台湾3→2→1人 霧台の教会日曜日 3人最後の夜(4日目)【専業旅婦飯台湾🇹🇼ぐるり】
霧台から高雄 3人
バルコニーからの日の出がキレイだと聞いていた。山あいなので全体に明るくなってから嶺の上から本当に眩しいお日様☀️が出た。
朝ごはんをいただく。どんなものが出るのだろう?
多分元々ルカイ族の人々は、ここの風土に合ったこの紫のタロイモをよく食べたのだろう。
豚肉や卵もつけてご馳走朝食にしてくれている。
食後は30分あれば回れるので集落をまた散歩する。
というのは、中心にある教会から日曜礼拝を知らせる音楽が大音量でかかり出したのだ。
立派な小学校が中心にあるが、どのくらい子どもがいるのだろうか?
土曜午後から日曜にかけての滞在だったので、登校してる姿を見なかったが、台南で公園と校庭が一緒になって地域の人みんなが集まる小学校を見たから、私の子どもの頃のように住民のグランドや公園も兼ねている存在だろう。
見出し画像の 霧台國小 の看板のレトロな字体がいい。
それから動物や花もそうだが、街のいたるところに、やけに手を組んで踊っているやうなモチーフがあって面白い。
宿の前にはブーゲンビリアが咲き乱れて美しい。
いつも思うが、人工的にこんな色の造花や工業品が街にあったとしたら安っぽく感じるのに、本物の花だとこんなにも気高いのはどうしてだろう。
またバスに乗って屏東、乗り換えて高雄を目指す。
バスの中ではふとよく見る「檳榔(ビンロウ)」について急に気になってくる。
ほぼ馴染みのないものに関わらず、その後の旅行中好奇心に任せて調べまくったり檳榔屋と見れば何だか横目で覗いてしまったりした。
ヤシの実の一種だが、ヤシって種類によって ココナッツとして食べたり、インドではそれを縁起担ぎとして儀式の時鏡開きで叩きつけて割ったり、中のジュースを飲んだり、デーツとしてドライフルーツにしたり、そして檳榔は嗜好品として噛みタバコ的な存在であったり、随分とバラエティに富んだ使い方をされる。
高雄で見たいところは一つ。有名な龍の口入って虎の口から出る「龍虎塔」。
補修中だが入ることはできるというので訪れたが、確かに入れなくもないだけで相当に補修中っぽい。
良い動物とされる龍の口から入って悪い動物とされる虎の口から出れば運気アップ⤴️でショボくても目的達成だ。
私には見たこともない龍より虎の方が威厳があって良い動物っぽく思えなくもないが、とりあえず開運開運。
龍虎塔の向かいにある慈濟宮という所のお祭りというか何というか山車に乗る子どもやと仮装した人々の行列が大音量で続く。しばし止まった山車の上でダルダルな表情の子がいたので、日本語で連れ同士
「もうやってらんないってさ」
と話していたら何となく意味は察したようでちょっと決まり悪そうにていたのが愛らしかった。指摘してごめんね。
そう言えばこれは高雄のキャラクター高雄熊らしい。
観光客への5000元キャンペーンのキャラクターもだが、ツキノワグマが人気みたい。
外でご飯を食べられるところをさがし、ランチは麺になった。
ホテルにテェックインしてから、今日は3人最後の夕食なので、揃って外に出て今回まだ食べていない鴨肉を食べられるところを探した。
ベトナム、香港の旅行記にしつこく登場するが、私は鴨がことのほか好きなのだ。
地元向けの活気のある通りで見つけたお店に入る。テキパキと注文品が揃ったらテーブルで即お会計システムもわかりやすくて漏れもなくていい。
香港のような茶色くローストしたものではなく、蒸した鴨肉が裂かれてタケノコと共にご飯に載って、これもなかなか美味。
あっさりスープも美味。
食後は近くの 六合観光夜市 に歩いて行って往復ぶらぶらした。
きらびやかな市ではあるが、渋い物好きの我が家の3人の食欲を誘う物にはお目にかかれず(というか既に鴨肉で満腹)、ただのひやかしになってしまった。
でも活気あるけどゆるいのが心地よく、流れに身を任せて歩き回った。
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