リストラになったけどほっとした話

こんにちは。外資企業の日本支社で働く日経二世です。

舞台の配信や先3ヶ月分のチケット代でかなりお金を使ってしまい、少しおさえなくては・・・と思っていた矢先、朝一番にミーティングが入るという連絡が、なんとその日の5時に。

目を擦りながら(今は在宅勤務です)半分寝起き状態でZoomに繋いだところ、社長からのメールは読みましたか?と。

え?メールなんてきていたっけ?

「昨日の夜中にきた連絡なので、大丈夫です。メールはあとで読んでください。今後会社がいっそう発展していくため人件費を10%削除することになりました。朝一番にこんなことを言うのは心苦しいのですが、あなたの仕事がなくなるので、6月末までの契約となります。」

あ、はい。へー。

一昨年くらいから5人いた部署のメンバーがどんどん辞め2人になり東南アジアにサポートチームが新設され、今後デザイナーはお金の関係でもう雇えなく、代わりにサポートチームを充実させていく、と言われていたので、いつかこういう日がくると思っていた。

私が働いている会社は所謂広告配信をメインとしていて、私はその広告のデザインやコンサルをしていたのですが、やはりコロナで大きな影響を受けました。廃業になってしまったクライアント様もいれば、広告に割けるお金がないと契約破棄になってしまったクライアント様も。

日に日に減っていく依頼に、嫌な予感はしていました。仕事に対するモチベーションも下がり、やめようにも今の状況だと再就職も大変そう、と思っていた矢先の出来事でした。

みんな苦しいのは同じです。むしろこんな大変な状況下でほぼ1年間社員を守ってくれて、半年間も新しいステップを考える猶予をくれたことには、感謝しかないです。きっとこれは神様が「そろそろ次に行きなさい」と背中を押してくれたんだ。(都合の良い時だけ神様を信じる)

前のブラック企業では給料が出ないまま13人まとめて放りだされ(社会保険、年金、交通費その他もろもろ全て自腹だったうえに薄給だったので貯金はゼロ、給料明細ももらったことがなかったので失業保険を申請することも叶わず)大変な思いをしたし、そもそも毎月きちんとお給料をいただける会社も社会人になってからここが初めてでした。お世話になったなあ・・・。

というわけで、今の状況だと就職も大変そうだし、せっかくだからしばらく仕事のことは忘れてオンラインでいろんな口座を受け、フリーランスの仕事をしながら、興味のあることを探ってみようかなと思います。

自分が好きなものは何か、じっくり考えるいい機会です。このNoteも、そういえば書くことが好きだったな、と思い出して始めたのきっかけなのですが、コメントやイイねに励まされながら楽しく続けられています。ありがとうございます。

母には「絶対にあんたはまたカナダが嫌になって日本に戻る」と言われています(一理ある。アニメイトや舞台がない日常に耐え切れるかわからない。)が、もう充分遊んだし、地元に帰ってもいいかな〜という気持ちもあります。少なくとも現状の政治はカナダの方が安心できるし・・・(先日の森会長の発言含め)

全然知らない、他の国に住んでみるのもいいかもしれない。もちろん、コロナ問題が解決してからですけど。

まだ何もかも未定ですが、あまり休むと鬱が悪化する傾向にあるので無理にでも忙しく過ごしてなんとか生きていきたいと思います。

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