思いがけないプレゼント

GW。
息子たちが帰省している。
次男は、この春社会人になった。

家を出て、まだ1ヶ月程だが既に逞しく育っている。

その息子が、「初任給で何か買ってあげるよ」と言い出した。
なんやて？！と驚きと共に、悪いなって気持ちが出て断りそうになった。

でも、その気持ちを受け取り拒否するのは、もっと嫌だ。

消えてしまうもの。
「じゃあ、これ」って感じで軽く買ってもらうのは嫌で。

何がいいだろう？と考えた結果、毎日身につける「メガネ」を買ってもらうことにした。

最近、コンタクトより、メガネの方がとても楽で目の負担も減っているから、色々おしゃれに付け替えたいと思っていたところ。

ただ、いいフレームはお値段がとてもいいので、もう少ししてから買い足そうと思っていた。

その、いいフレームを買ってくれると！！
しかも、ワタシは目がとても悪いのでレンズの価格もそれなりの価格に！！

それでも、「初任給だけやで」って笑いながら買ってくれた。

めちゃくちゃ嬉しい！！
ありがとう！！
このメガネ大事にするね！！
大事に身につけるね！！
最後、棺桶に入れてね！！←おい

って笑いながら、こんな事を言いながら過ごせる時間は本当に幸せだ。

主人にも初任給でプレゼントを渡していた。
「物欲」を表に出さない父に、息子は「唯一欲しいって言ってたものがこれやったから」と、Apple Wachを準備していた。

50代になって、そろそろ健康面にも気を配るお年頃の主人にとって、とてもとても嬉しいプレゼントだったみたいで、嬉しそうに早速身につけていた。

子育て。
大変なことも、もちろんあるけど、思いがけない喜びを体験させてくれるものであるのは、間違いない。

それは健常児であっても、障害児であっても。