日本統治時代の台湾 祖母の住まいを探して

去年急に台湾に行って母親の住んでいた街を見てみたいと言い出した先輩（父）。
一生一度のお願いだよぅ、と（←そりゃそうだ。笑）
祖母が台湾の基隆生まれで、若い頃には台北に住み、終戦を迎えた事は聞いていましたが、私は北京に行ってしまったので何だか縁遠く感じていました。
台湾と日本の歴史は、台湾人の親友から聞いていましたし、とても親日な方が多いとも聞いていました（だから、日中関係が何かしらバランスを崩す度に、なぜ台湾に来ないのかと、心配通り越して怒りに変わる友人を、何故か私がなだめるという事もしばしば…w）
父は母を連れて台北見物に行きたかっただけだったようなのですが、せっかく行くなら祖母が住んでいたであろう地域位は見てきた方が良いのではないかと思い（一生に一度のお願いだし）、台湾の親友家琪に相談しつつ、Instagramでその事を書いてみたところ、なんとなんと台湾の情報発信をされているまさこさんからのご縁で日本統治時代台湾研究家の片倉佳史先生にご連絡頂くことに。
引き揚げ証明に残っていた住所や、家族が台北で、陸海軍指定の日本亭という料亭を経営していたという情報を頼りに資料を送って頂きました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️
台北ではなく桃園に住んでいる家琪が、必死で情報をまとめてくれ、土地勘のない私の代わりに当時の住所と現在の住所を一つ一つ付き合わせて調べてくれた結果、祖母の引き揚げ証明書に書いてあった場所が判明したのです。
しかも、まさかの家屋まで残っているという事が分かりました。
台湾はすごいです。その後発生したコロナウイルスで、デジタルによる管理の凄さを見せつけられましたが、100年程前に住んでいた日本人達の戸籍謄本などの記録も、役所に申請すればどこからでも見ることが出来るのだそうです。（私は去年そこまで知らずに、家屋だけ見てきました）


画像は実際の家屋です。両隣はビルになってしまっているにも関わらず、祖母の住んでいた家屋だけ木に覆われて残っていました。

その後、父は母と叔父夫妻の四人で台北へ向かいました。
あれから一年が経ち、その間に色んなことが起こり、やっと、ちょっと、これらに向き合える勇気をもらえたので、ここに少しずつ書ける事を書いておこうと思います。
https://Instagram.com/masako_asianbreeze さん
あの時は本当にありがとうございました✨💕
近々またご飯でも〜🙌

https://instagram.com/liliematsumine_official

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