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時給1,000円以下の動画編集者は全員◯◯をやれ

早速ですが、動画編集者の皆さん、低単価案件ばかりで時給1,000円を超えず、疲弊してませんか?

Xを始めて感じたのですが、想定以上にそんな方が多いように思います。

この記事はそんな疲弊した方々に向けて作成したものです。
「あー私時給1,000円超えてないな、、、」
そう思う方は、是非参考にしてみてください。

ちなみに、時給1,000円以上の人にとっては、割と当たり前のことをつらつらと書き殴っているだけだと思うので、読まなくて大丈夫です笑


1.初めに

本題に入る前に「そもそもお前は誰やねん」ってツッコミがきそうなので、超ざっくり自己紹介します。

<本業>
大学院卒業後、医療関係のメーカーに入り研究してます。普段はずっと白衣で仕事してます。
<副業>
2023年6月から動画編集を始め、広告動画制作の受託(地方自治体、一般企業等から累計100案件ほど)をメインに活動しています。その他には企業様のSNS運用なんかもやっています。「どれくらい稼いでんの?」みたいな話はnoteでは書けないので、興味ある人は直接聞いてください(基本聞かれたら何でも答えるタイプなので笑)

2.本題

では、本題に入ります。
時給1000円以下の動画編集者がやるべきこととは、、、





ズバリ『市場調査』 です!





「は?」って思われた方具体的に説明するのでちょっと待ってくださいね笑

2.1.そもそも市場のことしっかり知ってますか?


これを見てるあなたに質問です。

  • 市場にどんな案件があって

  • どれくらいの価格でやり取りされていて

  • どんな会社が制作しているのか

を具体的にご存知ですか?
まさかとは思いますが、X(旧Twitter)で流れてくる案件に片っ端から応募してたりしませんよね?

例えば、YouTube動画編集の相場がどれくらいかご存知ですか?

私がこれまで受けた3社(全て10人以下の会社)においては『10分あたり1万円~1.5万円』が報酬の平均値でした。編集時間は10時間程度でしたので、時給としては1,000円〜1,500円といったところでしょうか。
一方、私の友人が受けてる、大手BtoC企業のYouTube動画編集は『10分あたり3万円』だそうです。同じく10時間程度の編集作業で完了するので、時給は3,000円ぐらいでしょうか?(実際は10時間より早く編集が終わるので、もっと良い時給かと思います)

「えっそんな高い金額でYouTube動画編集を依頼してくれる会社あるの?」と思った方、危険です。実はそんな会社けっこうあります(仕事を取れるかどうかは別として)

あなたが時給1,000円以下の理由はここにあります。要は、市場にある高単価案件を知らないからです。

じゃあ、次に気になるのはどうやって市場調査(=案件の調査)をするのか?ということですよね。

2.2.市場調査の方法について

実は市場調査の方法って色々あります。が、全て紹介すると、とんでもない量になってしまうので、一番簡単な方法を説明しますね。

  1. ネットで「動画制作会社」と検索する

  2. 動画制作会社のHPを確認する ※この時なるべく『規模が小さい会社』を選ぶこと

  3. その会社HPにある「実績」や「料金プラン」を確認し『時間をかければ制作できそうな動画』をピックアップしていく

以上です。

「えっこれだけ?」と思った方、おそらくいますよね。ええ、そうです。これだけです。1日どころか数時間でできます。ですが、今までやってこなかった方も多いんじゃないでしょうか?定期的にこのような調査を続けていると、非常に割のいい案件を見つけることができます。時給1,000円以下の方は、今すぐやってくださいね。



ええ、わかってますよ。
次に気になるのは『どうやってその案件を獲得するのか?』ですよね。

2.3.狙った案件を獲得する方法

割のいい案件(およびその市場)を把握したら、次に必要なのは、その案件を獲得するまでの計画をしっかり立てて、行動することです。ちょっと抽象的すぎるので、簡単な例を挙げます。

<具体例>
あなたは副業で動画編集を始めた看護師です。市場調査をしていると、どうやら、歯科クリニックで流れている「治療の流れを説明するアニメーション動画」の案件が、全体的に高い値段でやり取りされており、且つ、あなたでも時間をかければ制作できそう、であることに気づきました。あなたと親和性が高そうですね。早速、案件獲得に向けて計画を立て、行動していきましょう。

以下、案件獲得までのざっくりとした計画です。

  1. 該当の動画をひたすら見て、良いと思う動画を集める
    歯科クリニックで流れている「治療の流れを説明するアニメーション動画」をひたすらに集めましょう。集められる限りです。その中で、あなたが良いと思った動画を3つほど選びましょう。

  2. 集めた3つの動画から、ポートフォリオを作る
    集めた3つの動画を可能な限り真似て、ポートフォリオを作成しましょう。ここが一番時間がかかりますが、踏ん張り時です。頑張りましょう。

  3. 作成したポートフォリオを使って『制作会社』に営業をかける
    作成したポートフォリオを使い、まずは『制作会社』に営業をかけましょう。この時、クリニックの動画制作に自信があることを前面にアピールすることを忘れずに。(理由はこじつけでも良いので考えてください笑。何かしら自身と関連があることをアピールできるとイイですね)

  4. 『制作会社』から案件を取れるようになったら直接営業を始める
    いよいよです。制作会社から受けた実績を武器に、直接営業を行い、高単価の案件を獲得しましょう。

と、かなりざっくり書きましたがこんな感じです。上手くいかなかった場合は市場調査からやり直しましょう。仮に案件が取れなかったとしても、この流れを繰り返していれば、Xによくいる量産系の動画編集者とは比べ物にならない『個性的で魅力的なポートフォリオ』が3ヶ月後には出来上がってい
るはずです。

3.最後に

本記事を読んだ人の中には「いやいや、動画編集の相場なんて制作難易度であらかた決まるでしょ」って思っている方も多いと思います。実際、私もそう思っていました。

しかし、実際は『こんな業界のこんな案件が、この値段でやり取りされてるの?』と驚くものがあります。実は、副業で本業収入を超えている私や私の友人の収益の大半は『ある業界』の動画で占められています。そして、そんな業界の案件は、絶対にXやクラウドワークスなどで出回りません。ですので、地道な市場調査を繰り返して、見つけていくしか道はないのです。

正直に書くと、今回noteに記載した調査方法と案件は、初心者の方にもイメージしやすいクリーンなものを選びました。実際のお宝案件はこの方法では少し見つけにくいかもしれません。

「は?じゃあやる意味ないやん」と思ったそこのあなた。それは違います。普段から市場を見て適正価格を知っておくことで、お宝案件を見つける感度が圧倒的に上がるのです。仮に市場調査を行なっていないあなたが、今お宝案件の手がかりを見つけたとしても、その価値に気づくことはできないかと思います。

ですので、今回の記事を通じて「市場を知る」ことの重要性を常に意識するようにしてください。そうすることで、いつかあなたの前にぶら下がってきたお宝案件を、見逃すことなく掴むことができるようになるでしょう。


以上です!今回の記事はここまで!
これからも有益な情報を頑張って発信していくので、ぜひXのフォローをお願いします。また、たまにですが、一緒に働いてくれる動画編集者の方も募集しているので、よければ応募ください。
それでは!


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