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ブルアカ -エデン条約編 第四章「忘れられた神々のためのキリエ」感想まとめ(前編)

先生の皆さんこんにちは、異常なまでに暑い夏が終わり一気に冷え込んだ季節になってきましたね。

挨拶もそこそこに第三章のラストに「次回は早めに書くからね!!」とか言って気が付いたら五か月経過していたことを懺悔致します。

夏が暑すぎてェ・・・AC6も発売して他のことが全然手につかなくなっちゃってェ・・・でもこれからの感想まとめは早めにやるんで許してください・・・ユルシテ・・・

罪であり積み

前の章のまとめはこちら↓

そんなわけで第三章の振り返りとしては

・アリウスを前に新たなエデン条約を締結させることで逆転
・激戦の末、アズサを救いアリウススクワッドを撤退させることに成功
・「ロイヤルブラッド」を手に入れる為にある人物が暗躍する

といった具合の3つで終わりました。
さて第四章行くぞ!!と言う前に筆者とある生徒のお話を挟ませてください。


(この先、秤アツコの絆ストーリーネタバレを含みます)↓


彼女との出会い

彼女、「秤(はかり)アツコ」との出会いは去年の6月にまで遡る。
当時ブルアカのシナリオが対策委員会編第一章終わって放置していたタイミングで気に入ったキャラがホシノおじさんくらいしかいなかった自分は
「なんかガスマスクのめっちゃカッコイイ娘が出てきた・・・
えっCV:花澤香菜さんなの!?!?!?!?!」

とよくわからないテンションだったのを覚えている。

勿論アリウスの事もエデン条約まで読んでいないので「なんか色々大変で今は学園から離れて行動してるんだなぁ」くらいにしか思っていなかったし、ロビーに置いておくと毎日挨拶してくれるので良い子だなぁと思ってました。

そんな印象だったので絆ストーリーでも廃校とか深夜の学校に侵入して学校ごっこしたり

アイサツは神聖不可侵の行い
エ駄死案件である

花が好きなアツコのために町で花を探して花壇を作ったりだとか、彼女の人となりを知る中でなんとなくアツコへの好意が募っていった。


そんな感情を抱いてからエデン条約でアリウススクワッドと対峙したので
とてつもなくビックリした。

そして始まる第四章「忘れられた神々のためのキリエ」感想まとめ。

これはアツコと言う一人の少女に脳を焼かれたある先生の闘いの記録である。


逃亡者たち


さて第四章の冒頭、雨の中いきなりサオリ達アリウススクワッドがアリウス生に追われている所から始まる。
最後の手段としてサオリはミサキとヒヨリにアツコを任せて
セイア襲撃時の「へイローを破壊する爆弾」で道連れを狙おうとするが・・・


「彼女」の目的が自分だとわかっているから他の三人は見逃してほしい、と約束を迫った。
戻れば確実に命が無いと知っていてもアリウススクワッドの仲間を守るために。

「選ぶことはいいことだ 選ばないやつとは敵にも味方にもなれない」って直近でACVIで言われてたからこの言葉は刺さる・・・
アツコ・・・俺を置いていかないでくれ・・・

アツコの交渉に「彼女」いや「ベアトリーチェ」は約束を守ると宣言。アツコにあのなんかカッコいいマスクを着け「儀式」に使うべく移送を開始した。

別れを告げ去っていくアツコに対し、サオリはというと

アツコが連れ去られたことでもうボロボロになっていた。
第三章ではずっと敵として出てきたけどこの辺は人間だもんな・・・キヴォトスという世界が人類に対して優しくなくない?
曇らせが性癖の神が作ったんじゃないだろうなこの野郎。

