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きっとうまくいく離婚の段取り

離婚という言葉が頭をよぎってしまったとき、その原因はおそらく、ただの夫婦喧嘩ではないのでしょう。
せっかく結婚した男女が離婚を選択するというのは、かなりつらい決断です。
出来れば、うらみっこなしで新たな人生をスタートしたほうが良いですよね。

ただし、夫婦間の仲や子供のあるなしではかなり離婚をする段取りが違います。
今回はスムーズに離婚するためにするべきことを解説していこうと思います。

離婚をするためにすること・やること

ここでは簡単な協議離婚の場合です。

離婚をするには、まず、夫婦ふたりの同意が必要です。
そして離婚届に、本人たち夫婦の署名と捺印、証人2人の署名捺印を記載して自治体に提出します。
基本的にこれだけで離婚自体は成立します。

ですが、離婚を成立させる前に決めておくことがあります。

財産分与です。
結婚生活で夫婦がお互いに頑張って得た家や車、貯金は、財産分与しなければ離婚後にトラブルになりやすいものです。
あらかじめ配分を決めておきましょう。

現金化が必要なもの、ローンが残っているものなど、財産はかなりの項目あると思います。結婚生活が長ければ長いほど沢山の物が対象となるでしょう。
ほとんどが夫婦平等に半分ずつ分けますが、抜けがないかなど、よく話し合いましょう。
専門家にアドバイスを求めるのも良いでしょう。

未成年の子供がいるときはその子供の親権を決めなければ、離婚はできません。
また親権者でない方は、養育費を支払う義務が発生しますので金額や面会交流についても決めておきましょう。

これらの離婚に向けて決めた内容は、書面に残して1部ずつ持っておくと確実です。
また、公正証書にしておくと安心感があります。

離婚後の居住先を決めたら、連絡先を交換しましょう。
子供がいる場合には、まったく音信不通になると不都合が多くなります。

離婚を行う流れ

以上を踏まえ、一般的な離婚の段取りはこのような流れです。

・離婚の同意を相手からもらう
・財産分与の配分を決める
・子供がいれば親権者を決める
・子供の養育費、面会交流について決める
・決定した内容を書類にまとめる
・離婚後の住居や連絡先を交換する
・離婚届を出す

ここまでが通常の離婚(協議離婚)の段取りです。
各項目の一つ一つについての説明や解説、子供がいる場合に決めることの中身、離婚がうまくいかない時のアドバイスなどは、また別のnoteに書こうと思います。


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