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「子ども夢チャレンジ in LAC拠点」~場所にとらわれない働き方を親子で実施。現地での体験は、子どものやりたいことや夢へのきっかけになるのか?~ 新しい働き方LAB研究員りりから #研究報告書

「定住前提の終末」。まさに自分の理想の生き方!
募集案内に吸い込まれるように応募したのが、2021年6月から始まった新しい働き方LAB研究員制度でした。

そしてこの11月末で、半年間の研究員としての活動が終わります。

こちらは指定企画として、Living Anywhere Commons(以下、LAC)で活動した、わたしの研究結果の最終報告書としてのまとめです。


実験の目的と背景

実はこの実験は、新しい働き方LAB研究制度の自主企画として参加していた「子ども夢探しチャレンジ(夢チャレンジっ子)」にもつながっています。

▼自主企画の最終報告書

どちらも子どもの体験が将来の夢や目標につながるきっかけになるか?をテーマとしていましたが、自主企画は子どもの活動がメインの実験であるのに対し、LAC指定企画では自分自身のスキルアップに関しても実験目的としていました。

それではなぜLACの指定企画を選んだのか。研究計画書の内容をもう少し簡潔にまとめると以下の通りとなります。

・夢チャレンジっ子としての体験先をLAC利用により範囲を広げられる
・親子ともに日常にある制約から離れられリフレッシュ効果がある
・経験をとおして子どもの主体性を育められる
・ライター業のスキルアップにつながる

この計画書を作成した当時は、コロナの影響や家庭の事情がどこまで実験に影響するのかは予測しきれていませんでした。
そのため半年間で活動できたのは、岡山県にあるLAC津山拠点のみです。


研究活動について

唯一研究期間中に利用することができた、LAC津山拠点での活動報告書は以下にまとめています。

実験内容は、”子どもの夢チャレンジと私自身のスキルアップ”を目指した活動です。しかし、ただLAC施設を利用するだけでなく、自分ができるなにかしらの付加価値を現地で共有する、ということも目指していました。

具体的には、1年前にライターとしての道を選んだ時点で、文章で人や地域の課題を解決するために支援していこうという目標がありました。そのため研究活動を通して現地と共生すること、その地域の方達と一緒になにかを成し遂げることや地域活性につなげられるような活動をしていきたいという想いがありました。

そうして実際にLAC津山では、地元のプログラミング教室での取材と、友人と一緒に小学生を対象にしたシルクスクリーン体験イベントを開催することができました!


結論と根拠・気づき

限られた機会でしたが、LACの指定企画に参加することで得られた結果と結論をまとめます。

【結論】
LACを親子で利用することは、子どもの視野を広げ他地域の魅力や興味関心を持つことにつながった。LAC拠点を利用することにより集中してライター活動ができモチベーションアップにつながった。結果その後の実績が伸びた。

【根拠】
・子どもからは、現地で体験したプログラミングが楽しかった!津山市も楽しかった!という感想があった。
・ランサーズ内でのライター実績数(ランサーズのみ)が増えた

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【気づき】
LAC拠点は普段の生活や環境から離れることで、新たな気持ちで集中して仕事に取り組むことができました。また現地で意外な魅力に気付けたのと同時に、イベント開催を通して人とのつながりや自分の可能性を広げることにもつなげられたと感じています。

研究に関する考察・これから

今回は実質1拠点のみの利用となってしまいましたが、今後も積極的にLACを利用していきたいと思います。

そして可能であれば、11月に予定していたLAC熱海でのイベントのリベンジやその他拠点でも地域と共生できるイベントを実施していきたいと考えています。

▼残念ながらキャンセルになってしまったLAC熱海で開催予定していたイベント

チラシ宣伝用

こちらのイベントがキャンセルになった理由としては次のような理由があげられます。

・そもそも「ウォークラリー」という言葉が時代にあっていなかった。
・ネーミングに工夫が必要だった。例:謎解きゲームなど
・地元の子ども達は参加費無料にするなど、特典をつける必要があった
・具体的にウォークラリーでどのような場所をまわるのか、内容がわかりにくかった

開催に至りませんでしたが、地元の小学校教諭のかたからぜひイベントに同伴したい!教え子達に地元の魅力を伝えたい!という相談が現地スタッフ宛にあったそうなので今後の検討として社会見学のような要素も取り入れるのも有効だと思われます。

全体の振り返り

LAC拠点は、ワークスペースと宿泊施設が混合していて、拠点によっては食事をみんなで作って共有したり、ワークショップの開催やイベントなどを通してLAC会員同士がつながりをもてる場所です。

日常とは違う非日常空間で「暮らすように働く」ことで、仕事効率の向上や実績アップにもつながることで、自分に自信が持てるきっかけにもなります。また地域の歴史や文化、そして人との触れ合を通していろんな刺激や自分が変わるチャンスを見つけられます!

今回このような貴重な体験をさせていただいたLiving Anywhere Commonsと、私の活動を援助し応援してくださったハマさんにお礼申し上げます。
またLAC津山でサポートしてくださったコミュニティーマネージャーの武川さん、イベントの段取り準備など急な提案にご対応くださったLAC熱海のコミュニティーマネージャーの廣野さんへも、心から感謝いたします。