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鏡餅〜蛇神・龍神〜なぜか建御名方神

お正月と言えば、しめ縄と鏡餅。

(画像の鏡餅のみかんが大きいのはご愛敬で。)

年末に実家でついてくれた鏡餅をたくさんもらったので、このお正月に、我が家にたくさん飾り、なんとなく目にする度に「これって宇賀神とそっくりだな〜」と思いました。そういえば以前読んだ本にそう書いてあったような気がする‥そしたら、鏡餅の餅が、蛇にしか見えなくなってきました。

そして、鏡餅について早速調べてみた。(`・ω・´)注意:本文長いです。

宇賀神の姿は、鏡餅で説明すると、鏡餅の餅の部分が蛇になってて、みかんの部分が、お爺さんだったり、女性だったりの頭部分を持った神様なのだけれど、ぱっと初めて宇賀神を見た時は、ちょっとびっくりするお姿。(私はびっくりした。)

宇賀神の宇賀は、宇迦之御魂さんのお稲荷さんの五穀豊穣と、蛇神の水や雨を司る要素を表しているそう。

それと、鏡餅は牛頭天王・スサノオの祇園信仰の部分では、牛頭天王がお金持ちの巨旦という人に、一晩泊めて休ませてほしいと頼んだが断られた為に、兄弟である蘇民将来の所へ行くと、貧しいにも関わらず快く泊めてくれたので、その後、蘇民将来の家は、豊かになったという伝説があって、それ以来、紅白の鏡餅は、巨旦の骨と肉を表していて、巨旦を調伏することを意味しているという。(陰陽五行の本と伊勢地方に伝わる伝説より)

ただ、私は紅白の鏡餅を生で見たことがなく実態はよくわからないし(金沢の方では室町時代の前田家に因んだエピソードもあり)この牛頭天王のエピソードは、ちょっと怖い感じがするので、この辺で止めておこうと思う。ただ、日本の節句にちなんだ飾りもの(門松とかも)は、牛頭天王にちなんでるものばかりらしい。

長くなるけど、もう一つだけ、調べてる中で妙に気になったのが(何の根拠もないけど直感と好奇心で)諏訪大社に鎮座される「建御名方神」。

色々調べた結果、建御名方さんは、蛇神・龍神、天気の神格を持っていることと、中世には、建御名方神の出自を天竺・インドの波提(はだい)という所の国王だとする説があるらしいことに行き着いた。(Wikipediaより)

それと、建御名方の奥様が、八坂刀売神と言う女神で、「八坂」は八坂神社の牛頭天王・スサノオと繋がりがあるんじゃないかな?と思ったこと。(大陸からやってきた事に繋がりを強く持ってるんじゃないかなと?)諏訪大社下社に祭られている女神は、天竺出身でコーサラ国王の娘だと伝えられているそうで(コーサラ国の時代はお釈迦様のいた時代だそう)私としては、建御名方と八坂刀売神を、古代インドの国王とその娘を出自とする説がとてもしっくり。

天竺で、お釈迦様が悟った時にそれをサポートしていたというエピソードがあったり、祇園精舎にまつわるお話があったりと、建御名方神と八坂刀売神には、お釈迦様の存在感をかなり強く感じます。

祇園精舎と聞くと、牛頭天王とも繋がってくるし、(この辺の事は、まだ詳しく知らないので今後調べていきたい)とにかくキーワードの一つに天竺があるように思います。

そもそもの、蛇に関しては、他にもたくさんの所縁ある神社や神様がいると思うのですが(なぜか今回は建御名方神さんが気になりましたので掘り下げましたが)蛇が持つそもそもの力や意味合いは、死と再生の力、そして蛇2匹が絡み合いくるくると螺旋を描くイメージは、男女の和合を表してるそうで、つまり陰陽の統合を表してるのだと思います。

人体でクンダリーニの覚醒によってエネルギーが上昇していく姿、神社の注連縄もそうですし、私たちの目に見えない世界のエネルギーの、あるべき姿、理想的なエネルギーの流れであり、動きなのかなと、感じます。

私たちは、大地に足をつけながら、左と右、男と女、物質と精神などあらゆる分離を愛を持って統合しながら、大地から天へと螺旋を描くように上昇していくのが、特別なことじゃなくて、あるべき姿であって、それこそそれを思い出すということが大切なんじゃないかな〜?とお正月のモチーフを見て今回思いました。

諏訪大社にまつわる謎も、神道のみでは紐解けない部分が、インドやそこに近しい大陸からの影響(ユダヤ?)お釈迦様や仏教など、古代の時代から新旧様々なものが入り混じりながら、時代と共に調和、変化していったのかな?と思います。

ちなみに、御柱祭の御柱は、祓戸四神なのでは?とふと思ったのですが‥

建御名方神のお母さんは沼河姫で、瀬織津姫の分霊とも言われている様ですし‥

それを言ったら、私たちはみんな、宇宙の源の分霊ですね(`・ω・´)うーん。

(分離から統合の時代だから、こんな分析してること自体が分離なのかしら?でも楽しいから良しとしよう)

っと、長くなったのでこの辺はまたの機会に探究してみます。

長くなりましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました!

※好奇心に基づいて歴史ミステリー的に書いています。ご了承ください。

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