国際男性デー、ですね。
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ずっと観たかった映画をようやく観られて、なんだかすっきりとした気分の黒木りりあです。
11月19日、今日は国際男性デー、ですね。
国際デーのリストにまだ入っていないこともあってか、国際女性デーと比べると取り上げられることの少ない日ですが、私は大切な日だと思っています。どちらの日も、きちんと向き合って考える日にしたいです。
私は女性で、男女平等な社会を目指すために女性の地位向上やエンパワーメントに力を入れて取り組んでいますが、同時に男性へとのしかかる家父長制のプレッシャーや有害な男らしさというトピックスなどにも強い関心を抱いています。学生時代にもフェミニズムに関するレポートや論文を執筆する際にも、必ずその視点を含めるようにしてきましたし、Knotitia.comでもこの視点を取り上げた記事の執筆をしています。
国際男性デーは、男性の健康について焦点を当てることが多いのも特徴だと思っています。肉体的な健康以上に、精神の健康がより重要視されているように感じますし、私自身、そうであるべきだと考えています。
「有害な男らしさ」というのは絶対的に存在しているし、そこから多くの男性が解放され、この問題で苦しまなくなれば良いと願っています。「有害な男らしさ」は男性間で形成されてきた側面もあるとは思いますが、女性の声が形成してしまった側面もあると思います。
たとえば、男女のカップルがいたとすれば、男性の方が背が高くないといけない、だとか。男の人は人前ではメソメソ泣いてはいけない、だとか。男は喧嘩に強い方が良い、だとか。女性側でもこういう意識の押し付けをしてしまっている時があるような気がしています。小さなことかもしれませんが、そういった身近なところからでも「有害な男らしさ」の押し付けを避けることは大切なのかな、と思います。それが重なれば、精神的な重圧がなくなって、精神面の健康向上に繋がるのではないかな、と。女性だからこう、という決めつけを不快に思うのだから、それと同様に、男性だからこう、という決めつけをなくす必要があるのかな、と。
そのためには相互に理解することが必要で、そのためには議論することが必要で、そのためには議論の内容や議論する場所が必要で。少しでもその一助になれば、という気持ちで、Knotitia.comではこのトピックスについての記事を執筆させていただいていました。これからも、どのようなプラットフォームであっても、機会がある限りそのような発信を続けていきたいな、と考えています。そのためには、相応のインプットも続けていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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