傘もなく ワイシャツ濡らす夜の雨 手は冷たくなって 震えてる どうして天気までも 僕に優しくしてくれないの？ 大切だった思い出が、今 黒のクレヨンで塗り潰されて ぐちゃぐちゃに濡れて、塗られて 帰る道 慈悲もなく 体に打ち付ける風が 手は冷たくなって 握りしめるどうしてこんな日さえも ひとり震えているの？ 忘れたいけど、涙に映って 雨に流されての繰り返し ぐちゃぐちゃに濡れて、流されて 帰る道
注ぐ先のない愛情ならば 溢れ出てきても、無駄なのだから 存在しなければ良かったのにね 好きな人に恋人がいるって 知ってしまった日の校舎の窓からみる夕暮れ 叶うことのない気持ちならば そんなもの最初からなければ 傷つくことも悲しくなることもなく 平穏に生きていけるのに どうして好きという感情が存在するの？ 別に泣くほど悲しいわけじゃないけど 夕陽よ お願い今日だけは もう少し、そばにいて
ひとり寂しい夜は マリーゴールドの香油を 涙拭って 黄金色の香り 悲しい心照らして 一面の花、思い浮かべれば 未来に祝福があると信じて 美しい愛があると信じて
