見出し画像

普通のが欲しいのに

4色ボールペンを常用している。
文書や本を読むときに線を引いたり、書き込んだりする。

数年前から使っていたが、齋藤孝氏の本を読んでから、赤青緑の使い分けがはっきりして、その結果、文書を読む時の理解がスムーズになったり、振り返りが容易になった。



本には3色ボールペンとあるが、私には黒色も必須。仕事柄、手書きで書類を書くことが多いからだ。


職場で1本なくしてしまい、いつもカバンに入れて持ち歩いているペンを仕事で使っている。
出歩いている時にも4色がないと心細いので、買いに行く事にした。

かなり久しぶりに文具店にやってきた。
多色ボールペンの棚に行った。


うーん。

いつものメーカーの、ごく普通の4色のものが欲しいのに、緑が入っていないもの、黒色がシャープペンシルになっているもの、自分でいろいろな色のレフィルを選べるおしゃれなもの(高いのにやや安っぽい)など、目指すものがない。

少し古い商品が並んだセールの棚を見に行った。
私が小学校の頃に持っていたような、7色ぐらいのおもちゃみたいなボールペンしか見つからず。

帰ろうかなあと思ったが、最初の棚に戻ってみた。
改めて見直すと、変なところ(別メーカーの場所)に、求めていた1本が、
はぐれ者のように立っていた。値札シールも付いていない。


レジに行くと、お店の人が価格一覧表を見てくれて、買うことができた。
真っ黒なペンなので気づかなかったが、よく見ると、今まで慣れ親しんできた4色ペン氏の色違いであった。

500円に満たないボールペン1本見つけただけで、こんなに幸せな気分になれるとは。ほくほく。

普通の基準が古いのかも



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?