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私は我が子の安全基地

先回りして小石を拾って、
安全な道を作ってあげるより
転んだ後に抱きしめてあげるほうが
よっぽど大事。

『びっくりしたね』
『痛かったよね。』
共感する言葉と一緒に、我が子の帰る場所になる。

そうなるだろうなと思うけど、止めない。

安全に失敗できる環境のなかで、
たくさん失敗して予防や
立て直し方を身につけたり、
自分を知ったり、
人の痛みに共感できる心が育ったり
いつか我が子にとって身になるだろうし

そうなるといいなぁなんて期待をしながら
目を離さず、見守って我が子への関心を絶やさない。

私は我が子の安全基地

安全基地(あんぜんきち、英: Secure Base)とは、
アメリカ合衆国の心理学者であるメアリー・エインスワースが1982年に提唱した人間の愛着行動に関する概念である。子供は親との信頼関係によって育まれる『心の安全基地』の存在によって外の世界を探索でき、戻ってきたときには喜んで迎えられると確信することで帰還することができる。現代においては子供に限らず成人においてもこの概念は適用されると考えられている

Wikipedia

安全基地って、発達心理学の用語で
いわゆる『こころの拠り所』です。

自分がどんな子でも好きでいてくれる。
何かあったら守ってくれたり、慰めてくれる。
いつでも温かく迎えてくれるという信頼。

これがしっかり育つと、
木の枝があちらこちらに伸びようとするように

知らない物事に興味を示し、
それがどんなものなのかを確かめよう、知ろうと
外へ外へと行動しようとしていくのでしょうね。

躓いたら、戻ればいい。
そう思える基地がある。
その安心が、子どもの幅を広げるようです。

最近どんどんお転婆になって転んだり
突拍子もなく走り出す我が子に

気になるよね やってみたいよね
でも絶対怪我するやつじゃん……?と、
めちゃめちゃ止めたいし、
ついつい一言目に『もう!』とか
『あぁー!!!』とか言っちゃう今日この頃。

今からやろうとしてることに対して
『出来ないからやめとき』なんて
怪我してほしくなかったり泣き顔を見たくない一心で
言いそうになります。

でも我が子には
すいもあまいもたくさん経験して
最強ちゃんに育って欲しいし

いつか私のそばを離れて巣立つ日が来るから。

そんなときに 役立つように
いろいろ仕向けて、経験させてあげたい。


よっぽど危ないとこや、
人を傷つけるようなこと以外は
止めずに見守ることにしようと
考えられるようになりました。

ただし手がかかるし、時間もかかるから
自分の心にゆとりのある時限定です(小声)

子育ての先輩たちが皆んな
あっという間だったと振り返る
今を堪能しよう!と寝顔を見ながら書く
ひさびさのnoteでした。

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