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児童相談所のかたが突然やってきた 等身大のわたしがお母さんに伝えたい想い

ピンポーん。

あのー。◯◯の児童相談所の◯◯です、少し大丈夫ですか?

突然やってきた、児童相談所のかた、二名。

玄関開けて、
そこでお話を聴くことになる。

え。なんで?

なんで、うち?
最初はそう想った。

玄関にスーツでたっている二人組は。
ニコニコもしていない、
18時過ぎ、ゆっくりとしていた時間に唐突に、
やってきた変な空気。

え?
どうしたんですか?
ととうと、
『昨日、こちらのほうで、女の子のぎゃあぎゃあという声がするとお聞きしまして…』
選びながら話をされているようなかんじ。
わたし、頭 まわっていないけど、
つまり、虐待の疑いか。

とりあえず、蚊もでる時間だし、
すみません、あの、
はいってもらっていいですか?と。玄関内を進めた。
そこでやっと、玄関を閉めれる。
玄関内に、スーツの二人と、仕事帰りでボサボサの私と、私の母。
なんか、密室で、この空気やだ。

すみません、突然ですけど、どぅぞ、おはいりください。と、リビングに、お誘いする。

スーツのお二人は顔を見合わせて、えっ、どうしようか、みたいな、けど
じゃあ、お邪魔しますー、
と。はいってくださる。
 お客さんが来るように、掃除したわけでもないけど、
なんか、話を、ゆっくり聴かれると思った。

もしかして、私の娘、
つれていかれるの?


そんなこと考えながら、
いまの自分は一生懸命、向き合ってて、
よくわからない感情に支配されそうになったけど、
堂々とした。
うそもつきたくない。
そう想った。


聴かれること。
まず、二人が、どうしてきたのかを聞いた。
『女の子か女性かは聞き取れないけど、ぎゃあぎゃあ叫び声がきこえたみたいで、』と。

通報したかたの情報は守られてる。
 しかも、あとでわかった話。
昨日は、私も娘も学校に用事に行ってたから、いなかったし、うるさくしてないし、と思い出して、
パンフレットにかかれてるスーツのお二人の機関に電話。
そしたら、すでに、娘の名前を知っていた。
ぢゃ、少しまえから情報を集めてたんだと勘づいた。電話の知らない人に、聞くと、『昨日では、ないような…』とめちゃくちゃ濁される。


えーと、
たぶん、それ、わたしだと思います…
『というと?何でおこってたんですか?』
(勝手に怒ったということで話を聴かれる)

申し訳ないけど、娘にも人権がありますので、突然こられたお二人に理由は話せませんが、
だめなことをしたから、大声だしてました。
『手とかはあげてないんですか?』
(決めつけて聴いてくる。たぶん、マニュアル?)
あげてないといえば、、、

二人は書き留め始める。
私の母がここで口をはさむ。
『昨日っておっしゃってますけど、たぶんうちとちがいますよ。。それに、この子は父と母両方面でみてますから。』
けど、ここって、言われたんですよね?
というと、
『そうですね』と。
そして、娘が勝手に登場。
正直、 いみがわからん。
悪いことしてたら怒るし、
喧嘩もするし。わたしだって、大声だすし。
なんかおかしいんだろうか?
『毎回、夜に聞こえるみたいで』
は?
そりゃ最近、いろいろあったから、
ぶつかってなにか悪い?

いま、学校のカウンセリングにも、通ってて。
と伝えた。

で、根掘り葉掘り、どんなカウンセリングの先生か聴かれる。

そこ、必要?

昨日も、学校の先生のところに娘といってました。
というと、
全部、メモる。

悲しくなってきた。
だまって、諭すことって
全員同じように、子供に伝えるって、
できるん?
突然、大声で泣き出すことも
あるよ?子供って。

なんどもなんども、過ちをして、
怒るし、叱るし、
それって、ぜんぶが
悪なん?

なんか、突然、内容しらんひとから通報されて、
悪みたいに、なってて
根掘り葉掘りきかれて、
あげくに、
名前と、職業まで。書き留められて。

一生懸命のわたしは
悪になるの?

悲しい。

一生懸命やってるのにさ。

疲れても、
向き合って。
だれが嬉しくて、怒らなきゃいけないのよ。

怒らなかったら…よかった…

みんなのまえで
こらえてたものが、ぶわーってあつくなって、

ポロポロ涙がでてきてしまった。

娘の前では泣きたくないのに!
母の前でも泣きたくないのに!
強い母でいたいのに。。

どうしても、涙はとまらない。

世の中のお母さんは、

よくやってるよ。
がんばってるよ。



この世の中もまた、
子供はきちんと守られているのだなって、
わかった。
それも、わたしは、正直に、嬉しかった。

パンフレットを渡されて
連絡先をきかれた。

よくわからないけど、
個人情報ずらずらと、書かれるたびに、

自己否定してるようなきさえする。
わるいことしたんだ…
みたいな。

『こーゆー機関もわたしたちのとこには、24時間ありますので、遠慮なく連絡してください』といわれて。
娘が昔のわたしの話をして、
印象悪くなったかなとか、想ったり。
引き離されるのだけは、いや。

わたしの友達、
でたらめな情報で、
一番したの子供を赤ちゃんときに引き取られた。
帰ってきたのは小学生になってから。

やっと、一緒に住めることになったー。って言ってた。
聞いて、泣いた。

でも、その子は いいもわるいも、ないって。
いまが、だいじなんだよー って。笑ってるこ。

わたしも、そうなったら、

どないしよう。
なんて、思って、
だけど、ひとつ。

どんなに歳をとろうとも 
どんなに離れていようとも
母は、
子供のことを 想ってる。

母から聞いた
私をかばうように
『この子は父親と母親、両方してるんですよ!』

 が、まだ胸に響いてる。

あー、こんな近くに、
ほんとは、しんどいのわかってくれてるひと、いたんだ。って労われた気がした。


 それからの話

誰が通報したとか、
正直近所ってのはわかるけど、
どうでもいい。

これからも、わたしは、隠すことなく全力で、娘とぶつかっていくつもり。
みてみぬふりしない。

だけど、虐待っていわれたり、思われるって。
そうなるだろうな。。

そして、娘にもわかりやすく、伝えた。

こーやって、保護してくれる施設があって、
あなたの悲しかったことや、苦しかったこと、聞いてくれる機関があるから、いつでも言っていいんよ。ママのことでもいいし。
逃げてもいい。あなたをまもってくれるところ。
逃げれるところよ。


子は

所有物でもない。

自由にいきていい。

母は

ただ、道を外れないように
心配がつのって、つのって、

一生懸命に生活していて、
誰にも相談できなくて苦しいとき、
いっぱいいっぱいが、

一番近くの子供が自分の分身にみえて、
期待しすぎて
どうしてできないのっとか、

まわりにも
理由はたくさんある。
ほんとの🆘もある。
子供もだけど、
それは親も同じ。

みてみぬふりしないでくれて、
ありがとう。


今回は、世間的には、わるいことで、
わたしのなかでは、
自分のなかなかできない経験で、
同じように体験されて、
悲しい気持ちのかたがいるかもしれないって想って。
誰かのきもちがわかることもあるって想って
赤裸々に綴りました。

お母さん、いつも
よくがんばってるよね、
えらいよ。



 


















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