダーなどでハウス系やitaro系などのBPM120〜160くらいのアップテンポなものに仕上げるには、もっと勉強する必要がありそうです。
最近の楽曲を聴いていると80年代らしき曲調らしいことが分かりました。AKBのフォーチュンクッキーも80年代を取り入れているそうです。
最近は80年代の古い曲が逆に新しいとZ世代から評価を受けているようです。
なので、軽く調べてみることにしました。
面白い世界観ですね🤭🤭🤭
80年代ユーロビートハイエナジー
ユーロビートの前身がハイエナジーというジャンルらしい。
ハイエナジーとはなんでしょう。
ハイエナジーとは曲の名前です。
イブリン•トーマスさんの楽曲で、イワン•レビン氏のプロデュース作品ですね。
特徴的なサウンドに仕上がってますね。
イワン•レビン氏は数々の曲を世に出されているようです。
アメリカのビルボード誌だったか、あまりの曲のインパクトに衝撃が走り、ハイエナジーというジャンルを確立されたと書かれてますね。
この曲、聴いてみるとシンプルなコード進行ですね。
単純なのに、なんでこんなにインパクトあるんでしょうかね。
1980年代のユーロビートやハイエナジーサウンドは、通常、シンプルなコード進行、速いテンポ、派手なメロディ、そして特定の音楽機器の使用が特徴でした。
一般的な要素には、4つの基本的な和音(I、IV、V、VI)に基づくコード進行、高速な4/4のテンポ、シンセサイザー、ドラムマシン、そしてバスドラムやハイハットが含まれます。
四つの基本的な和音は、主にメジャースケールまたはマイナースケールから派生しています。以下はそれぞれの和音に対応する主要なコードです:
1. **Ⅰ (1):** メジャーコード - 主音、長三度、完全五度から成る。例: Cメジャー (C E G)
2. **Ⅳ (4):** サブドミナントコード - 四度上の音、長三度、完全五度から成る。例: Fメジャー (F A C)
3. **Ⅴ (5):** ドミナントコード - 五度上の音、長三度、完全五度から成る。例: Gメジャー (G B D)
4. **Ⅵ (6):** メディアントコード - 六度上の音、長三度、完全五度から成る。例: Aマイナー (A C E)
これらの和音は、多くの楽曲で基本的なハーモニーを構築するために使用されます。
ユーロビート、Hi-NRGサウンドのコード進行
以下は、ユーロビートやハイエナジーサウンドでよく見られるシンセサイザー、ドラムマシン、およびコード進行の一般的な例です:
1. **シンセサイザー:**
- 使用楽器: シンセサイザー(サウンドが鋭く、明瞭なものが一般的)
- 具体的なメロディやリフ: 高音域での速いアルペジオ*やシンセメロディが一般的
* 「アルペジオ」は、音楽用語で、和音の構成音を上から順に弾く演奏技法を指します。通常、和音の各音を順番に別々に演奏することで、美しい音の流れを生み出します。この用語はギター、ピアノ、ハープなど、さまざまな楽器で使用されます。
2. **ドラムマシン:**
- 使用楽器: ローランドTR-808やTR-909などのドラムマシン
- ドラムパターン: 4/4拍子でのキック(バスドラム)とハイハット(シンバル)の強調。スネア(ドラム)やクラップ(手拍子)も頻繁に使用。
3. **コード進行の例:**
- 典型的なユーロビートコード進行: I - V - VI - IV (例: C - G - Am - F)
- 頻繁に使われるパターン: Cメジャー、Gメジャー、Amマイナー、Fメジャー
これらの要素が組み合わさり、速いテンポとエネルギッシュなメロディが、ユーロビートやハイエナジーサウンドの特徴的なサウンドを構築するのに寄与しています。
コード進行にメロディーを載せる
① コード進行とメロディの関係性は、メロディが基本的な和音に対応する音を強調することで形成されます。
例えば、特定の和音の上でメロディの音符を強調することで、ハーモニーが生まれます。
例として、Cメジャーコード(C E G)の場合、メロディにはC、E、またはGの音符がよく合います。
② メロディに歌詞を載せるには、以下のコツがあります:
- **テーマ性を考える:** 歌詞は曲のテーマ性や感情を表現する手段です。歌詞とメロディは調和して、一体感を生み出すようにしましょう。
- **リズムに合わせる:** メロディと歌詞のフローがリズムに合っていることが大切です。歌詞の発音や強勢をメロディに合わせて調整すると効果的です。
- **重要な言葉を強調する:** 曲の重要な部分や感情を表現する言葉は、メロディで強調すると印象的になります。これにより、歌詞がより際立ちます。
- **メロディとの調和を意識:** メロディの音程やフレージングと歌詞が調和するように心がけましょう。協調的な関係であれば、聴衆にとって魅力的に映ります。
これらの要素を考慮することで、歌詞とメロディが一体となり、聴衆に感動や印象を与えることができます。
ダイアトニックコードに対応するメロディー音符
以下は、主要なコード(メジャーコードおよびマイナーコード)に対応するメロディ音符の一般的な例です。
1. **メジャーコード(例: Cメジャー - C E G):**
- メロディ音符の例: C、E、Gの他に、AやDも合います。これらの音はメジャースケールに基づいており、明るくポジティブな雰囲気を生み出します。
2. **マイナーコード(例: Aマイナー - A C E):**
- メロディ音符の例: A、C、Eの他に、GやDも適しています。これらの音はマイナースケールに基づいており、しばしば感情豊かでしっとりとした印象を与えます。
3. **ドミナントコード(例: Gメジャー - G B D):**
- メロディ音符の例: G、B、Dの他に、EやAも相性が良いです。これらの音はドミナントコードの力強い特性を引き立てます。
4. **サブドミナントコード(例: Fメジャー - F A C):**
- メロディ音符の例: F、A、Cの他に、DやGも適しています。これらの音は曲に穏やかな安定感をもたらします。
これらは一般的な傾向であり、創造的なプロセスにおいては、ルールを破ることも重要です。音楽は個性的で柔軟な表現手段であるため、これらの例をベースにしながらも、自分の感覚やアイディアを取り入れることが大切です。
コード進行とメロディ
コード進行: VI-IV-I-V
テンポ: 140 BPM
音階: Cメジャー
メロディ: G4 A4 B4 C5 B4 A4 G4 E4 D4 C4 D4 E4 F4 G4
コード
Am | F | C | G
メロディ
G4 A4 B4 C5 | B4 A4 G4 E4 | D4 C4 D4 E4 | F4 G4 G4 G4
80年代のハイエナジーサウンドやユーロビートは、ダンスミュージックの一種で、シンセサイザーやドラムマシンなどの電子楽器を多用した速いテンポの曲です。
コード進行はシンプルで、主にI-V-vi-IVやvi-IV-I-Vなどのダイアトニックコードを繰り返します。
使用音源は、ヤマハのDX7やローランドのJuno-106などのFM音源やアナログ音源が人気でした。
また、ボコーダーやサンプラーなどのエフェクトもよく使われました。
代表的な曲
Lime / Unexpected lover
Sylvester/ do ya wanna funk
Jackie Rawe /I Believe in Dreams
KOFI & THE LOVE TONES / countdown
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?