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華火

華火
lyrics ayami hoshino

気がつけば引きずってる心は闇の中
傷つけば振り返ってる昨日までの私
明日への不安抱えながら足取り重く
遠のいてゆく敗れた夢と希望を背に

背番号のように掲げてる私の負い目
ゼッケンのような胸に空いた風穴が
目立たないように両手を翳しながら
抜け殻のわたしを誤魔化してる心中

去年の今頃は浴衣着て夜空に咲く花
あなたの袖をちょい掴みした私は華
鼻つまんでイジワルしたあなたに涙
幸せはいつもそばにある事感じてた

花開いてたわたしのあの夏の恋模様
カッコつけたあなた金魚掬いのポイ
穴開けて笑いあってた恋愛の進行形
こうなるなんて思いもしなかった日

今年のインターハイ予選の最終日に
陸上部でアンカー任されてたあなた
競技場へ向かう途中で子供助けて死
届かない声と二度と動かないあなた

今は懐かしくなったあの夜のKISS
空いっぱいに花開いて照らされた顔 
恥ずかしげに照れてた可愛いあなた
もう二度とは戻らないあの夏の華火

去年の今頃は浴衣着て夜空に咲く花
あなたの袖をちょい掴みした私は華
鼻つまんでイジワルしたあなたに涙
幸せはいつもそばにある事感じてた

あの日あなたに奪われたキス
今年は奪われたあなたの命

今は懐かしくなったあの夜のKISS
空いっぱいに花開いて照らされた顔 
恥ずかしげに照れてた可愛いあなた
もう二度とは戻らないあの夏の華火

Copyright© .24 ayami hoshino
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