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【撮影解説】目深×富田光孝

写真を撮っていて気づく選手の癖。
選手をより格好良く写すために、今回は技術ではなく、
撮影する球場の選定について考えたことをお伝えします。

今日の1枚

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【POINT】
・ヘルメットを目深に被る選手の目線を捉える!

【球場】群馬県立敷島公園野球場(上毛新聞敷島球場)
【試合】2019.04.06 ルートインBCリーグ公式戦
【選手】群馬ダイヤモンドペガサス 富田光孝内野手(東農大二高ー立教大、2019引退)

【カメラ】Nikon D500
【レンズ】AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
【設定】300mm ISO500 f/5 1/2000s

撮影想定

まずは2枚の写真をご覧ください。

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↑高崎城南球場。スタンドの位置が高いのでヘルメットのツバで目線を捉えられず。
↓明治神宮野球場。スタンド低いけれど目がギリギリ見える程度。

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と言うわけで、富田選手の構えを目線を入れて綺麗に撮ろうと言うのが今回のテーマ。

球場環境

今回はロケーションが全てという話です。
彼の目線を捉えるとなると、とにかくスタンド最前列の低さが大前提。
①BCリーグ開幕前に年間予定を確認しました。

2019シーズン、群馬DPが試合を行った関東圏の球場は、
前橋敷島、高崎城南、伊勢崎、前橋市民、土浦、熊谷栃木市営、笠間、水戸、小山、県営大宮、桐生、佐野、太田、栃木県営、上尾、鴻巣。

太字
=グラウンドレベルで撮れそうな球場。
②事前にGoogle画像検索でスタンドの構造を確認しました。
※当時、小山と太田だけは撮影経験あり。

そして今回、敷島を選んだ理由はフィールドシートがあること。
また、3試合ある敷島開催のうち、この日(開幕戦)を選んだ理由は、
唯一のデーゲーム開催だったこと。

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このnoteにスタンドの写真を載せているのは、撮影場所からの視界を確認しやすいようにするためでもあります。

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これが最前列からの視点。
やや外野寄りですが、APSC+300mmでトリミングでいける!

機材設定

群馬のユニフォーム、露出を上げすぎると白飛びするのだけ要注意。
特にこの日は雲ひとつない良い天気だったので!
フェンスではなく黒色のネットだったので撮りやすかったです!

終わりに

敷島球場で野球を見たのは、今のところ1回だけなのですが、ロケハン(ロケーションハンティング)ってやっぱり大事だな、と改めて感じる写真になりました。敷島、良い球場だったのでまた行きたいです。

余談ですが、この日は午前中に本田技研笠幡球場でオープン戦を見てから、
関越道で前橋敷島まで移動したダブルヘッダー観戦でした。
ホンダでも素敵な写真が撮れたので、次回の記事にて紹介します!

継続した撮影活動のため定期的に機材の点検修理を行っています。 もし私のご活動をサポートいただける方がいらっしゃいましたら、機材経費に充てさせていただけますと幸いです。