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イギリス旅行Day7/私は私でありたい

2.19
ロンドンで遊べるのもこの日が最後。
次の日には飛行機に乗り
日本へ帰国しなければいけない。

時が経つのはあまりにも早くて
私が経験した事は夢だったのかと
錯覚してしまうけれど
フォトアルバムを見る限り
夢ではなかったみたい、
良かった。

この日私はどうしても
行きたい場所があったので
3人とは別行動をし1人で観光を楽しんだ。

行き先はWorlds end

パンクでロックなスタイルを
提案し続ける
Vivienne westwoodのブティック。

「服従しないために戦う。」
これが彼女のライフスタイル。

この何事にも屈しないスタイルは
ファッションにもとてもよく現れている。

常識や普通とは1番無縁な場所に
彼女は立って戦っているのだろう。

普段息をして生きているだけで
様々な角度から
圧力を感じる事がある。

普通であれ
道から外れるな
常識的であれ

はっきりと言葉として
それがみえることはなくても
暗黙的に
ひしひしと
伝わってくるのだ。

そういった圧力を受けた時
泣きたくなる弱い自分を
抱きしめて
大丈夫
私はそんな事で私を死なせない
と言い聞かせる。

私はファッションには
色々なパワーがあると思っているのだけど

そのひとつには
武器となり守ってくれるパワー
があると思っている。

ファッションが私の味方をしてくれると。

Vivienneの洋服やアクセサリーを身につけると
彼女が私の味方となり守ってくれる。

たかが社会の為に
私を消す必要はない、と気づかせてくれる。

だから自信を持った強い私でありたいとき
彼女の服を身に纏う。

ロンドンにきて
自分らしく生きることは
やっぱり間違っていないと気づけたからこそ
どうしてもこの目で
彼女の始まりを見たかった。


ホテルから地下鉄とバスで1時間ほどかけ
南下した場所にその店はあった。

学生だと中々難しい
上品な値段の物が多かったが
唯一アクセサリーなら
手が届きそうだったので
いくつか試着させてもらった。

試着させてもらい
1番ときめきを感じたピアスを買うことにした。

羽がついててとてもかわいいでしょ。

スタッフさんのファッションも
とても素敵だったので写真を1枚。

店を出てこのエリアを散策。

お洋服買ったり古本屋みたり。

高級ブティックが立ち並ぶ中で
少し居心地悪そうに古本屋や地元の洋服屋が
点在していたのが面白かったな

初日みきれなかった
私の大好きな古着エリアへ移動していく。

さよちゃんはホテルに帰宅した為
2人と夕方頃に合流。

そしてこの日、私はもう1つ
素敵なお買い物をした。

入った店に日本人がいたので
話を聴くとロンドンにきて12年らしい。

元々店のファンだったけれど
最近店のスタッフを任せてもらえるように
なったのだと。

海外で働く日本人の生き方を1つ知れて
私は嬉しくなった。

イタリアのデザイナーがデザインした洋服達。

1点物だから
1つ1つ服の表情が違う。

その中にあったコートに
一目惚れしてしまった。

我慢できず
最終日だし!と思い切って買ってみた。

そのコートを手に持ちながら
ホテルへ帰った時のあの夜の幸せといったら!

素敵な買い物が出来た日ほど
最高な日は無い。

2人も素敵なお買い物が出来たらしく
皆で歌いながら帰路に就いた。


今になって振り返ってみると
友人と異国の地で
毎晩上機嫌で歌を歌ってたのは
とても幸せで尊い。



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