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【Tableau】目的にあった実用的なチャート

はじめまして。DATASABER挑戦中のマロンです。
Tableauを学習していく中で、もっと詳しく知りたいと思ったところ、分かりづらかったところ、疑問に思ったところをまとめていきたいと思います。


今回は、「目的にあったチャートの選定」についてです。
Excelでは、棒グラフや線グラフくらいしか使っていませんでした。
Tableauを勉強し始めて、いろいろなチャートがあることがわかったので、今回はチャートの特徴をまとめてみました。


いろいろなチャート

Tableauでは多くのチャートを作ることができます。
このチャートを使って、何を表現したいのか?これがとても重要ですね。

代表的な組み合わせ

大きさの比較:棒グラフ

値の大小を比較するには、棒グラフですね。
降順や昇順で並べ替えると、順位を把握したりもできます。
実績を計画と比べ、達成の度合いを見るには、棒グラフの1つであるブレッドグラフやBar in Barチャートが使えます。

大きさの比較には棒グラフが適している

時間推移:線グラフ

時系列データで使用され、時間や気温など推移や増減を把握するには、折れ線グラフが適しています。
公定歩合や金利などのように、任意の期間中、値の変化が一定の場合美のものを表現するには、ステップチャートが適しています。
2022年の売上と2023年の売上など、2点を比較したいときは、スロープチャートが適していて、角度で上がり下がりを判断することができます。
ランキングを表現するにはバンプチャートが適しています。

時系列のデータを表現するには折れ線グラフが適している

割合や構成比:100%積み上げ棒グラフとツリーマップ

全体に対する割合や構成比を知りたいときには、100%積み上げ棒グラフが適しています。四角の面積や色で、大きさや割合を表すことができるツリーマップというのもあります。割合を表すには円グラフも使いますが、たくさんの種類を表現したい場合には向きません。QCでよく使うパレート図、決算資料などでよく見かける滝グラフなどがあります。

割合や構成比を示すには100%積み上げ棒グラフとツリーマップが適している

2つの変数の関係性:散布図

売上と利益など2つのフィールドの関係性を見るには、散布図が適しています。どういった傾向があるのかが把握できます。散布図にもう1つのデータを加えて、円の大きさで表すグラフ、バブルチャートもあります。

2つの変数の関係性を見るには散布図が適している

分布やばらつき:ヒストグラムと箱ヒゲ図

ヒストグラムは、ある特定のデータを区間ごとに区切り、各区間の個数などを表現するグラフです。箱ヒゲ図は、データがどれだけの範囲にありそうなのかを把握することができます。

分布やばらつきの傾向はヒストグラムと箱ヒゲ図で把握できる

こちらで紹介した以外にも、たくさんのチャートがあります。
データからどういったメッセージを伝えたいかによって選択していくのだと思いますが、私のような初心者はいくつか作成してみて、これがいいかなと試行錯誤する必要がありそうです。
まだまだ先は長そうですが、頑張っていきます。

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