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マッキー脳🧠

歌詞の意味って?


先日、テレビで社会学者の古市憲寿さんが
2000年代のヒットソング、
とりわけ浜崎あゆみ小室哲哉の作る歌詞が面白い、
ということを解説して話していました。

古市憲寿さんがAyuのこと話すなんて意外と思ったのですが
とても興味深く面白かったです。


私もふと、好きな歌詞は・・・と考えたら
槇原敬之(以下マッキーにて失礼)の
「北風がこの街に雪を降らすー」
すぐに頭に浮かびました。
こんな蒸し暑い夏なのに 笑

でも、私すぐこの歌が出てくるんです。
なんか不安で落ち着かない時とか、
緊張している時に自分を冷静にさせる時とか。

なんでだろう?

https://youtu.be/OyYZENwHo0Q


マッキーの歌詞

マッキーの『北風〜君にとどきますように〜』が
世に出てきたとき私は小学生でした。
しかし一番たくさん聴いた時期は
長女を
里帰り出産するということで、地元秋田にいた時です。



12月の、今にも雪が降りそうな灰色の空の下
実家の愛犬アンディと
稲刈りもとっくに過ぎた何にも無い田んぼ道を
北風を聴きながら毎日散歩していました。

初めて迎える出産への不安と
久しぶりに過ごす田舎生活のストレス、
予定日を過ぎてるのに全然出てこない娘、
ボルデモートが出てきそうな日本海側特有の灰色の空、
ハッピー妊婦生活とはかけ離れた
イライラマックスな臨月でした 笑

自分の人生の中で
なかなか無いこのシチュエーションでの
毎日リピートで
マッキーの歌は私の体の一部になってしまったのかもしれません。

北風の歌詞のどの部分が?と言われるとよくわからないのですが
曲と合間って体に染み渡るんです。

マッキーの歌詞はどの曲も
情景が頭に浮かぶ描写が特徴です。

北風の最初に出てくる
小さなストーブ
というフレーズですぐに体を冬にトリップさせ
地元の秋田に飛んでいくんです。

北風がこの街に雪を降らす
そう、北風が雪を降らすんです。
さむーい強風が、茶色くなった枯葉を木々から剥ぎ取って
ピューピュー吹かすんです。
夕方の5時前にはもう真っ暗で
今夜は寒いなあって思ったら
外は静かになって
モサモサと夜にかけて雪が降るんです。

この後にマッキーは
雪が降ったことを君が気づいていないなら
伝えたいって言っているんです。

マッキー優しいなあ。
君のことが大好きなんだなあ。

マッキーの歌詞は本当に
感受性豊かで優しくてほっこりします。


『もう恋なんてしない』
の、
もしきみに
一つだけ強がりを言えるのなら
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対

なんて意地らしいんだろう。
相手への感情をぶつけたいところを
こんな言葉で表すなんて。

どの歌も
マッキーの優しさと純粋さと上品さが溢れていて
日本中の人から愛されているのがわかります。


最後に

上のYouTubeのコメント欄には
温かいメッセージがたくさん並んでいます。

他の曲もそうです。

見ているだけで涙が出てきそうです。

優しいマッキーだからファンも優しい人ばかりなんですね。

色んな意見もあるかもしれませんが、
私の気持ちとしては
もうマッキーの歌が聞けなくなるのは絶対嫌です。

マッキーだって今苦しいところだと思います。
でもその苦しさをまた歌にしてもらって
苦しんでいる人を温めて欲しいです。

マッキーの歌を楽しみにしています。
待っている人はたくさんいます。
ゆっくりでいいから戻ってきて欲しいな。

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