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子どもは真似の天才

私たちの行動を全て追いかける次男


先日、長男と次男と私の3人で我が家お気に入りの中華料理屋さん(聚寳園)にランチを食べに行きました。(白金高輪駅近くにあり、無化調で自然栽培のお米なども使う、中華料理屋では非常に珍しい、とても貴重なお店です。) 

長男は現在7歳ですが、中華料理が大好きなので、外食のお店を決める際、ラーメンが食べたい!チャーハンが食べたい!とリクエストをもらうことが多く、この日もラーメンが食べたい!とのことだったので、我が家の中華料理屋さん行きつけリストの一軒、聚寳園に行きました。

ただ、今日は中華料理のお話ではありません!

次男の成長から見えた子どもの素晴らしい才能について、私の考えを書いてみたいと思います。

先ほどの3人でランチに行った話に戻りますが、お店に着くや否や、次男の行動がとても興味深いものでした。

次男はもうすぐ1歳半になるところですが、どんなこともみんなと同じ様に、1人でやりたがるのですが、

  • 長男がソファー席に座ったらソファー席に同じ様に座り、

  • 長男や私がジャケットを脱いだら同じ様にジャケットを脱ぎ、

  • 長男がお箸を手に取れば同じ様に手に取り、

  • 長男がチャーハンを食べれば同じチャーハンを食べたいと言い(今日のトップ画像はその時に次男がチャーハンを食べていた様子です。)、

  • 長男や私が中国茶を飲めば同じ様に中国茶を飲みたいと言い…

etc…などと、書き出すとキリが無いくらい、長男や私の行動を全て真似していこうとします。

これは中華料理屋さんに行った時だけに見られたものではなく、日常的に見られる次男の行動の特徴です。

子どもは驚くほど親や兄弟など、身近な信頼者の言動を良く見ていて、とにかく同じようにやろうとしますよね。

本当に真似する能力の天才です。

矛盾した親の指示

先日の中華料理屋さんでの次男の行動を見ながら改めて強く感じたことは、
子どもに何か教えたいことがあるのであれば、言葉で伝えるよりも、背中で見せてあげることの大切さです。

親とは何とも都合の良いことを子どもたちに躾という名のもと、日々色々言葉で伝えてしまいがちです。

「勉強する時は集中しなさい」
「急いで準備しなさい」
「きちんと周りの人には挨拶しなさい」
「もっと読書しなさい」

etc…

でも実は上記のようなことを子どもに注意したくなってしまうということは、実は親がきちんと出来ていないことに起因しており、かつ、親がその出来ていないことに気付いていないことがよくあります。

集中しなさいと言いながら、親は何かをしながらしょっちゅうスマホを見ていたり…
急いで準備してと言いながら、実は親の方がスマホばかり見ていて準備がなかなか進んでいなかったり…
「挨拶しなさい!」とは言うけれど、子どもには指摘するけれど親はサラッとながら挨拶…

もちろん子どもが影響を受けるのは親だけではなく、先日の我が家の中華料理屋さんでの出来事の様に、兄弟姉妹から影響を受けることもあります。(兄弟姉妹の行動も元を辿れば親である自分の行動の結果でもありますが)

子育ては親育ちと言われる所以


子どもが育つ魔法の言葉という私が子育てを始める前に読んだ本で、非常に参考になった本があります。

子どもは自分がしたように真似して成長するとについて書かれた本ですが、子どもたちを見ていてもまさにその通りだなと思います。

子どもに注意したくなってしまう言動が見られた時は、まず自分自身の直近の言動を振り返ってみる。

こうして、私たち親は子どもの姿から自分の成長も分析出来るものだと思っています。

子どもは本当に一生懸命真似しますね。

可愛いです。

自分たちの子どもにとっては一番身近な存在である私たち家族が、子どもの成長において大切なことをたくさん教えてくれる、模範とかる大人になれるよう、私も日々成長していきたいと思います。

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