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circle'24にいきました


野外の音楽フェスにはじめて行ったのは7年くらい前高校2年生のときだったかな?軽音学部に所属していた友達数人と、当時地元の茨城で開催されていたロックインジャパンに行った。 
開放感と人の熱気と強烈な日差し、お祭りみたいな雰囲気でクラクラするほど楽しかったのを覚えている。


もう10代の体力はないのと、聴く音楽のジャンルも緩やかに変わってきた。circleのような2・3個のステージで移動距離が少なく、演者のラインナップ的にターゲットの客層もある程度絞れているイベントは大変助かる。
あとなんといっても大好きな大貫妙子さんが出演するという情報が目に入った。ある日勢いでチケットを1枚とってしまい、あとから一緒に行く人を探したが見つからず、結局ひとりで東京から福岡に行くことにした。


当日会場に着くと絵に描いたような快晴で、ステージが燦々と太陽に照らされていた。思っていたよりも会場が広く、お客さんも多く活気があった。楽しい一日を予感してワクワクした。
方々から女の子たちの博多弁が聞こえて、かわいらしくて聞き入ってしまいそうになる。

1日を通して爽やかな気持ちで、アーティストもお客さんも楽しそうだった。
5月だが気温が27度ほどまであがり、日中かなり暑かった。
たまに吹く風がとても心地よくて、客席の地面は全部芝生で、青々として綺麗だった。
こんなロケーションでライブをしたらどんなに気持ちがいいだろうと思った。
再入場口の近くに海の中道公園の売店と休憩スペースもあり、ソフトクリームやかき氷を食べている人がたくさんいた。(私ももちろんソフトクリームを食べた)
太陽も全然手加減せずずっと照っていたので結構体力を消耗したけれど、帰り道の疲労感も1日の余韻を感じさせて嫌いになれなかった。
実は前乗りしていた前日、はじめての一人旅で夕食の時など若干の寂しさを感じていたのだけど、ライブを見ていたらすっかり忘れていた。circle、また来たい。


おまけ
アーティストごとの感想を少しだけ書く。ほとんど自分が忘れないため。特に好きだったり印象に残ったアーティストだけ。

折坂悠太
約2年前、秩父で行われたwind paradeで見た以来。そのときは重奏で、今回のbandの形態より大所帯で楽器が多かった。前回演奏が始まった瞬間から空気がガラッと変わり、森を引き連れてきた……と思ったけれど、今回は川のほとりにいるようだった。音数が減った分洗練されていて、基本的に穏やかで優しい印象の音だがミステリアスな感じなのは変わらなかった。あとまあまあ近くで表情まで見える距離だったのだけど、折坂悠太は汗というものをかかなさそうな雰囲気があった。なんであんなに涼しそうなんだろう、というのが一番印象に残っている、笑
さびしさを聴けて嬉しかった。

大貫妙子
今回のお目当てといっても過言ではない。恥ずかしながら現役で活躍されているのを知ったのはつい最近だった。SUNSHOWERとか死ぬほど聴いてるのに…。けれど今もライブをしていると知った瞬間どうしてもこの目で大貫妙子さんを見たくてたまらなくなった。憧れの人。しかも70歳でいらっしゃってステージで歌い続けているなんて、絶対に素敵な魅力が増してすごいことになっているのでは!?と思った。正直飛行機に乗って福岡まで飛ぶのを決めたのは大貫さんが出演するからというのも大きい。
リハのために舞台に出てきた大貫さんはビビッドなピンクのスカートをお召しになっていて、それが似合うこと似合うこと…リハ中客席に向かってたくさん話すアーティスト少ないと思うのだけど、大貫さんは「今日は、せっかく外で大きなステージなので少し派手な衣装にしてみました」みたいなことを言った。可愛すぎる…。さらに「これは…ギャルソンです。これも…コムデギャルソン。ギャルソンLOVEなので🫶」みたいなことを仰っていて、なーーーーんてチャーミングなんだ!?!?おしゃれだしとってもお似合いだし!?!?素敵すぎる!?!?とここで完全にハートを撃ち抜かれてしまい、私が今後激しく大貫妙子オタクになることが決定した。
ライブは、2年前の2022年にリリースした曲も、セカンドアルバムであるSUNSHOWER(1977年リリース)からも演奏してくれた。バックの楽器隊は若い方から白髪の素敵な方まで、男性陣が寡黙に大貫さんの歌を支えていて、グッときた。アレンジも全然古びた感じをさせないかつ年齢を重ねた落ち着きや遊び心が感じられてとっても素敵だった。
大貫さん、ぜひまたライブでお目にかかりたい…!

くるり
この日のトリでした。
さいこーーーーーーーーーーーーーーーー


おまけの文章量じゃなかったかも。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
circle、またいきたい!

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