薫~かおるん展2~を終えて
はじまり
かおるんを初めて撮影したのは、実は2023年4月2日。かおるん展2から僅か半年程前のこと。浅草で着物撮影を企画するとのことで椎名林檎好きのかおるんが、僕も椎名林檎好きなことをご存知頂き(SNSの投稿内容から知って頂けたのかな?)東京事変の『緑酒』のPVの着物のイメージで衣装を用意するので撮影して欲しいとのDMを頂いたのが切っ掛けでした。でもそのちょっと前に実は「PASHA STYLE認定作品展vol.7」を観に来てくれて、その時はお会いできなかったのですが僕の作品を気に入って頂き、当時のTwitter(現 X)をフォローして下さり、そこから丁度1ヶ月程経った頃という、興味を持って頂けたことからの初撮影だったと思います。
そして、主催者の嘉さんからかおるん展2に出展しませんか?とお誘い頂いたのが4月の末。浅草の撮影作品をご覧頂き、お声を掛けて下さったとのことでした。
ちなみに嘉さんも林檎ファンで、2023年5月に東京国際フォーラムで開催された「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常」の千秋楽に参戦され、ライブ終了後偶然にも会場出口でバッタリお会いした同じ穴の狢です。
計画
お誘い頂いた時はまだメンバーも決まっていなかったのですが、その後6月末。参加メンバーも決まり、告知を出すとの連絡を頂きました。
こちらがXにポストされ、遂に公になりました。で、参加メンバーですがこのビジュアルに書かれた通り、物凄い方々ばかりじゃないですか汗
気軽にOKしたことを後悔するとともに、下手な作品を出せないプレッシャーが一気に重く圧し掛かってきたのでした涙
物凄い重圧!だからと云って引き下がる訳にはいかない展示への熱い情熱はあるので、今までの数少ない展示経験・額装経験と20年来のファッション・芸術へのそれなりの知見を活かして色々と構想を練り始めました。当然参加される皆様がどういう作品を出してくるかなんて知る由もなく、そうなると"己の持つ個性を如何に出せるか?"が検討材料の全てになります。ここ最近の展示では「PASHA STYLE認定作品展vol.7」や「The 2nd photo exhibition」とB1サイズの額を使った大物1枚勝負でインパクトを重視していたのですが、同じパターンの繰り返しでは芸がない。
場所決め
そうこうするうちに展示スペース割りの要望確認が主催者の嘉さんから届きました。会場はよく知る渋谷のギャラリー・ルデコ。4階ワンフロアーを使っての写真展となるそうで、どこの壁面を使いたいか?という要望確認でした。そりゃあ皆さん入って真正面とか入り口近くとか、目につく場所が人気なのは分かってますし、そこに出せる作品を生み出せる自信があれば、進んでそちらを希望しますが、何せまだその時はかおるんを2回しか撮っていないという出すのも烏滸がましいレベルでしたので、「PORTRAIT BIWAK RED」で作品を展示して頂いた奥まった馴染みある場所が何気にこじんまりして、尚且つ、自分の世界も作りやすいスペースなんじゃないかと考えて、同じ場所を第1希望で回答させて頂き、無事そちらに決まりました。多分、袋小路みたいに奥まってて見辛いので単純に人気がなかったのだと思います笑 ということで僕の展示スペースは下図③となりました。
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