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2024/05/05 歌姫神社

朝8:00に、散歩友だちが迎えにきた。すでに日差しが強い。
自宅から近所の雑木林を抜け、のどかな農園地帯でヤギとニワトリを見てからいつもの神社へ。

例年藤の花がきれいな場所であるが、今年は花があまり咲かぬうちに、緑の葉っぱが茂っていた(写真は去年のもの)。

添御縣坐(そうのみあがたにます)神社(通称 歌姫神社)
平城宮大極殿跡付近から北に伸びる歌姫街道沿いにある。 古代、都から地方に向かう旅人たちは、ここで旅の安全を祈ったとのこと。

この神社は、私の通勤路の途中にあり、しばしばお世話になっている。仕事が大変だった日に立ち寄る大切な場所だ。

わたしは病院での仕事をしていて、患者さんの状態が芳しくない時など、「あの時こうしておけば••」など、帰る道すがらも、さまざまな考えが頭を離れないことがある。

そんな時は歌姫神社に寄る。夕方の神社には大概誰も居ない。車を降り、ひとり砂利を踏みしめ、手を清めてから柏手を打つ。自然と心の状態が家庭モードに切り替わっていく。

奈良から京都への国境にあるこの社が、わたしにとって職場と家庭の境界線の役割をしている。

いつもお世話になっていますと、今日は友人と一緒に柏手を打った。

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