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雨の日

傘もなく
ワイシャツ濡らす夜の雨
手は冷たくなって
震えてる
どうして天気までも
僕に優しくしてくれないの?

大切だった思い出が、今
黒のクレヨンで塗り潰されて
ぐちゃぐちゃに濡れて、塗られて
帰る道

慈悲もなく
体に打ち付ける風が
手は冷たくなって
握りしめるどうしてこんな日さえも
ひとり震えているの?

忘れたいけど、涙に映って
雨に流されての繰り返し
ぐちゃぐちゃに濡れて、流されて
帰る道

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