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【Tableau】グループとセットについて
はじめまして。DATASABER挑戦中のマロンです。
Tableauを学習していく中で、もっと詳しく知りたいと思ったところ、分かりづらかったところ、疑問に思ったところをまとめていきたいと思います。
今回は、「グループとセット」についてです。
グループとセットは似ているのですが、どういう違いがあるのかについてまとめたいと思います。
グループについて
フィールドがもつ値の一部をグルーピングすると、グループ化されたフィールドが生成されます。関連する値をまとめるときや、データの揺れを修正するときに使えます。
[データ]ペインからグループを作成する方法
①グループ化したフィールド[サブカテゴリ]を右クリック>[作成]>[グループ]を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1699248595307-EODGcJ5HIm.png)
②グループ化したものを選択して、[グループ]をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1699248702588-edZVCvHEBx.png)
③グループ化したものは下図のように表示され、作成したグループは名前を付けることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699248839655-4X4h1Tig1o.png)
ビューからグループを作成する方法
①ビューからグルーピングした値を選択して、右クリックをし、クリップマークをクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1699247468420-aqn0gDALVt.png?width=1200)
②グループ化したものは、クリップのアイコンがつきます。
別名をつけることもできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699247468444-mjh1PqTb5V.png)
セットについて
セットとは、売上500万円以上のサブカテゴリなど、フィールドのもつ値の一部を抜き出したものです。
[データ]ペインからセットを作成する方法
[データ]ペインからセットを作成すると、リスト表示されたすべての値から固定的なセットを作成できるだけでなく、一定の条件を満たしたセットや、一定条件の上位・下位の順位指定を満たしたセットを作成することができます。条件や上位・下位を指定する方法だと、データが更新されても新しいデータに対応して振り分けることができます。
①セットを作成したい値があるフィールドを右クリック>[作成]>[セット]を選択します
![](https://assets.st-note.com/img/1699247568645-U9oPGq17Jz.png)
②[全般]タブでは固定セット、[条件]タブでは指定の数値で判定するセット、[上位]タブでは指定の上位・下位で指定するセットを作成できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699247701138-BOOX6h5Y3K.png)
ビューからセットを作成する方法
ビューの中で、セットを作成します。
①ビュー上で、セットにしたい値を選択します。
②右クリック>[セットの作成]を選択します。もしくは表示されるツールヒントでセットの作成アイコン>[セットの作成]を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1699247679792-SWa94XbUTw.png?width=1200)
In/Outで表現する方法
セットをビューにドラッグするとInとOutで表現することができ、Inにはセットに含まれるメンバー、Outにはセットに含まれないメンバーが入ります。
下図の例の場合、Inはセットに含まれる売上が500万円以上のサブカテゴリ、Outは500万円未満のサブカテゴリになります。
①[サブカテゴリ]を右クリック>[作成]>[セット]を選択します
![](https://assets.st-note.com/img/1699247782134-BodhZFmnBo.png)
②[条件]タブを選択して、フィールド指定で、[売上]、[>=]、[5000000]を入力して、[売上が500万円以上のサブカテゴリ]という名前をつけて、セットを作成します。
![](https://assets.st-note.com/img/1699247966682-BnVePFMslW.png)
③[データ]ペインから「売上」を[列]に、「売上500万円以上のサブカテゴリ」と「サブカテゴリ」を[行]に、「売上500万円以上のサブカテゴリ」を[マーク]カードの[色]にドロップします。
④ツールバーの降順で並べ替えるボタンをクリックします。500万円以上と未満のサブカテゴリで、In/Outと色が分かれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699247991535-LZixTQYBae.png?width=1200)
セットメンバーのみ表現する方法
セットメンバーのみを表示することができます。
①「表現方法1:In/Outで表現」の手順②に続けて、[データ]ペインから「売上」を[列]に、「売上500万円以上のサブカテゴリ」を[行]にドロップします。
②[行]の[In/Out(売上500万円以上のサブカテゴリ)]を右クリック>[セットメンバーを表示]を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1699248036535-3TFjsrybtO.png)
③In/Outからメンバーの表示に切り替わります。フィルタ―にも同じセットが入り、Inのメンバーのみ表示されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699248061736-hRddGW7dVP.png?width=1200)
グループとセットの使い分けについて
グループもセットもグループ化するという機能は同じですね。
使い分けの例をご紹介します。
売上上位3位のサブカテゴリですが、
2019年は「椅子、コピー機、電話機」が対象です。
![](https://assets.st-note.com/img/1699253672559-Sy1KYEgai8.png?width=1200)
2022年は「アプライアンス、コピー機、電話機」が対象です。
![](https://assets.st-note.com/img/1699253693704-ezrMlNUTdA.png?width=1200)
売上上位3位のサブカテゴリは、2019年と2022年で違います。
2019年当時の売上上位3位のサブカテゴリ「椅子、コピー機、電話機」をその後もチェックしたい場合は、グループで作成、その年ごとの売上上位3位をチェックしたい場合は、変動する場合にも対応できるセットで作成するというような使い分けができます。
どういうデータが見たいのかによって、グループとセットを使い分ける必要がありますね。
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