そして残った三人への処遇をベアトリーチェは淡々と告げた。

あーっ!!こいつもう「敵」です!!
「世界の敵」として認識しちゃったからね!!
直接会った時には喋ってる最中に眉間をぶち抜いてやるから覚悟しとけよお前。

そしてアリウス生は残ったスクワッド残党の処分を始めたのだった・・・プロローグからピンチすぎるだろ。
負傷度合いがジョンウイック3冒頭じゃねーか。


事後処理

アリウススクワッドの皆が大変になっている裏で先生は再びトリニティにお呼ばれしていた。

お久しぶりですナギサ様!!
座ってばかりだからティーパーティーの中で一番ケツがデカいとかX(旧Twitter)で言った件については許してください!!靴でも足でも舐めますんで!!
そんな会場にはナギサ様以外にも二人の同伴者が。

歌住(うたずみ)サクラコ
蒼森(あおもり)ミネ

シスターフッドの首領であり「秘密主義と本人の威圧感が物凄いので夏イベでウイから「どんなことをしても口は割りませんよ・・・!!」って言われた女」ことサクラコ様と、「勝利モーションで盾を地面にめり込ませる救護騎士団の長」のミネ団長も同席していた。
何?決闘すんの?フィックスリリースしたら部屋消し飛ばない?

どうやら先生が呼び出された理由は「エデン条約以降の顛末と事後処理」について話し合うためだったのだがサクラコは「シスターフッドもこれからは政に積極的に参加する為」、ミネも「騎士団」の団長としての責務を果たすために話し合いに参加しているらしい。

ナギサ様の胃がとてつもないことになってそうなんですがそれは。
大丈夫?紅茶控えた方が良いよ?

そしてしれっと明かされたがミネ団長は「ヨハネ分派」なる派閥の首長でもあるらしい。そして四人でのエデン条約襲撃事件、もとい「アリウスによるトリニテイ&ゲヘナ転覆」の振り返りが始まるが、ここでサクラコから残された謎の提示が。

確かに、アリウスがあの現場で使役していたユスティナ聖徒会の複製体(ミメシス)、無尽蔵に生成可能なアレを用いればトリニティとゲヘナであっても崩壊にまで追い込めたはずだ。
つまり両陣営壊滅ではなく、あの場所に眠る「何か」を求めていた可能性がある。
そして二つ目の謎である、「アリウスは何を計画しているのか」
こちらに関しては、サクラコの調査で「古聖堂地下のカタコンベを利用してアリウス生達は移動している」という事実が判明した。

元々トリニティの地下にはカタコンベに関連する地下遺跡が点在しており、その膨大な量から全てを調査、統制は不可能であるとミネ団長は補足する。
カタコンベの規模も未だ完全に把握されておらず、自力でアリウス自治区を見つけることも非常に困難とされているらしい。

アズサの話では「任務の度に出口が記された地図を渡されていた」という事をナギサは本人から聞いたらしいのだが・・・ここでミネの様子がおかしなことになる。

あっ

あ・・・あの・・・ミネさん・・・?

胃痛キャラが定着してしまったナギサ様

ナギサが危うく「救護」されそうなところでサクラコがナギサのフォローに回る。「アズサは先生の担当している補習授業部のメンバーなので、仮に何かしら不当な扱いを受けたら先生が黙ってはいないだろう」と言う援護をしてくれた。

でもナギサの事を「血も涙もない残酷な方」って表現するのはフォローどころか後ろから刺しに行ってる体勢だよサクラコ。

「今回は」って付けるんじゃないよ

なんとかナギサへの誤解も晴れ、ミネは頭を下げたのだったが

(「こ・・・この女ッ・・・!!「震えて」いるッ・・・!!
「恐怖」しているッ・・・!!」)

ティーカップをガッタガタで持っていたナギサだったがなんとか冷静になり、補習授業部に背負わせてしまった責任の重さと自身の行いを重く反省するのだった・・・ティーパーティーの三人マジでメンタルケアした方が良いから!!むしろなんでエデン条約編までこの状態で保ててたのか先生は不思議なんだけど!!!

