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「夢チャレンジっ子」お仕事体験 vol.4~薬剤師~

いよいよ7月も終り。今月は月初にプライベートで不運に見舞われたこともあり、気分もやや落ち込む日が多かった月でした。
不調を受入れる、仕事の新規受注は控える。そう自分で納得し決めたことで気持ちも前向きに乗り切ることができました。

やる時はやる!休むときは休む!メリハリが大事ですね。

というわけで今月は、夢チャレンジっ子の体験場所探しや報告書の作成、LAC指定企画で主催するワークショップのイベントページの作成や申し込みフォームの作成に専念。

イベントの企画から集客まではじめての試みでしたが、一つのイベントを開催するには大変な労力が必要だと身にしみて感じました。いつもさまざまなイベントを用意してくださり、研究員生のサポートなど、幅広い業務に携わられている新しい働き方LABの運営者の方々にあらためて感謝します。

さて今月最後のお仕事体験報告は薬剤師です。子どもの同級生のママさんにご協力をいただいてプライベート講座を受けてきました。

お仕事体験第4回目「薬剤師」

今回の体験は、薬剤師として現役で働いていらっしゃる知人のママさんから薬剤師の仕事ついて話を聞くことができました!

一般的に薬剤師というと、院内薬局で働いている人や、ウェルシアやスギ薬局といった調剤薬局で働いている人とイメージする方が多いのではないでしょうか。

▼キッズnifty「2020年の小学生人気職業ランキング」によると
・小学生が将来なりたい職業 第6位
・保護者が子どもになって欲しい職業 第4位

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ニフティ㈱「キッズnifty」みんなのホンネ調査レポートより「なりたい職業アンケート結果」より引用(https://kids.nifty.com/report/202103work/

一般的に薬剤師を目指すとなると、薬学部や薬科大を卒業する必要があります。私の認識では薬科大は4年間でしたが(かれこれ20年以上前の記憶…)、国家資格を取得するには6年制、研究職を目指すのであれば4年制というように区分している大学もあるみたいです。
薬を処方する薬剤師になるか、製薬会社の研究職になるのか、進路を決める際に判断が必要。

また薬剤師の仕事といえば、処方箋をもとに薬を患者さんへ処方する、という単調な仕事のイメージが強かったのですが、医師や患者さんとのやりとりなど意外に気遣いも多く、メンタルが強い人のほうが向いている職業だそうです。


子どもの体験レポート

今回体験に参加したのは私たち以外に、同じ小学校に通う上級生の親子も参加してくれることに。お話しいただいた薬剤師のママさんには、お忙しいなか資料を人数分用意してくださるなど、ご協力に本当に感謝しています!

▼用意していただいた資料の一部

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▼私の子どもの体験レポート

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話しの中で子どもが注目したのは、医師が服用回数や量の数字を打ち間違えたまま処方箋を作成することがまれにあるので、薬剤師が都度チェックしなければならない、という意外な裏方仕事でした。

また薬剤の使用期限や在庫管理に気をつかったり、常に新しい薬の知識をインプットしておいたりと、几帳面な人にこそ向いている職業という説明に、全員がなるほどとうなずきました。

アンケート結果

「夢チャレンジっ子アンケート」の子ども達の感想によると、体験は面白かったが薬剤師になりたいとは今は思わない、という結果に。
ただ薬剤師は、パート勤務でも平均年収は高めで安定している職業という部分では、上級生にもなると少し興味関心が持てるようです。

これまで、調剤薬局で薬を出してくれる人が薬剤師というイメージでしたが、実はいろんな職場環境があって自分自身で働き方が選べる職業だということ、また医師や患者さんとのコミュケーション力や、適切な薬をアドバイスできる提案力も必要な職業だということが、今回の体験を通して子ども達も認識できたようです。

また人の役に立つ仕事として薬剤師になりたいと思う子ども達が多いのに対して、保護者は収入面の安定性で薬剤師をすすめる人が多いというように、親子間のギャップも大きいようです。

今回の体験を通して

今回お話しくださったママさんは、祖母の一言で興味を持ち薬剤師を目指そう!と思ったそうです。なにがきっかけになるのかわからないところが、この夢チャレンジっ子にも少なくともやらないよりかは意味があることだと思います。

コロナ以前は、薬局や薬科大などで薬剤師の職業体験を実施されていた施設もあるようなので、今後直接体験できる機会があれば是非挑戦させてみたいです!

さて次回のお仕事体験は、私の子どもが今熱中しているゲームのクリエイターのお仕事体験の予定です。


小学生オンラインお仕事講座「教えて!働き方LAB研究員!」開催のお知らせ!

研究員生によるオンラインお仕事講座をいよいよ8月より開催します!
現在のところ以下6名の新しい働き方LAB研究員生が講師として登壇していただく予定です。

・マーケティング: テツ さん
・声優: はづきへちま さん
・保育士: MegHira さん
・経理: アオイソラ さん
・広報: nohana さん
・養護教諭: maho. さん

※今後ご協力いただける研究員生がいらっしゃる場合は追加予定

このオンライン講座の目的は、夢チャレンジっ子として参加する子ども達が、やりたい!やってみたい!面白そう!と仕事に対する興味関心と主体性を持ってもらうこと、そして将来の選択肢としての情報を柔軟性のある子どものうちにインプットしてもらうことです。

*研究員生以外も受講可能です。研究員生の方々のご協力により受講費は無料!

*各講座の日程と募集は随時Twitterで公開していきます!
講座を受講希望のかたはDMやTwitter掲載のリンクより申し込みしていただけます。


夢チャレンジっ子募集中!

夢がある子もまだない子も、一緒に夢探しチャレンジしませんか?
小学生の子どもさんを対象に仲間を募集しています!
期間は8月から10月の間で、体験するお仕事の職種や回数は自由です。1回のみでももちろんOK!オンライン講座に参加してもらっても。
子どもさんがやってみたいお仕事や、保護者の方も知らないけどやらせてみたいお仕事など、子どもと一緒に職業体験を通して親子のコミュニケーションにもなりますよ。

<夢チャレンジっ子参加者へのお願い>
・お子さんができるお仕事の体験先をご自身で探していただきます。
・リアル体験やオンライン講座、インタビューやワークショップなど体験方法は自由です。
・体験するごとに「夢チャレンジっ子アンケート」に回答のご協力をお願いします。
・可能であれば子どもさんに「お仕事体験ノート」などレポートを書いてもらい、ご自身のTwitterやSNSのなかで#夢チャレンジっ子  のハッシュタグを付けて投稿していただけますと、私のモチベーションにも繋がります(もちろん任意です)

参加してみたい!相談したい!という方は、下記コメント欄、またはtwitterのDM、繋がっている方はLINEなどでご連絡ください。

▼私の研究員としての実験概要はこちらの記事にまとめています

▼第3回目「シェフのお仕事」体験レポートはこちら

▼第2回目「学校の先生のお仕事」体験レポートはこちら

▼第1回目「お医者さんのお仕事」体験レポートはこちら