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書こうか迷っていた私のセクシュアリティ(性的趣向)の話

明日(もはや今日)は休みで何もやる予定がないので、こうして、思うままに筆が乗るままに感情のままに。記事を連続更新している。

さすがにそろそろ眠いので、あまり長くならないようにしたい。自分はつい長ったらしい文章になると自覚はしているのだけど、なぜ毎回こうも長文になっちゃうのか。😒



noteを始めてまだ数日だけど、私がnoteを始めたきっかけは色々あって、


リアルで誰にも言えない事等をつらつらと書き残していき、
いつか将来、自分が読み返した時、

当時(過去)の自分が書いた文章で、
自分の感じていた事や考えていた事を、
自分が当時のまま残した文章を読む事で、
その時の情緒を鮮明に振り返れるように記録しておきたいと思ったのが1番最初のきっかけ。

匿名性が高いので、誰に構わず忖度もせず、その時思った感情のままに書き残せると思った。
(他愛のない趣味の記事や雑記などの日記も含めて)


ずっとずっとずっと誰にも言わずに、長らく自分の心の中だけに留めていた感情。

蓋を開けてみたら別になんてことはないだろうし
特に今の時代、特別のことでもなんでもない事なんだけど、私の周りの環境はそうはいかなくて誰にも言ったことがない。

ちょっとだけ18禁というか、大人の話っぽいこともあるので苦手な方は閲覧お気を付けてください。
(下ネタ・露骨な表現は無いですが、当時の自分が感じた時のまま書くので生々しさがあるかもしれないです)






自分のリアルの知人や友達相手に話したこともなければ、
おそらく自分は周りの人から見たらマジョリティで、「当たり前のように異性愛者」に見えてると思う。
そういうふうに振る舞って生きてきたから。


こんなWEBでの診断なんて、
まして医師の診断でもない ただの気休めの自己診断なのはわかっているし、
「え?!それは無いと思うんだけど😂」って思う箇所もある。
だから全くもってこの結果を当てにしてないんだけど、
自分の長年抱えている疑問が昇華された感じがしたから参考程度に載せておく。

生まれてから今日に至るまで、「女性」だということになにも違和感はなかったし、そこに疑問を持つ理由もなかった。

つまり性自認も身体的性別も戸籍上も女性。
性同一性に違和はない。

これまでの自分は、周りの人と恋愛の話をする時も、
当たり前のように男性との過去・現在・未来しか手札のカードに入れてなかったし、

だから、「当たり前のように男性が好き」で、まして同性をどうのと言えなかった。
そう言ったことは「あり得ない」環境の田舎に生まれ、
「そういう人」は奇異な目で見られることがわかっていたから。
(ド田舎では無いけど、都会でも無い地方都市)


初めて意識した同性の性


小学校低学年くらいまではまだ男女というものをよくわかってなかったし、
「好きな男子いるー?」「いるよ!〇〇君!ヘヘ🫶」
みたいな可愛い恋愛感覚(恋愛ではないかw)だけで済んでいた。

性別が違う=ゾウさんがついてるか、お股があるかの違い程度の浅い認識でしか無かったと思う。


自分と親友(以降Aちゃん)は、
小学校のスポーツクラブに入っていたんだけど、

半年に一回の頻度で行われる合宿の時には
一緒に大浴場に入り、同じ部屋で寝、同じ布団に入り、小声でひそひそと女児特有の内緒話や恋バナをしたりと、
特に意識もするはずもなく、
普通に当たり前のように「同性の親友」として過ごしていた。

小学校高学年になってから
自分に初潮が来たり第二次性徴期が訪れ、
周りの仲良い女子もみんな胸が膨らみはじめ、
早い子はスポブラではなく大人がつけるようなきちんとしたブラジャーもつけている子もいた。


そしていつものように合宿に参加して、いつものように一緒に大浴場に入った時に、
いつも見慣れているはずのAちゃんの裸が直視できなくなってた自分に気づいて、なんでだ?!と混乱した。

そもそも、それまでの自分には性欲などおそらくなかったと思うから尚更。
(お子ちゃま特有の、エロい言葉などに反応してキャーキャー騒ぐことはあったけど性的な感情では無かった)


話を戻すと、

一緒に大浴場で風呂に入る以上、いやでも不可抗力で目に映るAちゃんにあり得ないほどドキドキして、
その胸に触りたいと思ってしまった自分に嫌悪した。

余談だけど、自分は発育が周りの他の子より良くて
ぶっちゃけるとそのグループの中でも一番胸は有るし
生理も一番最初に来てたから、なおさら混乱してしまった。(嫌味な言い方をすると、自分より明らかに成長の緩やかな子供相手なのにドキドキしたから)


