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コアクティブ・コーチングにふれてみた

育休を家族会議の結果、1年延長することに決めた。
その頃、同タイミングで育休に入った友人に会ったら、同じく1年延長すると聞いてホッとしたのも束の間、大学院に通うと聞く。
正直、焦った・・・

私も何かしないと・・・
どんな顔して会社に戻っていいか・・・

2020年、クルーズ船の騒ぎを聞きながら陣痛に苦しみ、
コロナ禍と同時に第一子の育休に入った私。
当たり前の日常が「母」となったことで一変したと同時に社会も一変した。
国内の赤ちゃんや妊婦さんのニュースが必要以上に目に入り、
産後の不安定な心はさらにグラグラに揺らぎ、
孤独や見えないものへの恐れを抱きながら子育てをしていた日々。
久しぶりに何かの記事を読んで思い出したので記録しておきたい。

本題から大きく逸れました。
そんな非日常な生活を送りながら気が付いたら子供も2人出産し、
育休も5年目に入ろうとしていて、
自分の仕事観や人生観も大きく変わってきた。

今後どのようなキャリアを築きたいか・・・
どのような母になりたいか・・・

そんな気持ちの整理もつかぬまま、何か役に立つスキルってないかな、と
模索して辿り着いたのがコアクティブ・コーチング

決めたらとりあえず動いてみようと、夫に仕事を調整してもらい、
コアクティブ・コーチングの基礎講座に申し込んでみた。

そして先日、2.5日の基礎講座を終えた。

  • コーチは課題解決をするティーチャーではない。課題解決に向かうのはクライアント自身。コーチはクライアントに好奇心を向けて伴奏する。
    コーチって先生みたいに何か課題を解決してくれる人ってイメージだったから最初からびっくり。アプローチが全然違う。

  • クライアントが行動を起こすにあたって、その根底にある価値観や気持ちに寄り添ってバランスをとる
    ほぼ初対面の人でも1日~2日オンラインで少し話しただけで案外自分の人となりって相手に伝わっていた。逆にこんなところみたいなって言われると肩の荷がふとおりて巣の自分が出た気がした。人って本当はいくつもの顔が合って、そんなカラフルな才能をたくさん引き出せたら面白そう。

  • コーチとクライアントは常に対等であり、どちらかに偏っては正しい関係にはなれない
    これも冒頭のティーチャーではないってところに通じるのかもだけど、意識的に関係を構築していくことって簡単じゃないよな。


正直、コーチングってよくわからなかったし、効果のほどもわからなかった。
けど、2.5日終えた今、コーチングを通じて根底にあった自身の願いや夢に目を向けて、自信をもって実現させようと行動を起こす人が世の中に増えたら、なんて素敵なことだろうと感じた。

また、コーチングを通じて、この数年子供との時間ばかりで自分を見つめる時間をあまり持たなかった自分自身にも気が付けた。
自分自身の人生を豊かにするうえでも、とても有意義な時間になったな~と温かい気持ちをまだひきずっている。

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