先生としてもこの事件はきっちり結末まで見届けたいからね、お仕
事でなくても協力するよ。

そしてカタコンベ調査にあたって、通路を把握しているアリウススクワッドのリーダーであるサオリに聞けば入口の発見は容易い。
だがプロローグであんなことになっているし消息を見つけるのは至難の業だろう。
と、ここでサクラコから入口を熟知しているのは「もう一人」いるのではないかとの発言が。そのもう一人とは・・・

Chu☆ティーパーティー内部崩壊させてごめん☆な女、聖園ミカ

サクラコの考えとしては「アリウスによるクーデターの際に内通しており、補給物資も渡していた」という記録がある以上無関係ではないのではないか?と言う物らしい。
ナギサは否定したいようだが、今現在トリニティ内で起きている
ミカへの糾弾と騒動もティーパーティー時代の振舞いから積もっていたようで・・・

ナギサも自身の襲撃をミカが計画していたり、色々あったが考えていることは決まっていたらしく

な、ナギちゃん・・・小姑ムーヴを反省して丸くなっちゃって・・・!!
先生ウルッと来たよ・・・!!
そして明日開かれる聴聞会に参加してミカの弁護を図ると宣言。
その回答に満足したのか、サクラコとミネの二人は退出していった。
それはそうとミカの弁護とかなんか難しい単語が色々飛び交ってたのでナギサにもうちょっと聞いてみよう。

そう思って問いかけたナギサから告げられた一言は、あまりにも突拍子のない物だった。

・・・えっ!?
何なの!?なんか疑いかけられた奴は退学って裏の校則があったりするの!?


犯した罪に向き合うという事


引き続きナギサからミカの現状とこれからの事についてのお話タイム。
どうやらエデン条約編3章までの行いから、ミカはホストである
パテル分派の追放をすでに行われており、明日の聴聞会で正式にティーパーティーの資剝奪が決定しているようだ。
アリウス分校との結託、そして他二名のティーパーティー襲撃を考えればまぁ妥当な処遇だとは考えに及ぶ。だがそれで終わらないのがトリニティ。

一部の暴徒化した連中が色々やっているようで

ミカ憎しで高まった不満により石投げだの所持品の焼却だの魔女狩りめいた様相に。なんだこれは・・・中世の集団ヒステリーか・・・?
正義実現委員会が沈静化を図ってはいるが、ミカは今やトリニティ共通の敵と言う認識が広まっているようだ。
だがナギサは「ミカは自身が払う以上の代償を払った、だから切り捨てずに弁護して退学だけは阻止したい」との胸の内を明かす。

だがミカの考えは異なるらしく・・・

明日の聴聞会を欠席しようと考えており、その態度から処遇を下す側の印象は確実に悪くなるという事だった。ナギサも説得を試みたが上手くいかず、セイアは意識が回復したといっても病み上がりのため安静にしなければならないらしい。そこで先生に白羽の矢が立った、と言うのが今回呼び出されたもう一つの理由でもあるらしい。

ナギサに別れを告げ、ミカの説得に行ってみよう。


正義実現委員会のモブちゃんが暴徒化したトリニティ生の対処に追われていた。元々ミカが好き勝手にふるまっていたこともあってか、一度点いた火は簡単には消えず

絶賛暴徒がミカの収容されている牢屋付近で暴れているらしかった・・・
なんか物凄いリアルな感じがして嫌っすねこの辺の描写・・・

暴徒化した生徒たちを横目にミカの待つ牢屋へと歩を進める。
久しぶりだねミカ!!なんか外が往年のゾンビ映画みたいになってたよ。
ファンサでもする?