うわーうわーうわーどうしよごめん見るつもりないけど見ちゃったごめんAちゃんどうしよ。って内心パニックなのに、
Aちゃんはまさか親友の私がそんなこと思ってるとはつゆ知らず。
いつものようにくっついてくるし(湯船の中でおんぶして泳ぐのがいつもの遊びだった)本気でパニクってしんどかったのを覚えてる。

風呂から上がって参ってる私のことなど知る由もなく、Aちゃんはいつものように私の布団の中に潜り込んできて、
ヒソヒソと女児の噂話や恋バナを話しかけてくる。
毎回恒例のことだから何もおかしい事じゃないのに、
さっきの風呂場のこともあって、幼い自分は頭がフットーしそうだった。

伝説の一コマ


同じ布団に入ってヒソヒソお喋りするのは毎度恒例の事で、なにも変なことじゃないはずなのに、

数センチ先にあるAちゃんの顔と、身動きをとるたびにAちゃんの鼻先が、私の頬に当たる距離に緊張MAXで🫨
だんだん尻の上あたりが痺れてジンジンしてきて、
その感覚がムズムズとくすぐったくて、もどかしくて。

今思うと、コレは完全に性よk.....´-` ;



いつもの私とは違う反応で、完全に固まってしまった私を見てAちゃんは何を思ったのか。
今となっては知るよしもないけど、何故かAちゃんはほっぺチューをしてきやがった(?)!

「えっ何?!」とビビり散らかす私を見てゲラゲラ笑って、「ウケるw」と笑ってきたけど笑い事じゃないわ!

「〇〇(私)なんか大人しいからだよ」と言ってたし、
Aちゃんは当時好きな男子がいるのは散々聞かされて知っていたし、
元々スキンシップが日頃から多い子だったから、ソレは完全にそういう意味ではなく、本当に面白い反応をする私をからかうつもりでやったんだと確信してる。

でも私は、完全にその一連の件から
性的趣向がいわゆる「マジョリティ」から抜けたと今思うと実感してる。


身も蓋もない話をすると、
私もその時好きな男子がいたし、
なんなら告白してOKを貰っていたので形式上では「付き合っていた彼氏(のような存在)」がいた。

今思うと当時の自分、マセすぎだろ!

ちなみに子供の私たち界隈の中では、
「お付き合い= 一緒に下校したり放課後一緒に駄菓子屋に行く」程度の認識だったので、
何も妙なことは起きてません😂
皮膚の接触などは1度も無く、至って健全なお付き合いでした!!(謎宣言)

むしろそれは付き合ってるというのかわからないけど、つまり私にはちゃんと好きな異性がいた。


それでも、その男子の事も好きだったけど
Aちゃんの事も合宿事件(?)以来完全に好きな子として認識するようになった。


中学に上がり、
Aちゃんとも、彼氏(のような存在)とも同じ学区だったので同じ学校に進学したんだけど、

彼氏(のような存在)とは自然に消滅し😂

Aちゃんとはクラスも離れ、それぞれ別の部活に入ったりしたため
お互いが違う道に進み、それ以来 何も起きずに中学時代は終了。

「当たり前のように男性が好き」で、まして同性をどうのと言えなかった。
そう言ったことは「あり得ない」環境の田舎に生まれ、
「そういう人」は奇異な目で見られることがわかっていたから。
(ド田舎では無いけど、都会でも無い地方都市)

前述した通り、自分はこういった環境で
当たり前に生まれ育ったので、
Aちゃんへの気持ちは頑丈に蓋をし、
自分の中での「マジョリティのはずの自分」を演じ切ったと思う。
中学時代は「ちゃんと」男子の彼氏を作ったりしたし、(2人)
大人になってから思い返すと、まだまだ子供の恋愛なんだけど、ちゃんとその男子達のことも好きだった。

別れるときは辛すぎて、「一世一代の恋愛した!」と大泣きもしたしね😂


高校に入ってからは特に変わったことは何も無く、

自分は変わらず彼氏を作り、バイトをし、ゲームに励み(?)、青春を謳歌したと思う。

クラスで一番仲の良かった女友達の事を内心好きになったりしたけど、
あくまでもあの環境での自分は「異性愛者」で有ることが大前提で、そこから外れることはあり得なかった。


大学に進み、バイトも掛け持ちして自由に使えるお金や行動範囲もかなり広がったし、当時彼氏は絶えず居た。(若気の至りってやつだ!)

