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全てのヘイトを一身に集める優秀タンク、スガノカイジ 東野圭吾さんのさまよう刃を読んで

ネタばれ注意…とか書かんでもいいよな?こんなページにたどり着く人ってさま刃(?!)読了後に他の人の感想をこっそり見にさまよってるだけだし。うまいこと言えたってか?ガハハ!w

ユウカを理解するのむずすぎワロタ

ユウカの心情関連のくだりはやっぱり直接的に理解するのは無理な気がする。「ほーーん、なるほどね?(天下無双)」くらいのテキトーさで状況を把握して落とし込むのが限界。というかその行為が理解か??
村田さんのコンビニ人間に、自分に理解できないものには背景事情をむりやり考え出して枠に当てはめようとされる、みたいなくだりがあった気がするけど(くssっそうろ覚え)、確かにものごとを自分を納得させたいばかりに、歪みを生んで捉えるぐらいなら、表層の事実だけを把握しておくか〜くらいがいいのかも。なるほーね。
各登場人物の視点で話を進めてくれていたから、そうなると理解(のような感覚)は進みやすい。カイジとユウカ視点も読んでみたいンゴねぇ…でも結局知ったとて、相容れず唖然としてむずすぎワロタになりそうだし、だからこそ描かれることはなかったのかもだけれど。

令和の現代技術の前に長峰逮捕TA、どのくらいタイムは縮まるのか?!

録音装置とか公衆電話(←こいつマジでどこ行った)、いいよね。GPSもないもんなぁ。まあどの答えが正しいかなんてわからないってあのおじちゃんも言ってたし、最新技術フル投入長峰最速攻略エンド見届けたくもあるよね。

ラストチャンスに飢えたつま先が♪

これはマジで俺の罪。密告者のラスト密告シーン、高崎駅で推しの子のエンディング流れちゃったもんね。あれ関連のミームを見過ぎていた俺への罰ですね。歌詞もこう見るとちょっと合っててウケるな。でも受け手がどのタイミングで何を経験したかで感じることが変わるのってやっぱおもろいよな~~バチっとはまる感じ。発刊されたときに読んでたら女王蜂と刃が交わることなんてなかったわけだし。そう考えると読書って時期に縛られないし、サイコー!!

感じた書き残したかったことをそのまま書いたら逆張りのイタいやつ感あるものになってしまいましたが、何卒。
物語の大筋の感想は…おもろすぎました(小並感)。でもほんとに爆速で読んでしまったし、最後の数ページまで引き込まれてにっこり。一貫して自己保身の域を出ない思考の誠と、密告者の行動の微妙なズレは見返して納得だし、長峰が殺してくれれば楽なのにという誠の心情描写も矛盾なくミスリードしてきてにっこりよ。現実世界に活かせる知見とか、裏に隠された伏線とかそこら辺の考察は、得意な人のやつを後でこっそり見に行こうと思います。対戦ありがとうございました。

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