えっ何!?あれか!?
「男女が密室に二人きり、何も起きないはずはなく・・・」って奴か!?
先生まだ心の準備が出来てないよ!!
と言うのは冗談で丁度礼拝の時間だったらしい。必ず参加しないとなのは宗教を重んじる学校らしいポイントだ。
良い曲だったね、なんて話を振ってはみるけれど

どうやらミカが聞いていたのはミカ自身のスキル名でもある
「kyrie eleison(キリエ・エレイソン)」だったご様子。本章のタイトルにも名前がある「キリエ」、これは主の略称をラテン文字表記した物なんだとか。歌詞は三行で構成されており、父と子と精霊へ「主よ、憐みたまえ」と祈りを捧げる物になっている。
ミカ的には「影も形もない物に縋ったところで悲惨なだけ」と微妙な評価を下しているが・・・あれだよ、人は何かに縋らないと生きていけないだけなんだよ。

えっ・・・良いんですか・・・?
CV:東山奈央さんの美声を先生だけに・・・?
サイリウムとか持ってきた方が良かった・・・?どうしよう楽しみすぎて変な汗出てきた・・・じゃなかった明日の聴聞会に出席するよう説得しなければ。

ミカはナギサのほかにも事後処理でサクラコとミネがいることも予想済みだったらしい。ナギサのストレスを心配していたが・・・そうね・・・
「治療」数秒前だったもんね・・・

(お労しや ナギ上…)

ミカ本人としても自身の立場と状況は十分理解しているようで、心配としては自分をナギサたちが庇うことで発生するティーパーティー全体の行き先が気になるようだ。そして自分がこの代償をすべて払わなきゃいけないとも考えているらしく

アーッ!!この馬鹿ミカ!!そんな風に精神ボロボロの状態で笑顔なんて見せるな!!そういう時は思いっきり泣いて飯食って風呂入って寝てりゃいいんだよ!!

本人としてもセイアに恨まれている、と思っているみたいで・・・あれ?
三章エピローグでセイアと楽しくおしゃべりしてなかったっけ・・・?

昏睡状態からは回復したものの、セイアの体調は安定しておらず最近では自室から出てこないこともあるようだ。
更にはすすり泣きが聞こえるという噂まで。
何・・・?セクシーセイアになって皆に申し訳ないとかそういう涙・・・?

ミカとしては自分を恨むこともかまわないが、そのせいでセイアが無理をしないかが気にかかる様子。
君たちマジでモモトークとか連絡先交換しときな?

とりあえずセイアの様子を見に行ってみよう。
そしてミカからセイアにちゃんと謝罪して明日の聴聞会に参加しよう!!

ここまで色々あったし、何より自分から諦めようとする人を見捨てておけなかった・・・みたいな感じだと思う。
何より顔が良い。声も良い。完璧すぎるから守るには十分な理由では?


お前のような美少女がそう簡単に泣くな!!可愛い顔が台無しになるだろうが!!

話の中でミカも明日の聴聞会に行く決断をしてくれたようだ。

よし、頼まれた!!


ミカとの会話を終え、セイアの待つ部屋へと足を運ぶ。
おじゃましまーす・・・

良かった、起きてはいたみたいで一安心。
顔が真っ青な辺りまだ本調子ではないみたいだが・・・ここ最近一気に冷え込んできたしセイアも気をつけなよ。

ど、どうした・・・?
治療と称して幻覚作用のあるお茶とかコーラルでもナマでキメたの・・・?

どうやらセイアは以前にもまして夢と現実の領域があいまいになっているらしく、過去現在未来の時間軸の認識がぐっちゃぐちゃになっているらしい。
「君たちには多分、明日の出来事だ」ってコト・・・!?
なんか開幕からシャダイめいた事になってきたが、大丈夫だ、問題ない。

どうやらセイアちゃんの「うきうき☆時間軸旅行!!(仮称)」によりなんかヤバイ情報を入手してしまったらしい。そして打ち明けられるのが先生だけだという事も。えっ興味あるね。聞かせて!!

・・・ハァ?