その頃からスマホやネット文化が著しく進歩したおかげか、ネットの友達やオフ会なども積極的に参加した。

友達の友達として知り合ったBちゃん(のちに付き合う事になる初めての彼女)とも、
最初は当たり障りのない「異性愛者の私が仲良くなった女友達のうちの1人」だった。

(Bちゃんと付き合った馴れ初めは省略)


結果的にBちゃんと別れる事になった理由を簡潔に書くと、Bちゃんに彼氏ができた。

というか、最初から同性の2人に未来がない事をお互いに分かってて、お互いに彼氏ができたら終わりにしようと決めていたから。

性的趣向に(昔よりは)寛容になった、今の令和の時代に出会えてたらそんな結果にならずに済んだのかも知れないし、
あるいは今の時代に出会ってても別れてたかも知れないけどね。

私はちゃんと好きだったし、Bちゃんも好きでいてくれたと思う。
別れ話を切り出された時は(何故か切り出した側のくせに)大泣きしちゃって、離れたくないって縋りついてくれたし、こっちとしては複雑すぎたけど。

その後Bちゃんはその人と結婚したらしいし、
私もそれなりに(ちょっと多すぎるくらいには)恋愛をしてきた。
でも、もう同性はつらいだけで何も未来を伴わないと思ったから全員男性だけ。


それ(Bちゃんの件)以降も、
「ああ可愛いな付き合いたいなー」って思う同性の人はいたし(思うだけに留めた)

超絶ぶっちゃけると、
「もし付き合えたら、この子とはどんなふうにするのかなー」などという下世話な妄想をしたりも何度もある😕

でもそれは女性に対してだけじゃなくて、普通に惹かれた男性に対しても等しく思ってたし、

だからこそ、今のこの時代の
「性的趣向は人の数だけあるし、それは個性!」
と声をあげてくれる人のおかげで、じぶんは幾分生きやすくなった。

少なくとも、あの時代特有の「同性愛者は異常」の冷たい空気は当時よりかはだいぶ無くなってきたように思う。
といっても、まだまだ表面的な部分だけで、もっと深い所の話をしたら課題だらけの事なんだけどね…。

カミングアウトと言ったら大袈裟だけど、
私は前述の通り環境的な理由が一番大きく、リアルの人に自分の性的趣向の話はした事ないし、これからもするつもりも絶対にない。


私は男の人も女の人も好きだし、どちらの性とも交際経験はあるけど、

見た目も社会的にも書類上的にも性自認的にも
「女」のおかげで、男性のパートナーに困ることはない。
(決して、痛い「自分はモテる発言」では無く、
あくまで一般論・概念的な意味です。


いくら昔に比べて世間が寛容になったとはいえ、
周りの目が厳しいと感じる事が少なくなった!とは全然言えないし、

まだまだ周りの目は厳しいと感じる事が多い。

ましてや、書類上の問題や婚姻制度など問題が山積みの日本で、「女の私」が相手を見つけるとなったら、

同性の女性相手を探し、周りに認知して貰う事よりも、

異性の男性相手の方がハードルの高さが桁違いで低く、日常生活や社会的活動を含めて、
現在の日本では何をするにも障害がない現状
だから。

だから私は、バイセクシュアルという区分に分けられるとは思うけど、あくまでもこの社会では
「普通の女が、普通の男性を性的趣向にする、普通の異性愛者」を振る舞うしか無くてとても生きづらい。

そもそも普通って何?普通じゃないなら「異常」なの?
「普通の人間」と「普通じゃない人間」の線引きは一体どこから?何をもって基準にしてるの?

「障害を持っている人」が普通じゃないというなら、
何をもって「普通の健常者」なの?
普通の基準って何?

「障害を持ってる人」基準で考えたら「健常者」の方が普通じゃないのでは。

この世界が、
いわゆる「障害を持ってる人」がマジョリティなら、
「健常者」の方がマイノリティで、「普通」じゃないじゃん。

もうその時点で、
他人や世間一般的な概念でいう「普通」の基準が曖昧すぎる。

と、常日頃感じているよ。




深夜(もはや早朝)のテンションで書き殴りまくってしまったから、
起きたあとフラットな思考で見直して、マズいなと感じたらおそらく非公開にすると思う。

でも、長年誰にも言えなかったことが吐き出せてスッキリした。あー!すっきりした!!

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