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田中圭さんファンミ2022東京で嬉しかったこと。

※ファンミの内容に大きく触れるので、これから参加の方はご注意なさってください。

我が推し、田中圭さんのファンミが2022年7月にあった。これを書いているいま進行中で、7/1に東京で昼公演(1回目)、夜公演(2回目)があり、7/2も同じくで合計4回終了している。これから各週末を各都市回っていく。

私は1回目と2回目に参加した。

初回についてはまた別にnote書こうと思うけど、そのラストに初めて知ったことは、この流行り病が蔓延する中、実際に近くで主役を見ることは不可能だろうなと思っていた。しかし主役本人がお見送りをするから、規制退場に従ってくださいとのこと。この時点で感激した。主役にお見送りしてもらえるなんて。アナウンスに従って帰り道を進むと衣装からファンミ限定のTシャツに着替えた田中圭さんご本人がアクリルパネル越しに通路に立ち、手を振ってくれていた。もうここでうるうる。Tシャツもたまたまだけど私が買ってすぐ着たクスミSAXの色だった。圭くん、ファンミTシャツ着てくれないかな?って思ってたけど、ここできてくれるんだ!と。もううるうるしながら目一杯手を振るしかなかった。立ち止まらないでとのことだったから、結構前の人について早歩きしてたら結構突然出てきて、え!という感じで、慌てて手を振る感じだった。心の中でありがとう!と叫んでいた。

ファンミの企画の一つで、事前に箱に投稿した質問を読んで答えてくれるというのがあった。私は耳が聞こえないので、過去、彼が手話をする役をやっていたことを知っていたが、その舞台は見ていないので手話を覚えてくれているかな、見たいなというのがあって、質問に何か覚えていますか?と書いた(このノートのトップ画像はその一部で彼のキャラクターである「田中くん」が『楽しい』という手話をしてるものだった。拙いけど一生懸命書いた。でも当然ながら質問はたくさんあり、引いてもらうことはできなかった。

そして。2回目のファンミも終わり。お見送りの時。ファンミでいっぱい楽しませてくれた感謝の気持ちを伝えたいけどどうしたらいいだろうと考えた。紙やうちわは持っていない。感染防止で声は出さない方がいいだろうなって思った。そして思いついたのは手話で「ありがとう」ということ。覚えていないかもしれない。でも何かのわたしの気持ちは伝わるかもしれない!と「ありがとう」と圭くんの目を見て手話をした。すると一瞬、あ!という顔をして、歩いていくわたしの方を見ながら、綺麗な「ありがとう」を返してくれた。あれは意味をわかっているそれだった。「ありがとう」の手話は相撲の勝った力士の報奨金を受け取る時の手刀からくるとされ、左手のひらを下向けにしたところに、右手で手刀を切る仕草をする。この左手の向きが反対の上向きになっている手話学習者は多い。しかし圭くんはきちんとわたしの手話を読み取って完璧に返してきた。あの僅かな間に!疲れたその身体で反応してくれた!期せずして、わたしが一番みたかったもの、推しが手話で話すところ、を見ることができたのだった。「ありがとう」の手話の意味を覚えていたんだと思う。どんなにかわたしの心がうれしくなったことか!僅かコンマ数秒のひとときだと思うけどわたしに向けて返してくれたことが本当に嬉しく、天まで昇る想いだった。参加者は1000人くらいだったと聞く。その一人一人に誠実に対応してくれた我が推し。他にも色々反応してくれたことをSNSでたくさん見かけた。感染防止のため、立ち止まることなく進むファンへ返す、その反射神経とおもてなしの気持ちに、好きが更に増した瞬間だった。本当に嬉しかったです。ありがとう、田中圭さん。嬉し泣きしました。あの「ありがとう」は一生忘れません。

↓またまた拙いわたしのイラストけど「ありがとう」の手話はこんな感じにやります。

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