迫りくる「終焉」


いきなり「な、なんだってー!!」な事案をぶち込まれて動揺しております。そりゃ荒唐無稽と前置きするわ。
今まで学園の生徒を守る話だったのに世界滅亡シナリオ始まってんだもん。


セイアの話をベースに考えると、なんかヤバイ塔が世界をテクスチャ上に切り取って被せ、「黒い光」によってキヴォトスが滅ぶ・・・らしい。

そらこんな反応にもなる

そんな光景を見たもんだからセイアは一人で真実を追い求め、その為に明晰夢にダイブしまくった結果夢と現実の境目があいまいになったようだ。
コラ!!明晰夢は一日一時間ってお母さん言ったでしょ!!

とてつもなく危険な行為ではあるが、セイアの「直感」が夢の物体を危険視しているようで

ゲマトリアが黒幕・・・ねぇ・・・神秘を探求しようとしていた黒服とか「作品」を作ろうとしていたマエストロは犯人じゃなさそうか・・・?
そもそもあの面白仮装集団は自分と同じく外部から来たけどこの世界を知りたいって言ってただけだしその箱庭をぶち壊す理由が見つからない気が・・・

セイアの責任感の高さは分かったけど、一人で「理外」の相手に立ち向かうのはリスクが高すぎるし止めといたほうが良いって!!

そういう人知を超えた領域との戦いなら先生に任せなさい。
だって先生は「CONTROL」ってゲーム世界の経験者だから対外世界の戦術なら心得があるもの。それにミカも心配してたし・・・

セイアも覚悟を決めたようで、ミカと会って話をした上で明日の聴聞会に参加するという言葉を聞けた。
うんうん、出来ることからやっていくのが一番だよね。
そしてセイアと別れ、ナギサへミカとセイアも揃って聴聞会に参加することを伝えに行った。
そうと決まればシャーレに帰って休むとしよう。


一方、先生が去った後のセイアは眠りについていたらしく

あーっ!!セイアちゃん勝手にダイブしたどころじゃなくゲマトリアの集会のぞき見してる!!早く起きろ!!

ゲマトリアの木製マネキン芸術家、もといマエストロは「ベアトリーチェ」という人物に質問したいことがあるようで・・・

なんだこのオバサン!?(驚愕)

なんだこの・・・「頭部の目を狙えば弱点補正が乗ります」みたいな見た目の奴は・・・というかベアトリーチェって名前・・・自分がダンテだったら見捨ててさっさと天に上るぞこの野郎

どうやらマエストロはエデン条約編三章で契約したユスティナ複製体をベアトリーチェに勝手に使われたことを怒っている様子。

「作品」を勝手に使われた、と怒るマエストロに対してベアトリーチェは「あの現象はお前の所有物じゃないでしょ」とけん制。
なんかゲマトリア同士の中が悪くなってそうなんだけど良いのかこの雰囲気・・・?

ここでペロロジラ総力戦の時にもあったゴルゴンダ&デカルコマニーが登場。黒服たちの技術は借りるし有効活用するがお前たちの芸術に興味はない、と言う考えをゲマトリア加入前からベアトリーチェは主張していた様子だ。
なんだろう・・・「仲間内でワイワイやってて新人迎えたらその人のせいでメチャクチャ空気悪くなるサークル」を見せられている気分だ・・・

黒服も「仲間内で争う必要はないし、ベアトリーチェ自身がキヴォトスにアリウス自治区という領地を確保してる所が大事だよね」と切り出す。

ベアトリーチェは明確にこちらを「敵」と認識しているようだが他の四名は「先生は理解者になってくれるかもだから仲間に引き入れたいよね・・・」
ってスタンスのようだ。
どうしよう・・・そんな風に思ってくれてたんだったらお歳暮とか送るべきだったかな・・・?
まぁ先生も別世界のせいで半ゲマトリアみたいなもんなんですけどねウヘヘ

