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『エターナルズ』を宇宙的レビュー!!

こんにちは!髙橋です!

お久しぶりでございます誠に。

私がプロジェクトリーダーを務めるプログラミングイベント、「プロ×コミュ」も成功し、LiMEとしては早速次のイベントを企画している最中です。

さてさて、今回書かせてもらうのは前回に引き続き映画のレビュー!基本的に私のターンは映画関連になりそうですね。好きなこと書いていくの楽しいし!

てことで早速参りましょう!

『エターナルズ』

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前回レビューした『シャン・チー/テンリングスの伝説』に引き続きMCU映画です。MCUってなんぞや?って思った人は前回の私のブログ見てみてね!


宇宙から地球に到来した最上位の捕食者、«ディヴィアンツ»から地球人を守り、人類の発展に貢献することを使命として与えられた不老不死の能力者集団、«エターナルズ»が誕生する場面から物語は始まります。

メソポタミア文明から現在に至るまで、エターナルズは人類を守り続けます。

しかし、今から5世紀前にディヴィアンツの絶滅を成功させたエターナルズの前に再び彼らが…

ディヴィアンツとの戦いや仲間の死を通して、彼らは自らの存在意義について考えていきます。

さてこの映画、一言で言い表すと

MCUっぽくない!(新しいMCU映画が公開される度に言ってる気が…)

そもそもの設定が壮大すぎて単独のSF映画のような印象を受けました。北欧神話に基づいてるソーよりもよっぽど壮大。

時代設定も凄い。今までのMCU作品、最古は恐らくキャプテン・アメリカの1945年?なのかな。

しかしエターナルズはなんと約4000年前の古代メソポタミア文明から始まります!ただし主な舞台は現在なので、時間の移り変わりがとてつもないですね。

さて、それでは参りましょう!


『エターナルズ』のここがスゴい!!


繊細に作り込まれた世界観

先程も述べたように、単独のSF映画のような壮大な世界観を持つこの映画。しかしそれもカオスな訳ではなく一貫性を持っているため、存外すんなりと受け入れられます。


大迫力の音響と綺麗な色彩

前回のシャン・チーでも同じようなこと言ってましたが、エターナルズも映像がすごく綺麗で、迫力と没入感が最高でした!
フェーズ4に入ってから「for IMAX」感が強まってるような…


登場人物の繊細な内面

10人のメンバーで構成されているエターナルズですが、それぞれの思いが重なり合い、複雑な物語が発生します。


かつてはイカリスと恋仲にあったが、現在は人間に恋をし、地球・人間に愛情を持つセルシ

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太陽を創成し、エターナルズを地球に派遣した神のような存在、アリシェムに誰よりも忠実な最強の戦士、イカリス

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PTSDを抱え、ギルガメッシュに信頼を寄せる脆くて強い女戦士、セナ

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セナの精神面を支え、チーム一の怪力を持つ、強くて優しい男、ギルガメッシュ

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リーダーとして数千年もの間、人類・エターナルズを支えてきた治癒能力の持ち主、エイジャック

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様々な物を生み出し、人類史を影から支えてきたが、自らの発明で人類が傷ついたことを悲しむ心優しい天才発明家、ファストス

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チーム内で唯一子どもの姿として生まれ、イカリスに叶わぬ恋心を抱く少女、スプライト

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人間界で有名になりたいという野望を抱き、長年に渡って映画スターとして活躍してきたチーム一の陽気な戦士、キンゴ

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耳が聞こえないが、ソニックブームの影響を受けないため宇宙最速で移動することができる勉強家、マッカリ

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誰よりも人類のことを想い、それが故にチームとも衝突することが多い、マッカリのベストパートナーでありマインドコントロールの使い手、ドルイグ

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彼らが持つチームメンバーへの愛、人類への愛が物語をより複雑に、面白くしていきます。


簡潔にまとまっているストーリー

これほど色々詰め込みまくったのにも関わらず、全体を通して起承転結がしっかりしているのが凄い!
MCU内では『アベンジャーズ/エンドゲーム』の3時間1分に次ぐ、長さでは2番目の2時間37分という大ボリュームでしたが、それでも最後までスッキリとしているのが驚き。


人類の負の歴史に喝を入れる

文明が芽生えてから人類の進歩を支えてきたエターナルズ。

しかし彼らは争い続ける人類と、それに関して何も干渉することのできない自分たちに失望します。

コンキスタドールによって"征服"、否、"虐殺"が行われ、焼け落ちていくテノチティトランや
"大量破壊兵器"により灰と化した広島の様子を見ながら、自分たちが人類にしてきたことは一体何だったのかを省みるシーンはとても印象的でした。


などなど、一言では『エターナルズ』の魅力は語り尽くせません!

他にも色々言いたいことはあるのですが長くなってしまうので割愛!無念!!


まとめ

まとめとしては、『愛の形って何なの?』という結論に至ると思います!

このテーマ、最初はほぼ存在を見せないのですが、後半になるにつれて次第に強まっていきます。

不老不死の集団 (そこには秘密も隠されているのですが、ネタバレになってしまうので言及を控えます…) のエターナルズだからこそ、数千年を越えた愛情が芽生えます。

それは恋愛に留まらず、家族愛としての愛、友情愛としての愛など、キャラクターによって持つものは違います。

そしてその様々な愛がラストに影響を与えていきます。


なんかこう書いてたらケムリクサ思い出しました。見直そうかな。


また、途中にも書きましたが本当にMCUっぽくない!

エターナルズには戦闘員が少ないため、アクションシーンもアイアンマンやキャプテン・アメリカのようにド派手なものではなく、連携を上手く取って保守的に行動する様子が見られました。

また、MCU史上初?の結構直接的なラブシーンがありました。

元々マーベルスタジオは「大人向けのヒーロー映画」を目指している会社ですが、今回の『エターナルズ』は特にそれが顕著に現れていたと思います!


こんな感じで沢山の魅力がある『エターナルズ』、皆さんも見てみてはいかがでしょうか!!


今回はこんな感じで!次回もお楽しみに!


〜以下独り言〜

だいたい月一回程度に私のターンが回ってくるのですが、12月にはヴェノム、1月にはスパイダーマンと色々控えてるので、結局毎回MARVEL作品のレビューになりそう。

ホークアイとかSHE HULKとかMOON KNIGHTとか、他にもいろいろめちゃくちゃ楽しみなのです!



*画像はマーベル・スタジオ公式Twitterから。




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