作詞オーディション

手始めにSONYミュージックさん主催のマンスリーオーディションに、大河の架け橋と哭声と哭悲を出展します。

哭声と哭悲
推敲文
lyrics ayami hoshino/来栖アサミ
F/killer idle

わたしの執筆した小説「キラーアイドル」挿入歌

堕ちた偶像、剥奪されし天使の称号
迷い彷徨い、罪に染まる翼を失い
罪を知りし時、すでに手遅れ
手枷に囚われ、面影もなくうなだれる

すべてをギラつかせるその視線
触れれば切れるナイフ、向けられる銃口
期待外れの人生、嘆きと罵声に晒され
冷え切った心、静寂に沈み思考は停止

乱れず、寂しさもない、失われた心
怒りもなく、抑え込む自己
個性を失い、凡人へと戻る偶像
落とした翼を探し、彷徨う

動き出す白黒のエキストラ
色彩を取り戻そうともがく
人生をごちゃ混ぜにした後悔
雲泥の匂いを放ち、喚きながらも遅し

押し寄せる波に飲まれ足掻きながら
狼の遠吠えのように叫び、慟哭する
飄々として人の心を弄び、嘆きかける
生きる道を示してほしいと願う

乱れず、寂しさもない、失われた心
怒りもなく、抑え込む自己
個性を失い、凡人へと戻る偶像
落とした翼を探し、彷徨う
喚き、叫びながらの哭声と哭悲

大河の架け橋
推敲文
ああ僕の中で何かが覚醒されてく
溢れ出る知識と教養、爆発するほどに
求められるのは誰?与えるのは何?
本人さえ気づかぬ凡人の中にも

私なんて人から愛される資格などない
心と感情の乱れを抑えながら
誰から与えられるの?愛など知らない
自分自身が愛されたことなどないから

そんな二人が交差する時の奇跡
それは運命という歯車の滑車
与えられたものの素晴らしさを胸に
二人出逢えて良かったと思う

運命の架け橋は、お互いの端で
立ち尽くし、見つめる先には何が?
まだ朧げにしか見えない霞のせいで
霧がかかる大河の辺りは邪魔をする

分け隔てられた二人の壁を突き破り
引き寄せられるように歩み寄る二人
一歩ずつ、足取りは不確かにしながら
少しずつ進んでゆく、会いたくてAh

そんな二人が交差する時の奇跡
それは運命という歯車の滑車
与えられたものの素晴らしさを胸に
二人出逢えて良かったと思う
視線の先には、瞬きしながらも見える
やっと逢えたんだね

Copyright© .24 ayami hoshino
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