おい、どうすんだよこの空気・・・当事者でない先生でも空気悪いのわかるんだが・・・?
半ばドン引きしている四人を前にベアトリーチェは続ける。
自身の計画において、先生の介入によりすべてが狂ってしまう。
その変数たる先生を消せばすべて丸く収まる、と言うのが彼女の考えらしい。

あー・・・そういう事だったのね・・・アリウスを根城にしたのは自分の計画にぴったりだったからでそこに住む子供たちの事や憎悪や怒りはどうでも良かったって事か・・・

人を怒らせるのがずいぶん上手いね、天から唯一頂いた才能かなにかかな?この野郎。
更には残りのアリウススクワッドに「先生を消せば許す機会を与える」と言った命令まで下したらしい。
やることなすこと容赦ないね、でもそれでこそ正面から叩き潰すにはぴったりな悪役よ


セイアはセイアで今の今までゲマトリアの会議を見てしまってたからかベアトリーチェに気づかれてしまう。退避!!退避してください!!
なんとか現実に意識が戻ってきたセイア。
今までの謎がパズルのようにはまっていき、結論を出そうとしていた。

セイアの命が狙われ、エデン条約が決裂し、戦闘で皆が怪我をして、先生の命が危険にさらされた事のすべての始まりがあるとしたら、それはきっと

ミカ・・・ミカなのかぁ・・・

なんて思考を巡らせている間にミカがセイアの部屋へ登場。
マズいって!!疎い俺でも流石にこっからの展開読めるって!!

ミカはセイアが明晰夢で何を見たのかも知らずに世間話を切り出す。
だがセイアはそれどころではなく

なあ・・・やめろ・・・やめてくれって・・・その先を言ったらミカは・・・


ねぇ!!セイアちゃんの容体が急変してんだけど!!早く!!救護騎士団を!!

そしてミカの前でセイアの意識は薄れていき・・・


何処!?どこなの!?怖いよぉ!!

戸惑うセイアの精神世界にベアトリーチェが現れる。
ちなみに「バシリカ」っていう建築様式は初期のキリスト教の時代に作られたんですってよ奥さん。

ベアトリーチェは夢の中でも動けるようでおそらくセイアちゃんの首根っこを持ち上げているご様子。
現実世界で起きてたら多分エクソシストみたいな事になってる!!(急に浮く奴)

セイアは何とか聖堂のステンドグラスに目を向けるが

なんかレイドボスみたいな奴描かれてんな・・・そしてその目の前には

アツコォ!!アツコが案の定生贄になってるじゃねーか!!
ベアトリーチェお前本当に直接顔合わせる時になったら覚えとけよお前ほんまにマジで。

現実ではミカが泣いてるし色々一気に起こすな!!感情の整理がつかんのだ!!

薄れていく意識の中でセイアはミカへの謝罪と先生へ届くかもわからないメッセージを残すのだった・・・

こっちからアリウス乗り込んでアツコ奪還&ベアトリーチェボコりに行くからその願いは受け取れないよセイア・・・

魔女と報いと懺悔


再び場面転換、今度は先生側の視点である。
シャーレに直帰しようとしていたが端末にメッセージが来たので雨の中路地裏までやってきたのだが・・・人がいないなぁと思っていたらこちらに近づく足音が。

お・・・お前は・・・!!

イケメンお腹出しウーマンこと錠前(じょうまえ)サオリの姿が。
何してんだ雨の中腹出してたら風邪ひくぞお前。

サオリはゆっくりと銃をこちらに向けた。



そして


再び場面転換、先ほどのセイアの部屋へ戻る。
セイアちゃんはどうやら痙攣と血が止まらない状態であり、現場は大パニックの様相だ。
パニックを起こしているミカの耳にも外の声は入ってきており・・・

うわぁ・・・流石にこの状況下でのこの言葉は・・・
トリニティの体質と言うか環境がミカにとって優しくなさすぎる・・・
もうトリニティとかに転校しないか・・・?

