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離乳食!味覚の成長に欠かせないものは?

私は保育士を17年間しており、現在も保育士をしながら沢山の親子と関わり、子育てについて色々な相談を受けております。子育ての悩みは色々ありますが、「食事」に関して頭を抱えてしまうことは珍しくありません。子供の成長には何が重要で、どのように食べさせたらいいのか…考えれば考えるほど行き詰まりを感じてしまう方も多いでしょう。
今回は、赤ちゃんの発達に欠かせない栄養素と、その栄養素の与え方を説明していきます。


味覚の成長に欠かせない「亜鉛」

亜鉛も鉄に続き、生きていくのに欠かせない重要な要素です。亜鉛は身体中様々な部分に存在していて、およそ300種類以上の酵素の活性化に関わり、健康に過ごすために必要なたくさんの役割を果たしています。

そのなかから子どもの成長にとってなぜ亜鉛が大切なのか、離乳食の時期はなぜしっかり亜鉛を取らせないといけないのか、についてご説明します。

亜鉛の役割①:おいしさを感じる味覚をつくる
亜鉛は、味覚を司る舌の上の味蕾という場所にたくさん存在します。つまり亜鉛が足りなくなってくると味覚障害を起こし、おいしいと感じられなくなります。また亜鉛が足りなくなると腸の粘膜が萎縮し、消化を助ける体液の分泌が減少するなど腸の動きが鈍くなるため、食欲が減るともいわれています。

食欲がなくなる→亜鉛が豊富な食べ物をたくさん食べられない→亜鉛が足りなくなる、という悪循環を起こすのです。

「亜鉛は味覚や食欲に影響するため、好き嫌いの原因に亜鉛不足がありうる」と考えている論文もあります。

離乳食の時期は味覚を形成する時期だともいわれています。いろいろな食材を与えても、それを感じられる器官が発達していないと意味がありません。おいしいものをおいしいと感じられたら、食べることが楽しくなり、強い体を作ることにもつながります。単に味覚を育てること以上に、亜鉛は重要な栄養素なのです。

次回は、亜鉛の力についてご紹介します。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからもどんどん赤ちゃんや幼児期に必要な環境の整え方を保育士として沢山お話していきます。

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