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リスニング力を確実に上げる音読トレーニングの秘訣とは?


前回の続きとなる
今回の投稿。

興味のある方は↓こちらを見てください。



私がAさんに提供した
音読トレーニングのパターンは3つ。


・リピーティング
・シャドーイング
・オーバーラッピング


Aさんもリスニング力を上げるために
シャドーイングと教材を使っての発音練習は
独学で行っていたそう。


Aさんも含め
シャドーイング練習経験のある多くの人が
その効果を実感していない。


なぜ、効果が出ないのか?


シャドーイングはそもそも
音源の英語の音をじっくり聞き
それを真似していく、というトレーニング。


つまり「英語の音」を自分の声で
再現することで効果が出るトレーニング。


「英語の音」を自分で再現できる(発音できる)ようになると
間違いなく、そして、確実に

ネイティブの英語が聞こえるようになる。


そのため、シャドーイングで
「英語の音」が再現できていないと

何度練習したとしても
ネイティブの英語が聞こえてくる
耳が得られない。


この「英語の音」を
自分の声で再現するために
最大のキーポイントとなるのが

シャドーイングも含め
全ての音読練習を

「0.5のスピード」


でやること。


シャドーイングをやったことがあり
効果を感じないと思った人のほとんど
多分、99%以上の人は

0.5のスピードでやったことがない。


「英語の音」を知らない
フォニックスもやったことがない

それなのに
リスニングを上げるのにシャドーイングがいい、と言われ
いきなり1.0のスピードでやっても
できるわけがない。


1.0のスピードにのまれ
英語の早口言葉を必死になってやらされる。


これでは本来のシャドーイングが
シャドーイングでなくなってしまう。

音源の音を聞いてそれを再現する
ということをやってこそ
シャドーイングの効果を実感できる。


初回カウンセリングの次の日に
さっそくAさんからメッセージが届いた。

「いや〜、これはものすごく、ものすごくハードな
 音読トレーニングですね〜」


「ハードかなぁ・・・0.5でやれば簡単なはずなんだけど・・・
説明が足りなかったか・・・」と
私は少し心配になった。


次のセッションでAさんは

「毎日1時間半ぐらい
 音読トレーニングしました(笑)
 今までシャドーイングは
 1.0か1.25でやっていたので
 0.5の遅さにびっっっくりしました。」


「でもこれ、効果ありますね。
 まだ曖昧な聞こえ方ですけど、
 確実に前より英語の音が
 聞こえるようになってます。」

たったの1週間で
既に、映画や動画の英語の聞こえ方に
変化を感じたAさん。

効果を実感したからこそ
どんどん教材を前に進め
0.5のオーバーラッピングの
録音を提出してくれる。


この辺りは
TOEIC940をゲーム感覚で取ってしまう
Aさんの頭の良さと
狙ったターゲットを掴みにいく姿勢が

早い効果と結果をもたらしていると思う。


3ヶ月後の転職先で
ネイティブを相手に
対等にビジネスができる英語力が欲しい

心の底からのパッションで
Aさんは「英語の音」の習得をし始めた。



私はというと

TOEIC940の英語上級者


これを文字で見て
勝手に連想するイメージを捨て

英語上達のためには
誰であっても

「英語の音の習得が、絶対に必要!」

という私の確信を更に確信し

ワクワクしながら
毎回Aさんのセッションを迎えている。


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