インド製アユルヴェーダ歯磨き うちにあって 日本の一般家庭の1%未満にしかないと思うものを挙げてみる その21
このレッドという歯磨きペーストを使うのは初めてです。
見つけた南アジアの輸入品を扱う店には「辛い」と注意書きがありました。
インドを長期旅行していた時の連れが愛用していたのは VICCO というインド製の歯磨きでした。日本でも昭和の一時期見たことのある COLGATE という米国発の企業の歯磨きが一番の普及品。コルゲートインディア社もあり、小さな出店でも売られているのはそれが多かったかも。
しかし伝統に根ざしたアユルヴェーダを取り入れた製品の人気もなかなかのもので、そこでこの VICCO はよく見るものでした。
今家にある RED も、かつて使った VICCO もどちらもアユルヴェーダでオーラルケアにいいとされる生薬が入っているのは同じ。
パッケージの絵を見たところ、釘のような形のクローブと、大抵の歯磨きには入ってそうな ミントは共通しています。
日本で定番の GUM デンタルペーストも、明らかにクローブに風味を感じるので、クローブは歯や歯ぐきに良いのでしょう。
で RED で使われている生薬というかハーブで記載にある代表4つのうちの残り二つは何か?
左下は厳密には少々違った種類の可能性はありますが、生姜と言っていいでしょう。抗炎症抗菌作用があるようです。
そしてなかなかわからなかったのが右下の丸い粒。ブラックペッパーのようにも見えますが、何とか頑張って解明すると、山椒の仲間の実の部分のようです。
使ってみます。
出してみると
確かに赤っぽい。しかし完全に赤というよりクリーム状のファンデーションの一番濃い目の色みたいな肌色感。
匂いは…
太田胃酸
まあ太田胃酸の成分の多くは、ケイヒ(シナモン)、ウイキョウ(フェンネル)、チョウジ(クローブ)といったまさしくインド料理に普通に使うスパイスなので当然と言えば当然なのですが。
そして味は…
やはり太田胃酸
太田胃酸をジンジャーエール(砂糖抜き)で練ってペーストにし、山椒を少々入れたような、という成分そのものの味がします。
生姜と山椒系だから後味は確かに辛味はあるけど、四川の唐辛子や花椒みたいな日を吹くような刺激とは程遠い、ビリビリするのではなくちょっとピリッとする程度。
そして使用効果は…
使いはじめて1週間だけど、歯がツルツルしているような歯茎が引き締まってきたような。
気のせいかもしれません。新しい歯磨きで惰性で磨いていた今までとは違って集中して磨いている結果なのかもしれません。
でも確かに風味から見た目から、アグレッシブなオーラルケアせずにはいられないような気がします。
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