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なぜセミナーや勉強会に参加しても変われないのか?

サクッと聴くならスタエフで!

https://stand.fm/episodes/5f77b2ce8ef87be7f646f1d3


セミナーあるある病を撃退する

この4日間、オンラインのレクチャーを受けていました。

題して:

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https://hospitalmedicine.hmscme.com/

コロナの影響は良くも悪くもたくさんありますが、
良かったことの一つが

『オンラインの学会や勉強会がある』

ことです!

何せ、ハワイはどこの学会に行くのにも、旅費と時差が馬鹿になりません。


もちろん、オンラインだと実際の雰囲気とか、空気感、緊張感、
旅の楽しみ、世界中の人と出会える楽しみ、現地のレストランや観光、、、


なんかの楽しみはないですが、
気軽にいろいろな学会にでられるのは、非常に嬉しい限りです。

時差だけはどうしようもなく、今回も朝4時前から昼の1時過ぎまで、
連日おもしろいレクチャーが目白押し、しかも
かなり有名なスピーカーもいて、とっても勉強になりました。


さてさて、

セミナーでも勉強会でも、参加している時は
めちゃくちゃやる気に満ち溢れて、
その日にでも人生が変わるような感覚ってありませんか?


でも、たいてい、そういうのって長続きしなくて、、、
1週間、ひどい時は数日で急激に現実に戻される、、、、、


今まで、そんなことを何度も繰り返してきました。


録音を試みたこともありましたが、
結局あとで聞き直す時間が取れず、そのファイルはお蔵入り。


そこで最近やっているのは、とにかく、とことん、
学んだ知識をすぐに実践で使えるように加工しなおしてしまう方法です。


こういった知識をアップデートすることが目的のセミナーの場合、

自分が、
『何がわかっていて何がわかっていないのか?』

を把握することがその第一歩になります。


そこで、私がやっている方法を書いてみたいと思います。


1. 自分でレクチャーを予想する。

だいたい、学会や勉強会、セミナーはある程度アジェンダがありますので、

それを読んで、どんな内容のレクチャーになりそうなのか、予想します。

そして、自分ならこういうレクチャーをする、という予測をして、

それをEvernoteに書いておきます。

このときに、自分が苦手な部分や、
はっきりと説明できないことも書いておきます。


2. レクチャーの時は、そのノートをみながら、新しい発見や、疑問の答えを書き足していく。

あらかじめ聞きたいことがある程度わかっているので、
聞くときに自分の疑問点にフォーカスできます。

また、自分が予想していた内容と乖離している場合、
キーワードをメモして、あとで調べるようにします。


3. 質問するつもりで聴く。

質問の力は偉大です。

本質的に、1や2で挙げたことと一緒なんですが、
『質問する』ことを意識するのがとても重要です。

質問するつもりで聴いていると、
聴きながら同時に情報をまとめる能力が鍛えられますし、
それを実際に『質問する』ことでアウトプットするので、
脳の中に強く刻まれ、大事な情報として保存されやすくなります。

また、『いい質問』をすると、他の聴衆の理解を助けます。

だいたい、同じような疑問を持っている人がいるものです。
そういう人たちも、質問によって自分の中の疑問が言語化され、
それをあらためてスピーカーの回答を聴くことで、理解が深まります。

『いい質問』については定義が難しいですが、

個人的には、
『その場にいる人の疑問点を浮き彫りにして、本質的な答えをあぶり出す』
ような質問だと思います。

ほとんどの場合、What(それが何なのか)ではなく、
Why(どうしてそう考えるのか)に答えるものです。

仮に同じようなことをレクチャーで述べていても、
違う切り口で解説してもらえたりするので、理解しやすくなります。


4. 実践に移す形にして残す。

最後に、学んだことはすぐに実践です。

私の場合、すぐに仕事に使える形に加工しなおします。

例えば、学生や研修医向けのレクチャーの資料にしたり
電子カルテのテンプレートにしたりして、
すぐに学んだことを活かせる形にします。

こうすることで、日常的にその情報に触れられ、
それが血肉化しやすくなるのです。


5. おまけ(だけどたぶん最も重要)

セミナーやレクチャー、勉強会、学会。
参加する醍醐味は、得られる情報やその質だけではありません。

私は個人的に、その講師の説明の仕方、身振り手振り、プレゼンの仕方
などにも注目しています。

一流の人は、説明が上手、説明慣れしている、そしてそれまでに
たくさん質問を受けてきているので、欲しい情報をうまく返せるし、
かゆいところに手が届くものです。

『こんな風に堂々と、スマートに説明したり、質問に答えられるようになりたい!』

と今でもよく思います。

すごい人をマネするのは、とても大切なスキルセットです。

動物として考えた場合でも、
大事なスキルをマネするのは、生存の基本です。
これは、人間にミラーニューロンが備わっていることからも、
明らかだと思います。

でも、聴衆を惹きつける魅力的な話し方、伝え方をマネしようとして、
表面的に同じ言葉をなぞるように話しても、うまくいきません。


個人的な印象ですが、

『モノマネのうまい人は、上達しやすい』

という自分の中の経験則があります。


そして、モノマネのうまい人は、喋り方、間の取り方、反応の見方、
その場の空気感など、とにかく臨場感を含めて再現します。


日本には古来より

『守破離』

という、素晴らしい教えがあります。

守:まずは型を守り基本を覚える
破:次に基本を守りつつ、他のやり方との違いを見つける
離:最後に、それまでの学びを統合し、自分で新たなものを創造する


真似をされるようになったら、自分も
影響を与えられている証拠なのでしょう。

達人であればあるほど、
『基本的な動作に無駄がないのに、意味がある』
ものです。

新しいことを学ぶ時、
まずは自分の現状を正しく認識すること。
そして、達人の息遣い、呼吸、所作、空気感、思考などを
臨場感をもってマネするのが、上達への近道といえそうです。


なので、いいレクチャーを受けた時は、
なるべく同じようなレクチャーができるように、
頭の中でイメージするだけでなく、
それを実際にモノマネのようにやってみることをお勧めします。



ライフスタイルメディスンって何?
なんで急速に広まっているの?


生活習慣を変えることで運命を変えることができます。

『若々しく健康であり続けること』

『人生の成功法則』

は、実はほぼ同じプロセスで実現できているんです。


ライフスタイルメディスンは、
『健康を維持するライフスタイルを科学する』医学の分野です。


まずは、健康になる習慣を取り入れてみませんか?
健康になり、それを維持することは、
長期投資と似たような戦略をとる必要があります。


ライフスタイルメディスンは、
知識とやる気ですぐに実践できます。

ライフスタイルメディスンは、
自分の健康に関する運命を科学的に乗り越える、
『習慣デザイン』を提案します。

健康を維持し、若々しく生きられるとしたら、
どんな未来を思い描きますか?

毎日少しずつ健康投資をすることで、
自然と時間や意志力をコントロールできるようになる、
そんな美しい生き方が可能です。

ライフスタイルメディスンを広めることで、

健康で覇気のある人を増やし
薬が必要な病気の人を減らし
みんなが良さや強みを発揮できるやりがいのある社会を作り
こどもと地球の未来に投資し
日本人の良さを海外に誇れる

そんな素敵な未来をデザインしましょう。


今後もnote twitter youtube スタエフ 電子書籍 などなどで
すぐに使える実践的な情報、キャリアデザイン、海外移住、
ハワイの秘密情報などをお伝えしますのでご期待ください!!


今日の文章の音声はこちらから:

https://stand.fm/episodes/5f77b2ce8ef87be7f646f1d3

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