
「オトナになるって、なんて切ないんだろう」 #だけどねそれがいいんだよオトナの日🥀✨
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🥀✨
ベッドルームから、こんにちは。
セミダブルのベッドの上に命が4つ。
子供2人と犬1匹、1枚の大きな毛布を
かけながら、それぞれのことを
しています。お昼過ぎ。好きな静寂。
今日は成人式。
二十歳のその日、私は高円寺の
ワンルームマンションのシングルベッドの上で
猛勉強をしていました。大学1年生。
成人式の翌日が、必須科目の期末試験で。
成人式行けないねーなんて同じ学部の
友達と勉強中にメールを
送り合いながらも、内心、
あーよかったぁ行けなくて!!って
思っていましたw
地元という地元が
ないだよね、父が転勤族で
小学校は4ついったし、中学は私立だし、高校でも
留学しちゃったし、
「私の地元」って、今でもどこだかわからないんだけど、
もう20年近く住んでいる東京がそうなのかもしれないです。
オトナになってから自分で作った居場所がHOMEなのかも
しれないな、私にとっては。
そして、居場所づくりに必死だからこそ、
こんなにもインテリアが好きなのかもしれない。
ずっと思って過ごしていたから、子供時代。
そういう意味で、オトナになれて安堵しています。
#ここが私の居場所 だと感じるから。
今、いる、ここが。
そしてここは、自分でつくった場所だから。
誰かが用意してくれる場所って、
もちろんそれはとてもありがたいことなんだけど
#借りぐらしのアリエッティ って感じがする。
匿名ベースのオンラインだから、どこか不思議な関係。でもリアル友達にも言いづらい心の内を見せ合っているから絆が強い、日々を共に支え合える女友達ができます🗝 ここにいる方々は、びっくりするほど、誰もがとても優しいです。
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作家。39歳。蠍座。横浜生まれ。NY、FLでの海外生活を経て上智大学卒。25歳でデビュー。著書多数。最新刊は「別ればなしTOKYO2020」(幻冬舎)。「VERY」「Otona Muse」連載中。東京在住。11歳&9歳の母。www.lilylilylily.tokyo