緊張と成長の間に
こんにちは、りりです。
この春、新生活を迎えたみなさんはだいぶ環境にも慣れてきた頃でしょうか。
忙しさが落ち着いた頃に現れるといわれている五月病は大丈夫でしたか?
思い起こせば私がまだ20代だった頃。
その時はまったく自覚していなかったけど繁忙期を終えた4月の終わりくらいから気持ちが落ち込んだり胃がもたれているような感覚がありました。
いま思えばあれが五月病だったのかもしれませんねぇ。(遠い目)
早いものでもう6月。
季節が春から夏へと移ろうこの季節に私は「緊張感」について考えています。
(理由は後述します)
みなさんは緊張感とどうやってつきあっていますか?
1.そもそも緊張ってどういうこと?
大勢の前で話やスピーチをする時
初対面の人に会う時
プレゼンや報告を行う時
発表会や演奏会
こんなシュチュエーションでドキドキしてしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。
緊張は時として人を成長させます。
安住の場所から未知の世界へと飛び立つことで行動の幅を広げてくれるでしょう。
しかし身体に変化を及ぼすことも大いに想像できます。
緊張の副産物として
声の震え
手足や脇の発汗
動悸が激しくなる
頭の中が真っ白
トイレが近くなる
などの身体的変化がみられます。
考えただけでこちらまでドキドキしてきました。(汗)
なぜそうなるのかというと、人は強いストレスを感じた時にノルアドレナリンという神経伝達物質が多量に分泌されるから。
このノルアドレナリンが交感神経を刺激して心拍数の上昇や体温の上昇がおこり身体的現象として現れます。
緊張は人間の生理現象として誰にでも起こりうることなのです。
2.緊張する人と緊張しない人の違いとは?
緊張は誰にでも起こりうることは1でお伝えしました。
でも緊張しない人ってどういうこと?
そんな人いるわけ?
ってことで私の周囲を見渡した限りの緊張しない(していないように見える)人を観察しピックアップしてみました。
(1)完璧を求めない
緊張する人は「何がなんでも成功させなくては」という自己暗示をかけてしまっているため緊張してしまうのです。
緊張しない人は細かいミスを気にせずに自分の伝えたいことが伝わればOKと考えています。
ちょっとしたミスは後で修正すればいいやくらいの気持ちで臨みましょう。
(2)ちゃんとやらなきゃという自己暗示をかけない
実際の自分と想像の世界で作り上げた理想の自分との乖離で必要以上にプレッシャーをかけてしまっているため緊張してしまうのです。
(そもそも「ちゃんと」ってなんでしょうね?)
新人時代は「すみませーん」と謝ればすむのですが、ある程度年齢を重ねると
「できて当たり前でしょ」という周囲の空気に押しつぶされそうになっちゃうんですよねぇ。(泣)
理想の自分は作り上げた妄想です。
緊張しているありのままの自分を受け入れましょう。
(3)本番前のシュミレーションをする
準備不足は緊張を引き起こします。
本番と同じように練習を重ねることで自信に繋がり、いくらか緊張が軽減されます。
カンペを作ってしまうとそれ通りに進まなくなった時グダグダになってしまうのでお勧めしません。
緊張のあまり話が飛ぶ可能性も考えて、要点だけを押さえて最低限伝えたいことを絞りましょう。
3.それでも緊張してしまった時にやること
とはいえ、やっぱり緊張する時はしますよね。
そんな時にやってみてちょっぴり緊張がやわらぐ方法です。(当社調べ)
(1)水を飲む
まずは砂漠状態の喉を潤しましょう。
ごくごく飲むとトイレに行きたくなるのであくまでちょっとずつ、です。
喉を通る水に意識を向けて目の前のことを俯瞰することにより緊張感がやわらぐはず。
(2)呼吸を整える
緊張状態だと呼吸が浅くなっています。
深呼吸をして呼吸を整えましょう。
新鮮な空気を肺に入れてくぐもった空気を外へ吐き出します。
窓があれば外の空気を取り入れて落ち着きましょう。
(3)どうにかなると自分を信じる
やれるだけのことはやったと腹をくくり、あとは成り行きに任せましょう。
目の前に起きることはすべて来るべきして来た事実です。
受け入れて前に進んでいきましょう。
どうでしたか?
この3つのことは当たり前といえば当たり前のことかもしれません。
ネットでライフハック○選に入るくらいによくある対処法といったらそれまでですが、部署が変わりアドバイスをもらった中で私が納得したというか心の支えになった3つです。
誰のお役に立つかわかりませんが、日々緊張感の中過ごしている方が少しでも穏やかに過ごせますように。
そして明日のプレゼンがうまくいきますように。(祈)
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