ご紹介・愛猫ルルのお話①
私の唯一無二の家族であり恋人でもあり生き甲斐でもある8歳半の♂黒猫ルルについて書こうと思います。
出会いはルルが生後3ヶ月を迎えたフランスのアニマルシェルターSPAでした。当時家族だった猫を不慮の事故で亡くし毎日号泣していた私にフランス人夫(元夫)が「あのコ以外にも家族を探してる猫がいっぱいいるよ」と連れて行ってくれてそこで出会いました。欧州では黒猫は人気がなくて里親探しはなかなか難しいそうで。
マックロクロスケの小さなルルを抱っこした瞬間に恋に落ち、「ママになってもいい?」と聞いたらミャオと返事してゴロゴロ甘えてくれて、出会いからたった5分で里親になることが決まりました。
それから8年半。
幸せな時はもちろん、離婚を決めた時もCOVID初期2ヶ月自宅軟禁で寂しかった時も、自己免疫疾患を発症し緊急入院と自宅療養を強いられた時も、仕事のストレスでボロボロになって帰宅した日々も、常にルルがいてくれます。
朝は目覚ましがなる1分前に顔をペロペロ舐めて起こしてくれたり、目の前に肛門を見せつけて飛び起きさせられたり、外出時には玄関でお見送り。帰宅すると我が家の階のエレヴェーターを降りたらミャーミャー鳴いてるのが聴こえる盛大なお出迎え。お家では甘えん坊のストーカーで常に同じ部屋にいないとご不満で移動のたびに尻尾をピーンと立てて追いかけて来ます。
私が自宅で仕事や勉強する時は邪魔せず近くのソファやお気に入りの段ボール箱に入ってのんびりしててくれるし、反対にのんびり読書したりぼーっとしてる時間は大喜びで甘えてくっついて来てヘソ天でゴロゴロ。
病気で具合悪い時はただ側に控えていてくれます。
便秘がちな私のお腹を毎晩前足でふみふみマッサージしてくれます。
寝る時間になると先にベッドに行って私のピローの隣にあるルル専用のピローの上で待っていてくれ、一緒に眠りにつきます。音過敏の私にとってルルのゴロゴロ音は最高のホワイトノイズです。
ものすごーく空気と感情を読める子だなと感心します。
時間もとても正確に理解しています。ただ、夏時間と冬時間の1時間差だけは理解しようがないので、夏の間は1時間早く起こされ、1時間早くご飯を要求されますが。
ルルは私と違って外交的。
我が家に来る配達員さんや修理の方々、友人達を玄関でお出迎えし、ミャオとご挨拶し、撫でていいよと寄って行きます。みんな大喜びで大人気。
動物病院でもそうなのでドクターや受付のお姉さん、他の飼い主さん達からもいい子ねーと大人気。
ルルのお陰で内向型超シャイな私も初めての方々と不思議と自然にお喋り出来ます。ルルは私と人を繋いでくれます。
動物は人間と違って気持ちに嘘がない。嫌いなら近づかず好きなら一緒にいたい。だからルルと相思相愛だーとなんの疑いもなく信じられます。
皆さんの動物ご家族もきっとそうでしょう。
ルルの存在は私に生きる理由を与えてくれました。
可愛すぎて愛しすぎてこのコを誰にも渡したくない。この子のママは私だけだ。だから生きなくちゃ、健康でいなくちゃ、お仕事してクロケット代稼がなきゃと思うわけです。完全に下僕です。下僕生活、幸せです。
ちなみに彼氏もルルの下僕2号。