圧縮袋　#118

衣替えというほど衣もない。

バカな私でも、夏にニットカーディガン着ない事はわかってる。

先シーズンから、圧縮袋を使っている。
乱用。
圧縮するとスペースが増える。
そう思ってるけど、実際そこまで違わない気もしたり。

何がって、潰れたさまを見るのが好きなんだ。
空気の無くなった服。
この服はまた私に着られて、温めてくれる。
今はこんなにぺたんこなのに。
綺麗だなぁと思う。

自分を圧縮してくれるシステムをテレビで見た。
そっち側の視点に立ちたいとは思わないけど、それも悪くなさそう。

どちらかと言うと、フェティシズムではなく、工場のコンベアで商品が作られる過程に似てる。
形が変わる様が好きなのだ。

いつまでもこの中の空気が抜けなければいいのに。

お腹すいたので、ふかふかのメロンパンを食べる。