そんなこんなで再び場面転換。

先生とサオリが雨の中びっしょびしょの場面へ。

サオリ・・・
サオリの話ではアツコがベアトリーチェに連れていかれた後、散り散りになり何とか逃げてきたようだ。
そしてアツコが明日ヤツの言う「儀式」で生贄になり命を落とすという事も。

元々アリウススクワッド達には「アツコを救いたければユスティナ聖徒会の力を手に入れ、トリニティとゲヘナを手中に収めろ」と言う命令を下されていたらしい。
だが三章で起きたように二つの学校が協力したことで計画は破綻、アツコは連れ去られ仲間とは散り散りに、と言うのが現状のサオリだ。

力なくいうサオリは「ヘイロー破壊爆弾」までも預けるという。
止めなさい!!万が一にでも誤爆したらどうすんだそんなもん!!

おう、そういう事ならさっさと仲間と合流してあのおばさん徹底的にボコりに行くぞ。

ミカの方は糾弾の声が大きくなり

これは流石に酷い・・・犯した罪以上の業を背負わせている・・・

ミカはセイアから告げられた「自分がアリウスに接触したことで先生を危険に晒している」と言う言葉を思い返し、自責の念に駆られている。

ミカ!!落ち着けって言う方が無理なんだけど落ち着け!!
メンタルが!!お前のメンタルが壊れそうな音を出している!!!

あ、あの・・・ミカさん・・・?

ヒエッ

ヒィッ!!コワイ!!ミカの目が座りすぎてるしBGMがノイズっぽいのかかっててコワイ!!DDLCのモニカみたいな「恐怖」を感じる・・・!!

お前・・・それは・・・それだけはやっちゃいけないことだ・・・!!

しかしその言葉はミカへ届かず

壁を素手でブチ壊し

聖園ミカは脱獄した。
セイアを、ナギサを、そして先生を傷つけたサオリに報い、自分と同じくらい大切なものを奪い取り報いを受けさせる為に。


そして再びの場面転換。未だビッショビショの先生とサオリへ戻る。

今は立場とかどうでもよいのでサオリの言う「彼女」の情報を聞き出そう。
「彼女」、もといベアトリーチェはアリウス自治区で活動している「大人」らしい。そしてアツコの儀式までのタイムリミットは夜明けまで、
つまりそれまでにアリウス自治区に乗り込んでベアトリーチェをボッコボコのかろうじて原型が分かるくらいにしてアツコをお姫様抱っこで救出すれば良いって事だな。イケるぞ。

助けるに決まってるだろ、「先生」なんだから。

とりあえずサオリから「ヘイローを破壊する爆弾」の起爆装置と爆弾本体も没収。起爆装置はとりあえず踏んだら壊れる強度だったので一安心だ。
この爆弾はとりあえずベアトリーチェ相手にした時の切り札にでも取っておこう。そうと決まれば他の二人と合流してアツコ救出に行くぞ!!
二人がいそうな場所だけ教えて!!迷うから!!

いきなり起爆装置を没収&破壊して仲間と合流に向かった先生を戸惑いながらもサオリは追いかけていくのだった・・・


理由なんて大したものはあんまりない。
何だったら一度銃を向けられた相手だし、助ける義理なんて普通は無いかもしれないし「時間軸メチャクチャじゃねーかお前のメインストーリー!!」とか言われたりするかもだけど、



あの子に、何かしてやれてないまま終わるのは嫌だって思ったから。


前編の感想


序盤から重すぎる。


ここ映画でやったらとてつもなく重くならん?画面右端辺りにアル社長配置して精神の安定を図らせてね頼むから。
しかもこんだけ書いてまだ7節。
これは・・・感想は3部作だな・・・?

さてここから先生とサオリ達アリウススクワッドはアツコを救い出せるのか、ミカとの行方は、そして明日朝の聴聞会に間に合うのか!!

と言う感じで次回を楽しみにして頂けたら幸いです。
サヨナラ!!



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