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アニメ制作進行の入社試験(筆記・運転・GD・折り紙)

おはようございます!はまきです。
今回は、アニメ制作進行の入社試験についてお話ししたいと思います。書類と面接はまた、別の記事でまとめたいと思います。
この記事では短く話せそうな4つの試験についてお話します。
頻出度を★5つで表しています。

筆記試験(頻出度★★★★)

筆記試験は会社で実際に記入するタイプと、Webテストの2つの形式があります。
Webテストの場合は、国語・数学・適正検査の3つが主な項目になります。
国語は熟語の構成や読み書き、短文の読解など
数学は中学レベルの計算、流水算、鶴亀算など
適性検査はその人の性格を調べるテストで、会社と相性のいい性格であるか、各種質問に矛盾がないかを見ています。
WebテストはURLでどのような問題かわかる場合があります。
対策の本としては、SPIとSCOAの対策本をオススメします。

筆記の場合は、Webテストの国語・数学と業界知識、時事問題が主な項目になります。
業界知識は、直接問われる場合と間接的に問われている場合があります。直接だと、アニメの制作工程や各セクションにかかる費用、制作進行の仕事内容などを問われます。間接的だと、好きなアニメとその理由やアニメ化したい原作、あなたが思う制作進行に必要な能力などが問われます。
時事問題は滅多に問われることはないですが、現在行われている戦争やアニメ業界に関する最新ニュースの感想などが問われます。

運転試験(頻出度★★★★)

現在は、外回りの外注やデジタル化により、作画制作進行が運転しなくてもいい会社もありますが、まだ大体の会社が業務上、運転をする必要があります。そのため、応募段階で運転免許を取得済みもしくは取得予定の必要があります。
試験内容は簡単で、ほとんどが会社の周りを運転するだけです。技術的なことはなく、ルールを守っていれば問題ないです。駐車もバックする必要がないところがほとんどです。

グループディスカッション(頻出度★)

はっきり言って滅多にないです。
大手アニメ制作会社以外の人気アニメ制作会社の中でも特に人気の会社で行われます。採用人数の割に、応募人数が多いからです。
応募段階ではGDがあることがわからない場合があるので注意が必要です。また、集団面接かと思ったらGDの場合もあります。
お題があり、それに対して4~5人で話し合い、答えを導きます。お題によっては、応募会社についてよく知っている前提のお題が出される場合があるので、作品や経営方針について勉強しておく必要があります。
GDには役職があるのですが、司会になればほぼ間違いないです。
役職がなくても、発言しつつ他者にも気を配る(意見を求めるなど)ことができれば通ると思います。


折り紙(頻出度★)

滅多にないです。
折り紙の場合は、応募段階で記載されていると思います。
折り紙が苦手な人は折り鶴だけ事前に勉強しておけば問題ないです。
なぜ折り紙が試験にあるのかは…不明です。

感想

制作進行は基本学歴不問なのですが、意外と筆記試験を行う会社が多かったことに驚きました。特に数学と適性検査は重要視されている印象です。適性検査はともかく、数学に関しては算数レベルでもいいのでは…と思いましたね。集合とか順列、流水算は要らないだろ…。



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