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行った国行ってみたい国

2020年3月以降、私が行ったところは
都内と義理実家のある関東某県、そしてアメリカ。
この3か所のみです。

行動制限はあったけれど
行動範囲が狭くなったのか、
行動力がなくなったのか、
とにかくどこも行かなかった3年間。

今年はもっとどこかに行きたい、と思い
お題に参加。

今年の海外旅行のテーマは
開花時期に合わせてジャカランダが咲く街を訪れる

コロナ禍前の2019年
日本でジャカランダのお花見


どこかに行けていた頃 −2020年2月頃

三年前コロナ感染が拡大し始めた頃、
私はアメリカに滞在中。

どんな理由であれ日常生活でマスク着用習慣がない国の
コストコで箱入りマスクをその時初めて見かけた。
確か一箱75枚入り6箱で1セットのような
売られ方をしていて、こんな大量枚数使い切れるかしら、
とその場での購入を迷った。
翌日買いに行ったらもう在庫切れでした。

トイレットペーパー、使い捨て手袋、手指消毒液、
体温計等も売り切れで商品棚は空っぽ。

見えない感染症に対する恐怖心で日常生活が
侵食されるような、不思議な空気が流れていました。

国際線のフライトもだんだんと減便されていき、
そのうち入国制限する国もで始めた。
「非常事態宣言」というおどろおどろしい名の
宣言も出されるかも、と言われ出した。

自由に動けることは特別なことと気づいた

頭をよぎったのは
「鎖国になったらどうしよう」

2020年3月当時、それほど健康状態は悪くはないけれど、
85歳以上の親が3名いて、
何かあったら駆けつけられない状態は好ましくない。

ただその時の変更不可の航空券で
アメリカ→日本、4月半ばのフライトを取っていた。
帰国を早めたい場合は一旦キャンセルで新たに予約。
キャンセルする元のフライトの代金は戻ってこないし、
新たにチケット代を払わないといけない。

う〜ん高くつくしどうしよう、と困り果てていたところ、
変更不可チケットでも手数料一切発生せず
一回に限り変更可能とのありがたい特例措置を
航空会社(Jal)が講じてくれ、3月上旬の飛行機で
無事日本に戻ることができました。

プレエコ席でしたが
CAさんはカートではなくトレイで食事を
運んでくれたほど、乗客はまばら。

慌ただしく空港へ。
ラウンジも空いていた。

次いつ出国できるかわからない、日常が始まった。

成田空港も旅客がほとんどおらず、
入国、荷物受け取り、税関が
驚きの速さですみ、
着陸30分後には空港の外にいました。

日本に帰ってきて本当に安心しました。
それまで何十回と出入国をしているけれど、
以前は
「またこれから日常が始まる」、
「次はどこに行こう」などと
思いを巡らしたものだけれど、
「帰国できてよかった」と
思ったのは初めてでした。

でもこの時から次アメリカに行くまで
2年半かかった。
コロナ禍と老親介護問題に直面するのです。



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